毎日、新しく発行されるものだから、古い物は値打ちがほぼ無い、と思っている方も多いのではないでしょうか。私は先日、近所の店でマグカップを2つ購入した際に、店内で4分の1サイズに切られた3枚の古新聞で包み持ち帰りました。
私の住む東京からはだいぶ離れた、私にとってなじみのない地、岐阜で出されてる岐阜新聞の、2023年12月18日月曜日の分1面から6面、その上半分です。
1面トップ記事には、大きな見出しで「内閣支持率22% 最低 自民支持率26% 裏金疑惑で下落」と。4面の社説では、「もはや猶予は許されない 旧文通費見直し」と。非課税で何に使っても領収書のいらない「第二の歳費」である文書通信交通滞在費(これは旧称。現在は調査研究広報滞在費、とされている)が、不透明極まると問題視。確かにみんなで怒りの声を、もっと上げないといけません。
また、1面で新聞名が右上に書かれているその下には、12月18日が国際移住者デーであることも。知りませんでした。もっと暮らしやすいところへの移動を考えている人や、私もそれを考えている人のひとりですが、そんな人たちのことなどに関心を寄せる、いいきっかけになる日かもしれませんね。
そしてスキャンした写真にあるのは、街中を歩く普段着の若い女性がスマホを見ている、日本でもよくある光景ですが、彼女の肩にはなんと、自動小銃が。私にとっては衝撃を受ける写真でした。
元になる記事が載っていた4面では、その見出しとして「銃所持申請 奇襲後に急増 イスラエル 自衛意識高揚、規制も緩和」と。米国のように、銃の乱射事件がしょっちゅう起きる国にならないといいですが。
よそでのことを伝えてくれたり、新しい視点に気付かせてくれることが多いので、私は紙の新聞は好きです。応援のため、購読紙以外のものも、たまに買ったり、図書館で目を通したりしています。広く世界のことに、関心を持てるようにもなるので、おすすめだと言っていいですね。