占いに実利を求める浅ましさ | 運命ハック

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オリジナル占術を幾つか編み出しましたので、それを用いて不定期に占っていきます。

例えば地震株価アスペクトの知識に触れてもそれに価値を認められない人間がいる。


正確な株価下落の日時を教えてくれないと売買の役に立たないと文句を言う。

ピタリと当てないなら法則じゃない。
そんなものは単なる予想だ、ギャンブルだ、と。

私が言ってるのはそういうことではない。
私は春に桜が咲く、秋に名月が出ると言っている。

それを何月何日に桜が咲くか分からないと旅行の予定が立たない。

当てずっぽうで旅行して桜が咲いてなかったら嫌だと不平を言う人間に春に桜が咲く神秘やロマンは分からない。



春に桜が咲くのは春の気候、気温や湿度、朝晩の寒暖差など精妙な条件が重なって起こる。
それを開花予想といって気象予報士が毎年予想を立てるわけだが、それは確かに予想だ。
桜がいつ咲くかの正確な法則なんてない。

しかし春には桜が咲く。
それは自然の摂理であり、自明の法則だ。

それを万人が了承するのは万人が春を春と感じ、その目で桜が咲くのを見たからだ。

一方、木星と土星の特定の角度など人間の五感では感知できない。
占星術師も数字上そうなってることを認識するだけで星を目視しているわけではない。

また株価下落も大暴落は20年周期であり、毎年確認できる桜の開花とは違う。

自分で実感できず、それが何十年に一度の出来事だと、
しかもパターンが二種類あって120度と180度のどちらが当たりか出たとこ勝負だと途端に法則性を認められない。

そんな人間に占いの神秘やロマンは果たして伝わるのだろうか?
私の伝え方が拙かったのだろうか?

当たらなければ意味がない。
得しなければ使えない。
儲けられなければつまらない。

そんな浅ましい人間に神聖な占術を教えたのが間違いだったのか?


……そう思わせる出来事が先日あった。