本日の日経平均は、前週末比448.71円値上がりの16862.47円



窓を開けてぶっ飛んだ日経平均は、当然の新高値更新ということですが、驚くべきは今日の売買代金。




今日の東証1部の売買代金は5兆4304億円だったそうですが、この水準はナントナントナントーー・・・、2013年5月23日に記録した5兆8376億円に次いで、歴代2位の数字!



2013年5月23日っていうのは、そう、黒田バズーカ第1弾の上昇を突然に打ち砕いた、あの大暴落の日です。



「よしっ、株でひと財産きっと築ける!きっとうまくいく。アベノミクスで日本は成長軌道に戻るんだ。だって、半年間でこんなにも株が上がったもの。トレードスキルもスッゴク上達したんだよ。だって、自分の資産がこんなに増えたもの。とうとう輝ける日本がやってきたんだよ。」って思ったかどうかわかりませんが、専業、兼業にかかわらず、株をやっている多くの人がすごくカンタンに利益を出せたあの時に、本当に突然やってきた暴落の、その日に記録した売買代金以来の数字・・・・・



何か、運命のようなものを感じる・・・・



あの暴落の日と同じスタートラインに戻って、ここから再生が始まるという神の啓示なのか・・・?


それとも、記録が抜けなかったのは、ここから再度暴落するという悪魔の予告なのか・・・?




・・・・ってことで、今日はあまりの売買の量に、システムが付いていけてませんでしたね。




きゅーたの使っているツールでは、ハイパーSBIが特にひどかったですが、kabuステーションもチャートが出なくなったり、マネックストレーダーも動きがおかしくなったりしてました。


ネットストックは今日つかわなかったのでわかりませんが、なぜかMarket Speedだけが、あまりいつもと違いを感じなかったですね。


きゅーた的にはマケスピって一番使いにくいのですが、一番丈夫なのだろうか??





ということで、今日のトレードですが・・・・



新規信用買い持越しは、静岡銀行(8355)、藤田観光(9722)、ジャパンリアルエステイト(8952)、高松G(1762)

持越し合計、19銘柄


新規カラ売りは、なし

持越し合計、0銘柄



+263 くらい




結果的には、朝に信用の持越しを一旦全部売ってそのままにしておけばよかったねーってことですが、アイフル(8515)とかアコム(8572)とか新生銀行(8303)とか住友不動産(8830)とか他にも数銘柄、売った後下げてきたので再度買いに入ったら、さらに下げてきて評価損で持越しってのが多い。



しかも最初の売りが寄付の高いところではなくて、10時以降くらいの垂れてきたところからなので、利益も大幅に削ってしまったのが痛いっす。



9時台はトレードツールの動きが悪く、実際に何回も決済売りの発注できなかったりしたんだけど、本気で売るつもりならばweb画面で売れば良かっただけなので、これは全くの自業自得。

CMEの値が頭に残って様子を見てしまった自分の判断ミスで、折角大量に買いを持ち越したのに、滅多にない大儲けのチャンスを生かせなかったのが痛いですね。




まあ、普通で考えると最近では最高の利益ではあるし、今日が天井ってこともないと思うし、結果的に利益を削ることになっても、持ち越すのがスインガー魂なので、良しとしよう。  

・・・クッ、ホントウニ、シッパイシタ



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さて、黒田バズーカ第2弾炸裂で、週末金曜日には6年ぶりの強烈な上げ幅で、7年ぶりの株価水準まで一気にぶっ飛んだ日経平均。



ほんの2~3週間前まで、IMFによる世界経済の下方修正、ヨーロッパ各国や中国を中心に予想を次々と下回った経済指標、QE3終了後の投機マネー収縮、消費増税後の個人消費の落ち込みと更なる税率アップへの不安、エボラ出血熱の感染拡大による世界景気への影響等、不安材料が毎日のように新聞の紙面で踊るなかで、日経平均の底割れムードまでただよっていたのがウソのようです。




今回の追加緩和により、これらを含めたさまざまな問題が解決するのかといえば、もちろんそういうものでもないわけですが、少なくとも「本当の意味での景気回復は幻想でしかなく、アベノミクスはすでに失敗に終わっているのだよ!」というムードに対しては、「実は、方法はまだイロイロとあるのかもよ。あきらめるのは早いんじゃない?」っていう期待?・・・・少なくとも、悲観的な結論の先送りには見事に成功したし、これにより短期的には日本株を極端に売り込むことは、できなくなったように思えます。




