五常の滝という、埼玉県にある、かわいい滝に行ってきました。バイクのツーリングでです。遠いむかし「五常」と名乗るお坊さんが修行したことから名付けられたそう。程良いサイズで、他の観光客も少なかったため、マイペースで楽しめました。マイナスイオンやフィトンチッドもいっぱい浴びた気がします。

 

 

 

山の中にあるため、歩いていても木々の木漏れ日が気持ちいいです。生えていたのは杉が多かったかな。

 

 

 

滝の下流にある小川は、こんな感じでした。程良いサイズ感。

 

 

 

苔好きにはたまらない、苔むす岩々の光景に興奮しました。何年どころか、何十年も前から生えている苔なのかもしれません。
 

 

 

下学上達の橋。案内表示には、次のように。身近なことを疎(おろそ)かにせず、日常生活の中から気付きや学びを得ることで、より深い真理にたどり着くことが出来る。

 

 

 

二宮金次郎の像。薪を運びながらの読書は、現代ならスマホの操作をしながら歩く人辺りかな。積小為大(小を積んで大を為す)、と台座には書かれていました。
 

 

 

サワガニの姿が中央に。体が赤いわけではないので、よく見ないと見つからないかもしれません。
 

 

 

苔むす岩に生えていた草の花に、偶然ハチが写っていました。花粉集めの作業中ですね。目を付けたということは、おいしいのでしょうか。
 

 

 

美しい緑色に輝くお腹の、トンボが岩にとまっていました。近寄ると逃げるので距離を保ったままズームで撮影しましたが、暗いのでシャッタースピードも遅く、さほどぶれずに撮るのは難しかったです。法隆寺の玉虫厨子も有名ですが、キラキラ輝く昆虫は目を引きますね。
 

 

 

切り株が苔に覆われていました。苔にしたら居心地がいい、特等席なのかもしれません。木が切られたあとの、歳月の流れを感じさせる切り株でした。

 



振り返ってみても、印象的な出会いが盛りだくさんの、思い出深いツーリングになりました。かなり満足できて、しあわせです。