呪いと解呪のオデュッセウス | 運命ハック

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オリジナル占術を幾つか編み出しましたので、それを用いて不定期に占っていきます。

体調の方は低空飛行で安定している。
私の体調不良とオデュッセウスに関連があるので他の事例で検証する。

以前話題に出した某占いブロガーは、
2017年、太陽/オデュッセウス、合→軽い体調不良→メガビタミン、サイクリング。
2018年、アセンダント/オデュッセウス、合→入院。
2021年、天王星・冥王星/オデュッセウス、オポジション→死去。

安倍晋三。
2012,12。アセンダント/オデュッセウス、合→首相就任。
2014,8。太陽/オデュッセウス、合→なし。
2019,1→海王星/オデュッセウス、オポジション→なし。
2020,1→冥王星/オデュッセウス、オポジション→新型コロナ。オリンピック延期。→8月退陣。
2022,6→MC/オデュッセウス、合→7月暗殺。(他に天王星、ヘッド合)

生年月日が割れていて入院や死去が公表されてる人物をもっと調べればよりオデュッセウスの傾向が分かるだろうが、今はこれだけだ。

私の経験を含めて共通するのは太陽/オデュッセウスの合が不摂生に対し改心のきっかけになり得ること。
ジャストのタイミングで体調が悪化すれば大概は生活習慣の見直しを試みる。
某ブロガーもその時期に栄養療法や運動療法を取り入れたが、長続きしなかったようで冥王星/オデュッセウスのオポジションで亡くなった。

安倍晋三元首相は太陽/オデュッセウス合の2014年に某宗教団体との関係を深める報道がなされたようで、翌年にはその団体の改名申請が通っている。
冥王星とのオポジションでは新型コロナウィルスが蔓延し、オリンピック延期が政治意欲を萎えさせたのか夏の退陣に繋がっている。
(私の場合も冥王星とオデュッセウスのアスペクトにより体調が悪化した。)

某ブロガーはアセンダントとの合で入院したが、私もここで発病した。
しかし安倍元首相は逆に2012年末に首相にカムバックしている。
その一方、MCとの合で暗殺されてるが、某ブロガーも私もMCでは何も起きていない。
この差異は有力政治家(MC=社会的使命)と一般人(アセンダント=個人の健康)との差か。

あるいはオデュッセウスの解呪の作用がアセンダント合において安倍元首相に働いたか?
安倍元首相は出生図の太陽からしてオデュッセウスとタイトに合であり、出自から一般人と異なるある意味呪われていた人物である。
暗殺も犯人の動機は祖父の代からの宗教的呪縛に起因しており彼が発端でなく、一族全体の因縁だった。
その呪縛解除のチャンスはやはり2014年にあったように思われる。

太陽/オデュッセウスの合は呪い解除の好機と今は判断する。
呪いの発生は小市民ならアセンダント、政治家など公的な地位にある人物はMCか?
そして破壊的な影響は冥王星とオデュッセウスの絡みにおいて起こると思われる(他のトラサタは影響力が低い?)。

太陽、アセンダントorMC、冥王星の並びが個々で異なるため、オデュッセウスとどの順番タイミングでぶつかるかも呪いの発生/解除の展開に影響するだろう。
某ブロガーのように太陽合が最初に来て簡単に治りかえって改心せず、その後アセンダントや冥王星とぶつかる流れが一番怖い。

安倍元首相もアセンダント、太陽で凹むどころかむしろ昇り調子で意気揚々となり、逆に反省するきっかけを失したのがその後の冥王星・MCとの衝突の結果を悪化させたと思える。
またオデュッセウスは12年周期なため、両氏は過去に何度も呪いの発生を解呪してきたはずで、その成功体験が油断を生んだとも見なせる。

オデュッセウスは貴種流離譚の原型になった悲劇のヒーローだが、艱難辛苦を耐え抜くには不屈の精神と共に日々の反省改心があったことだろう。
おごった精神では内省内観など面倒なだけで棚上げしがちであり、その心の隙が呪いに打ち負かされた世界線のオデュッセウスを投影し、悲劇を現象化させることになると推測する。