ロシアでも海王星の救国済民作用は表れている。
Wikipediaより引用。
1991年にソビエト連邦が崩壊し、ロシア連邦が成立すると、エリツィンの方針に伴い社会主義から資本主義へと国家体制の移行が進められた。その過程で莫大な富を手にしたオリガルヒと呼ばれる新興財閥が多数誕生した。しかし、資本主義化はハイパーインフレーションを引き起こし、国民は貧困と物不足にあえいだ。
エリツィン再選にはオリガルヒ達の力によるものが大きかった。そして、エリツィン政権二期目では、オリガルヒの発言力が増し、政治腐敗が蔓延していった。
⭕️1998年。海王星水瓶座イングレス
ロシア財政危機または、ロシア金融危機とは、ロシアの財政・金融危機である。1998年の危機ではロシアの財政が悪化したところへアジア通貨危機の余波も受けて債務不履行(デフォルト)が発生した。
1999年末日、エリツィンは電撃的に大統領辞任を表明。大統領代行にウラジーミル・プーチンが就任した。
元KGBのウラジーミル・プーチンは、2000年3月の大統領選挙に勝利し、正式に大統領に就任した。
プーチンは、「強いロシア」を標榜し中央集権化及び法による独裁を強靱に進めた。また、国家資産を半ば私物化していたオリガルヒの制圧に乗り出し、ロシアの国益にかなう企業のみを国有化ないし政府の人間を企業の役員に加えることで国のコントロール下に置いた。
⭕️2012年。海王星魚座イングレス
2012年ロシア大統領選挙は、2012年3月4日に行われたロシア連邦の大統領選挙である。
選挙の結果、前大統領のウラジーミル・プーチン首相が6割を超す得票率で当選を決めた。
プーチンは2014年3月にウクライナの政変に伴いクリミア自治共和国に軍事介入し、同国を支配下に治めた。
2022年2月24日、ロシアはウクライナを侵略した。
2024年ロシア大統領選挙ではプーチンが5選された。
⭕️2025年。海王星牡羊座イングレス
_______________
海王星水瓶座時代はオリガルヒ退治。
海王星魚座時代はクリミア併合からのウクライナ侵攻。
これらは西側の価値観では蛮行と見なされるが、ロシアの立場からすれば救国済民の倒幕運動だと思われる。
海王星イングレスに連動してプーチン政権が誕生しており、ロシアにおいてはプーチンが倒幕の担い手である雄藩なのだろうか?
その場合の幕府はオリガルヒやゼレンスキーなど資本主義に傾倒する獅子身中の虫だろうか?
それともプーチン自体が倒されるべき幕府なのだろうか?
しかしロシア国内で対プーチン倒幕運動が加熱する気配はなく、海王星の標的は別の何かな印象がある。
いずれにせよ1998年から始まった海王星が導く救国済民のムーブメントは牡羊座イングレスにより激化すると考えられる。
各国の倒幕運動が同時に火花を散らすので、利害が背反すれば戦争になる。
第三次世界大戦は回避していただきたいが、トランプの対露宥和政策が吉と出るか凶と出るか。