オーストラリア製ゾンビ映画の秀作「 アンデッド 」の監督
マイケル & ピーター・スピエリッグ 兄弟 が
「 デイブレイカー 」に続き脚本も兼ね
イーサン・ホーク と再びタッグを組んだ
ハリウッド進出第2作目となる タイムトラベル・サスペンス
プリデスティネーション
PREDESTINATION
を観て来ました。
タイムトラベル系作品の御法度と云える
同一場面&同一人物対峙と云う禁じ手を
逆手に取って使いまくる超異色SF作品
つまり自分には、珠玉ご馳走映画でした。
イーサン・ホーク
時空移動の仕組みのカギを握る人物を演じています。
サラ・スヌーク
難役を見事に演じきった今後注目のオーストラリアの新生。
作品の特性上、内容に触れることが出来ませんが、
前半は、タイムスリップ作品の要素を感じさせない展開で???と思っていたら
ある次点からSF感を一気に加速させる構成にヒネリがあります。
緻密に練られたストーリーテリングに惑わされながら
散らばっていた点が線で結ばれる結論には唸りました。
マイケル & ピーター・スピエリッグ 兄弟監督の才気を強く感じさせる秀作です。