世界中の株価が黒田バズーカ第2弾の影響で上昇したことからも、意味は非常に大きかったといえます。





このような中で、明日からの相場に対する戦略っていうか、対策でも立てようかなって思っている次第ですが・・・・・




相場格言で“二日新甫は荒れる”ってのがありますが、11月は“四日新甫”で始まりますね。


この格言は、“その月が荒れる”という意味と、“その日が荒れる”という二つの意味で使われますが、11月が荒れるかどうかは別にして、少なくともナイトの先物やCMEの結果から考えると、明日が大幅なGUで始まることは間違いないとして、寄付きの買い一巡後に“荒れる”可能性はありますよね。




寄付きを買って、もしも大陰線で引けたりしたら、週末のあの喜びが、大きな落胆に変わってしまうので、前回のバズーカの時の動きを検証してみようと思います。





前回は、昨年4/4(木)に行なわれた黒田日銀総裁就任後初の金融政策決定会合での決定事項として、“量的、質的の両面からの大胆な金融緩和(黒田バズーカ)”を、会合終了後に記者会見で発表。



①4/3(水)の日経平均は12362円。翌、4/4(木)の日経平均は、前日比▲174円の12188円で寄り付いた後さらに売られて、一時▲287円の12075.円まで下落していたのですが、“異次元緩和”とも言われたこの発表内容を好感して一転して急騰、②終値は前日比で272円値上がりの12634円で高値引けと、一日で559円もの値幅の急上昇となりました。


③翌日の4/5(金)は、前日比246円値上がりの12880円で寄り付いた後、さらに大幅上昇して、高値は前日比591円値上がりの13225円まであったのですが、週末ということもあって急速な上昇に警戒感が高まり手じまい売りがでて失速、④終値は前日比199円値上がりの12833円で、寄付よりも安く終了しました。



しかしながら、翌週からは再度非常に強い動きとなり、⑤発表の1週間後である4/11(木)の終値は13549円と堅調に上昇、その後も1ヶ月あまり非常に順調に上昇を続けたものの、引値ベースでは⑥5/22(水)の終値15627円が大天井となりました。



翌5/23(木)はGUの15739円で寄付いてさらに上昇、前場に15942円の高値を付けた後、明確な理由もなく突然に急落し、リバウンドも全くないままに安値引けとなった終値は14483円。

なんと前日比▲1144円もの歴史的な大暴落となり、当日高値と比較して▲1459円という驚異の値幅の下落でした。



この日を境に相場は完全に下落トレンドに転換、多くの投資家の悲鳴とともに下落し続けた相場が底を打ったのは、営業日にして高値の5/22から16日目の6/13(木)であり、その日の終値は12445円。


高値の5/22の終値と比較して、率にして▲20%強、値幅で▲3182円という強烈な下落でした・・・・



・・・・ってことで、上記文章中の①は、バズーカ前日の4/3終値、②は、バズーカ当日の4/4終値、③バズーカ翌日の4/5寄付き値、④同日終値、⑤バズーカから1週間後の4/11終値、⑥日経平均の歴史的大暴落となった5/23の前日の5/22の終値で、見てみようと思います。



ただし・・・・、当然のことながら前回との環境の違いを加味する必要があるので、思い浮かぶこととして・・・・



前回よりも有利そうな点


・当時は裁定買い残高が増加傾向かつ高水準(3兆3800億円程度で、当時としては5年弱ぶりの水準)であったのに対して、今回は急低下中で、直近でも最低水準(2兆4700億円程度で今年最低水準)と需給環境は今回が明確に有利。


・カラ売りは過去最高水準とも言われており、これも需給に好影響。


・GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の株式運用枠拡大は、需給に圧倒的なインパクト。


・金融緩和の象徴的業種である不動産関係や倉庫といった、本来上昇しやすいセクターについて、前回はアベノミクススタートから半年間上がり続けて非常に高値であったが、今回はどちらかというと不人気業種であったため水準が低いという傾向が顕著にみられるので、本命が出遅れており修正されやすい。


