クリムゾン・ピーク | 今日も映画馬鹿。

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今年に入ってからワタクシ的諸事情により

観てはいるのですが、映画の感想記事が滞っております。

ボチボチ短めに書ける範囲で消化はしていこうとは思っていますが・・・



と云うワケでやっと今年3本目の映画感想は、




ギレルモ・デル・トロ の新作で

ゴシックホラー調のミステリー・サスペンス



クリムゾン・ピーク
CRIMSON PEAK



 を観て来ました。













ギレルモ・デル・トロのこれでもかと云う映像美学が堪能できる一編。

黒を下敷きにして題名に絡む “ 深紅 ” を鮮烈に施す究極の色彩美に目を奪われます。





ミア・ワシコウスカ



トム・ヒドルストン



ジェシカ・チャステイン








曲者人気実力派三人を主演に据えて

二人の女優には本来は逆キャラの役柄を与えた配役の妙に

きっちりエグい模写も織り込み

やり過ぎと思える程の見事なセットの映画力でゴシックホラーを極めます。



なので本当なら非の打ち所がない作品と云うところなのですが、

明らかにヒッチコックのあの名作を模したストーリーに既視感が否めないのと

あまりにちゃんとし過ぎて今一歩突き抜けなかったのが残念でした。

とはいえ映画館のスクリーンで観る価値は十分にある作品です。



















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