●エンジンとモーター
★1872年
天王星 蟹座 29.97
1873年: 直流電動機: ゼノブ・グラム
1873年、ゼノブ・グラムはウィーン万博で、彼のダイナモに偶然別のダイナモを接続して発電したところ、軸が回転し始めたのを発見した。これが世界初の電動機というわけではないが、実用的な電動機としては世界初の1つだった。
1874年: 路面電車(便宜上「電車」となっているが電車ではない): Stephen Dudle Field
★1829年
天王星 水瓶座 1.11
1826年: 内燃機関: サミュエル・モーリー
内燃機関とは、シリンダーなど機関内においてガソリンなどの燃料を燃焼させ、それによって発生した燃焼ガスを用いて直接に機械仕事を得る原動機をいう。
1829年: 蒸気機関車ロケット号: ジョージ・スチーブンソン
ロケット号とは、ロバート・スチーブンソン が設計した蒸気機関車である。世界初の旅客鉄道であるリバプール・アンド・マンチェスター鉄道の機関車で、最高速度は時速46.6kmであった。
1832年: 電動機: ウィリアム・スタージャン
電動機とは、電気エネルギーを力学的エネルギーに変換する電力機器、原動機の総称。モーター、電気モーターとも呼ばれる。
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●力織機
★1788年
天王星 蟹座 28.92
1785年: 力織機: エドモンド・カートライト
力織機(りきしょっき)とは、機械動力式の織機のことである。
力織機はそれまでの手織機に代わって織物生産の主役となり、蒸気機関を動力とする力織機は産業革命を主導した。
★1745年
天王星 水瓶座 0.05
1733年: 飛び杼: ジョン・ケイ
天王星 射手座 12.25
1764年: ジェニー紡績機: ジェームズ・ハーグリーブス
天王星 牡羊座 13.24
飛び杼とジェニー紡績機の間に何か発明されてそうだが調べても分からず。
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●懐中時計とクロノメーター
★1704年
天王星 蟹座 27.84
1707年、シリー諸島で英国の軍艦4隻が座礁し、2,000名近くの死亡者を出すという事故が起こった。英国では、この事故が起きたのは航海中の経度が正しく測定できなかったからだとする見方が広まり、経度を求める動きがいっそう活発化した。
1714年、ジェレミー・サッカーは、自分が考案したクロノメーターを使えば、他のどの時計よりも正確に経度を求めることができると述べた。
天王星 乙女座 16.47
★1661年
天王星 山羊座 28.97
1657年: 振り子時計: クリスティアーン・ホイヘンス
1654年、ロバート・フックはひげゼンマイの研究を行い、それが振り子と同じく一定周期で振動することを発見し、
1675年、ホイヘンスはこの原理を利用した懐中時計を開発した。
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●鉛筆と計算機
★1621年
天王星 獅子座 1.56
1620年: 計算尺: ウィリアム・オートレッド
計算尺(けいさんじゃく)とは対数の原理を利用したアナログ式の計算用具である。
1623年: 機械式計算機: ヴィルヘルム・シッカート
機械式計算機は、歯車などの機械要素により計算を行う計算機である。
★1578年
天王星 水瓶座 1.72
1565年: 鉛筆: コンラート・ゲスナー
天王星 射手座 10.03
16世紀の終わりには、イギリスのボローデールでカンバーランド黒鉛鉱が発見され、鉛筆が作られるようになった。
1595年
天王星 牡羊座 7.12
Φ起点である水瓶座でなく、その前後射手座や牡羊座辺りで発明がなされるのは1745年の水瓶座イングレスに似ている。
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●大航海時代
★1537年
天王星 獅子座 0.42
1532年
フランシスコ・ピサロ、ペルー征服。
★1494年
天王星 水瓶座 0.72
1490年 – 1492年: 地球儀: マルティン・ベハイム
1498年
ヴァスコ・ダ・ガマがインドのカリカット(コーリコード)に到達。
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●大航海時代への助走
★1453年
天王星 蟹座 29.31
1450年代: アルファベットの活字を使った活版印刷: ヨハネス・グーテンベルク
15世紀、モンゴル帝国が衰退すると、強力な官僚機構と軍事機構をもったオスマン帝国が1453年ビザンツ帝国を滅ぼし、イタリア諸都市国家の連合艦隊にも勝利して地中海の制海権を獲得した。
東西の中間に楔を打つオスマン朝は、地中海交易を支配し高い関税をかけた。
旧来の経済秩序が激変し、新たな交易ルートの開拓がヨーロッパに渇望されるようになる。
★1410年
天王星 山羊座 29.72
1405年 – 1433年: 宝船: 鄭和
中国の明代には、鄭和が東南アジアからアフリカ東海岸への大航海を行った。
1415年
エンリケ航海王子、セウタを攻略。
天王星 水瓶座 18.82
いち早くレコンキスタを達成したポルトガルは北アフリカへの侵略を確固とし1415年、ジョアン1世のとき命を受けた3人の王子が北西アフリカのセウタを攻略した。
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●火薬と火器(ヨーロッパ)
★1370年
獅子座2度
1378年にはニュルンベルクにおいて初めて作硝丘(糞尿などをかけて硝石を人工的に生産する施設)が作られ、これがヨーロッパ諸国に伝わってある程度の硝石生産は可能になったが、増加する火薬の需要にはとても追いつかず、硝石の生産量が火薬生産のボトルネックとなる状況が数百年続いた。
★1325年
山羊座25
西欧世界で現存する最古の火砲的な物の記録図は、14世紀(1326年)。イギリスのスコラ学者 Walter de Milemete の手稿にあるスケッチには、細長い矢のような物を打ち出す砲のようなものが描かれている。ただし、これは実際に作られたかどうかも、実戦で使われたかどうかも不明である。
火薬による兵器、すなわち銃と砲はオスマン帝国やヨーロッパ諸国の戦闘を激変させるとともに、ヨーロッパ世界やイスラム世界がそのほかの地域を征服することに大きな力を発揮した。
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火薬や火器は別のタイミングで主に中国で発明されたが、ヨーロッパに普及する切っ掛けは上記の年代だと思われる。
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天王星の水瓶座・獅子座イングレスはおおむね何らかの発明をもたらしたようだ。
大別すると①兵器(火薬や火器、爆撃機)、②移動手段の動力(航海術やエンジン)、③計算機(時計やクロノメーター、コンピュータ)の三種類あるようだ。
頭で考え、足で動き、拳で殴る。
より深く思考し、より遠くへより速く移動し、より強く破壊する。
単純化すると科学技術の目的はこの三種類であり、その進化の欲求は原始時代の狩りと変わらない。
それは宇宙由来の未確認飛行物体とて同じだろう。
その搭乗員が生命体でなくAIなら尚更だ。
そこに高尚な精神性、つまり生死の概念はない。
科学技術に死後の世界の探求と言うテーマはない。
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①火器、②大航海時代②、③計算機③、②産業革命②→①大量破壊兵器③コンピュータ。
順番的に次は②の移動手段であり、新たな動力が発明され、宇宙への航行が一般化するのか?
2080年
天王星 水瓶座 0.48
2123年
天王星 蟹座 28.69
百年後には宇宙旅行が実現しているかもしれない。
今生きてる人間は皆死んでるだろうが。
我々が知ることができるのは2040年前後のシンギュラリティまでだろう。
どこまでも発展を続ける科学技術の未来を思うとワクワクするが、人の寿命はそこまで保たない。