・また、証券、銀行、その他金融銘柄の一部にも、その傾向が見られる。


・前回と比較して、量的にも質的にも緩和内容のボリュームが大幅にアップしている。




前回よりも不利そうな点


・今回は消費増税の悪影響が顕在化しているうえに、追加増税決定の可能性も非常に高い。


・アメリカのQE3終了により、投機資金が確実に減少する。


・アメリカ以外の国の多くは景気が明らかに鈍化しており、その影響で日本の輸出に急ブレーキがかかる可能性がある。


・日本の景気は減速傾向が顕著であり、景気回復への夢のあった前回と比較して、マインドが明らかに悪化している。


・安倍内閣で閣僚の問題が頻発し、政治不信が高まっている。




どちらともいえない点


・前回はアベノミクスに対する期待が高く、相場は上昇トレンドのなかで2段ロケットが発射したようなイメージであったが、今回は期待がはげつつありトレンドも上方向とは言えない状況。ただし、それだけにリバウンド余地も大きいとも考えられるので、中立的といえる。



・なんとなく、前回と比べてアベノミクスそのものに世間の興味というか、過熱感がないことが、良いような気もするし悪いような気もする。



・・・って言ったところでしょうかねー。つまり、需給は好転、景気は悪化が進行の綱引きって感じです。




まあ、実際はまだまだあるのでしょうが、この辺りを念頭入れたうえで、金融緩和の代表的銘柄として、三菱UFJ(8306)、野村HD(8604)、三井不動産(8801)、アイフル(8515)、オリックス(8591)と、REITの日本リテールファンド(8953)あたりで検証してみると・・・





あ、なんか長くなったのでさっきのをもう一回書いておきますね。


①バズーカ前日の4/3終値、②バズーカ当日の4/4終値、③バズーカ翌日の4/5寄付き値、④同日終値、⑤バズーカから1週間後の4/11終値、⑥日経平均の歴史的大暴落となった5/23の前日の5/22の終値ということで、検証です。



三菱UFJ(8306)

①548  ②578  ③640  ④607  ⑤672  ⑥699

うーん・・・、これを見る限り③のところ(つまり今回ならば明日の寄付)で売るのも一つの手なのかもしれませんが、意外に動かず面白くなかったといえますね。ちなみに終値ベースでの最高値は5/15の732でした。



野村HD(8604)

①560  ②579  ③609  ④602  ⑤760  ⑥956

これは、最初は静かでしたが、しばらく引っ張って持った方が圧倒的にパフォーマンスが上がっていますね。ちなみに終値ベースの最高値は5/20の969でした。



三井不動産(8801)

①2718 ②2930 ③3430 ④3310 ⑤3460 ⑥3270

・・・・う。あくまでも前回ですが、③のところ(今回ならば明日の寄付)で売るのが絶対に良かったですね。上記の“前回よりも有利そうな点”に書いたように、不動産は前回はすでに高値まで買い上げられていたってことが主因と考えられるので、今回は違うとは思いますが・・・。ちなみに終値ベースの最高値は4/12の3600でした。



アイフル(8515)

①627  ②727  ③800  ④771  ⑤859  ⑥1195

日々でも相当の上下があり、短期で噴き値売りの押し目買いに徹して付かず離れずでいくのか、あるいはガチホがよかったですね。終値ベースの最高値は5/13の1476でした。



オリックス(8591)

①1165 ②1213 ③1453 ④1393 ⑤1479 ⑥1614

アイフルと似た対応でよいと思いますが、比較すると乱高下がより少なかったので、握りしめていた方がより良かったようです。終値ベースの最高値は5/17の1638でした。



日本リテールF(8953)

①216300②223100③233100④245000⑤228600⑥214600

リートも不動産同様に、それまでの半年間上がりっ放しだったので、金融緩和への反応は非常に乏しかったです。終値ベースでの最高値は4/5の245000ということで、今回でいえば明日の終値をその後に抜くことはなかったということです。




前回のバズーカ後に関しては、本来は本命であるはずの不動産やREITがもうからなかった印象があったのですが、上記以外の銘柄もいろいろと検証してみたところ、軽量級の銘柄の短期勝負以外は、本当に儲かってないですね。


リターンリバーサル効果がもろにあらわれて、直近で大幅に上昇していたことがこれらの業種の不振の主因と考えられるので、今回は当てはまらないように思いますが「必ず上昇するはず!」っていう思い込みは、持たない方が良いのかもしれません。


また、直近で上昇している業種が頭打ちになるのだとすれば、空運、食料品、水産・農林、医薬品あたりのパフォーマンスが悪化するのかもしれません・・・・


また、緩和策の内容から考えると、GPX400組み入れ銘柄から選択すべきだし、今回はREITも外せないように思います。


需給で考えると、踏み上げの可能性がある好取組銘柄も良さそうだし・・・・・



うーん・・・、ムツカシイ・・・




ちなみに、きゅーたが金曜日に信用で買って持ち越した緩和関連は、8306、8411、8303、8304、8508、8515、8518、8519、8572、8591、8424、8604、8613、8801、8830、8892、3250、3254、3284、9301、9302、3281、8975、8953と、ろくに調べもせずに思いつくままに買って、逆に今まで持ち越していた新興市場系の銘柄の多くを決済したので、銘柄が大幅に入れ替わってしまったのですが、やりすぎ感が強いので、明日はどう整理をつけるか思案中です。



前回は、異次元緩和発表から高値までは31営業日で、そこから底打ちまでは16営業日。



今回に当てはめれば、高値は12/17頃となりますが・・・、さて、どうなるでしょうか?



