棺桶に閉じ込められたライアン・レイノルズだけを写して
94分を乗り切った異色シチュエーション・スリラー [リミット] の
ロドリゴ・コルテス監督が、
満を持して超能力を題材に描くミステリー・スリラー
レッド・ライト
RED LIGHTS
を観て来ました。
科学者のトム( キリアン・マーフィ)は、
恩師で物理学博士のマーガレット(シガーニー・ウィーヴァー)と共に
大学講師のかたわら、長年にわたり超能力者や超常現象の“嘘”を科学的論理的にあばいて来ました。
ある時、30年間沈黙を守り続けていた
伝説の超能力者サイモン・シルバー(ロバート・デ・ニーロ)が
復活すると云うニュースが世間を騒がせはじめます。
それと同時にトムとマーガレットの周りで不可解な現象が起こり出します。
マーガレットが過去の重責から拒否したために
トムは、ひとりでサイモン・シルバーの調査に乗り出します。
果たしてサイモン・シルバーは、本物の超能力者なのか?ペテン師の偽物なのか?
全体的にきっちり仕上がっています。
サイキックを扱いながら変な方向に行かないし
積み上げた伏線もラストでちゃんと回収して
クライマックスにはドンンデン返しが用意されています。
非常に真面目で優等生な作品とでも云いますか...
やることはシッカリこなしているけれど
今ひとつ...コレ!と云う決め手に欠けるのです。
期待が大き過ぎましたかねぇ(^▽^;)
けっしてツマラナイ映画では、ありませんので...念のために。