しっかし、専業になってからは長文を書くこともあまりないので、なんか疲れた・・・。ふう。

明日の相場、上手くいきますように・・・・・



いつも、アリガトウございます!

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本日の日経平均は、前日比755.56円値上がりの16413.76円。




日経新聞朝刊の1面を飾ったGRIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の株式運用引上げ見通しに、昨晩の欧米市場の強さという支援も加わって、朝から買い先行で始まり、時間の経過とともに株価水準を切り上げていったのですが、後場に入ってから日銀の金融政策決定会合で追加金融緩和が決定したという超サプライズニュースが伝わって、新規ロングとともに、たまりにたまったショート筋の強烈なアンワインドを巻き込んで、株高と円安が一気に、まさに一気に起きました。




東証1部の出来高は40億1278万株で、売買代金は4兆1982億円という最近は全く見たことがない驚異のボリュームであり、しかも今日の終値は、2007年11月2日の16517.48円以来7年ぶりの水準であり、一日の上げ幅は2008年10月30日に記録した817.86円以来、6年ぶりのことだったらしい・・・・




今回の日銀の追加金融緩和について、口先では「ひょっとすると、今回は追加緩和があるかもよー。」なんて言う人もいたかもしれませんが、この方面の専門家や識者を含めてほとんどの人が、本気ではそんな予想していなかったのであろうと思います。


というのは、今まで黒田日銀総裁って、2%の物価目標の達成は十分可能で景気は回復傾向って、直近の国会答弁でも言っていたわけで、だからこそ真にサプライズであったわけですね。




投資の多くを歴史に学ぶとすれば、QE1(量的金融緩和第1弾)終了後にNYダウが15%近く下落して世界中の株がそれに追随し、QE2(量的金融緩和第2弾)終了後にはNYダウは19%を超える下落で同じく世界中が暴落した事実を前にして、今回のQE3(量的金融緩和第3弾)終了後に、「今回は今までと違って、株は下げない!」と考える方が無理があるように思うので、QE3終了を間近にしてショートがたまる素地は十二分にあったわけです。



ところが、実際には昨晩のNY市場は下げなかったわけで、その時点で「ん・・・?今回は何か違うぞ。」と考える余地がなかったわけではないのですが、まさか日銀が追加緩和をするとはねー・・・・



QE3は今晩で終了するわけで、その日に日本は追加緩和の発表。


アメリカが利上げ方向に舵を切ったともいえる日に、日本は金融緩和を発表って、そりゃ円安になるでしょ。タイミングが見事すぎますよね。



まあ、これで消費税の10%は決定したようにも思うので、景気に対して痛しかゆしのところはあるにしても、当分の間、株式については弱気で考えることが不可能になったように、今は思いますね。





さて、今日のトレードですが・・・・・



新規信用買い持越しは、不動産、その他金融、倉庫、銀行、証券、リートをイロイロ・・・・

持越し合計28銘柄



新規カラ売り持越しは、なし

持越し合計0銘柄



+107 くらい



金融緩和のニュースが伝わってすぐに、ヘッジでカラ売っていた指標系のETFや個別銘柄を、指値ではおいて行かれると思ったので全部成り行きで買い戻し・・・


そのまますぐに思いつくままに金融緩和で動きそうな銘柄をイロイロ買ったのと、買いで持ち越してる分の上昇で、なんとかプラス圏に浮上できました。




カラ売りの買い戻しの直撃弾は、後で計算するとマイナス290にもなっていたけれど、躊躇せずに決済して本当に助かった・・・




直近は目線が下であったため、ヘッジのために日経平均ブル2倍等、指標系ETFのカラ売りを高水準に保有していたので、大幅にマイナスになっても決しておかしくはなかったのですが、この歴史的な上昇の日にマイナスにならずにプラスで終われたことに、心から感謝しよう・・・



しかし、疲れた・・・・




いつも、アリガトウございます。

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