小室圭さんがニューヨーク州の司法試験に合格した。
彼について過去に占ったが、何となく気が引けたので一時お蔵にした。
それを再アップしてみる。
小室圭さんについて私が思うのは、彼ほど環境体のステップアップという王道の開運法を実践した人物はいないだろうこと。
運を開くというと占いや魔術で努力せず楽して得しようと考えがちだが、
正攻法は良い大学に入って良い会社に就職し、良い伴侶と結婚し、良い仲間と出会い人脈を広げ、社会の上流にコネを得て地盤を築き、権力者の庇護を受け利権を固定化させることだろう。
この大学、会社、結婚相手、仲間、上流のコネ、権力者の庇護など自らを取り囲む環境のことを私は環境体と呼んでいるが、
それは合体ロボのように巨体の一員になり役割を果たすことで報酬を得る社会的なネットワーク、互助会のことだ。
(「自分のボディ」の概念に社会的地位や肩書きとその影響圏を入れるかどうかは判断が分かれるところだが、私はそれを無視して個人を語れないと考える。
ただそれらの改善は占いのような世間から白眼視される技法が関わらなくても、正統なアカデミズムの世界で学問として確立している。
なので占い師は特段扱わないが、環境体の改善、ステップアップほど直接的に有効な開運法はない。)
小室圭さんはその全ての環境体に対して確実にモノにしてきた。
ICUに合格し、皇女と結婚し国家の庇護を受け、そのコネクションを最大限利用してアメリカの名門ロースクールに入り名門法律事務所に職を得て、先日晴れて司法試験にも合格した。
その軌跡は彼の野心から始まり、実力と意志で着々と獲得してきた。
日本人の美的感覚だと欲望丸出しな夢の実現は野暮なものと見なされがちだし、その風潮のもとマスコミに報道され批判的な世論が形成されたが、社会的成功とはそもそもが野暮で浅ましい我欲の果てにあると私は思う。
それを否定し清貧を貴ぶのも一つの思想だが、そうではない可能性もあって良いだろう。
最後に過去記事で見なかった木星土星の数量星占を見てみる。
木星、乙女座4°35'~4°47
土星、水瓶座0°11' R~0°11
・そのままの度数。
蟹座4度、「ネズミと議論する猫」、周囲に優位になれず、弱気な姿勢。
射手座25度、「玩具の馬に乗っている小太りの少年」、室内で想像を膨らませる。
獅子座25度、「砂漠を横切るラクダ」、孤立しても究極を目指す。
牡羊座25度、「二重の約束」、二面性。
魚座4度、「狭い半島での交通渋滞」、価値観の普及、押し付け。
蠍座4度、「火の点った蝋燭を運ぶ若者」、親密な相手と交流を深める。
木星土星は宿命を表す。
この段階ではまだ弱気で、理想に対し想像を巡らすも価値観を押し付けぎみな孤立する若者にすぎない。
・プラス1度。
蟹座5度、「列車に破壊された自動車」、戦闘的に突進してより強い力に淘汰される。
射手座24度、「家のドアに留まっている青い鳥」、自分の考えが確立された後も異なる意見に対して閉じない開かれた態度。
獅子座24度、「身だしなみの整っていない男」、核心に集中して他を無視。
牡羊座24度、「風が吹き込み豊穣の角コーヌコピアの形を取る開いた窓のネットのカーテン」、強すぎる意思で神秘の扉を開き、不思議な体験をする。強烈な生命力を引き出す。
魚座5度、「教会のバザー」、付加価値をつけるコピーライター。
蠍座5度、「大きな岩場の海岸」、動かない現実とぶつかり、変えてみたいと思う。
サビアンは発展性があるのでプラス2度まで展開する。
プラス1度だと強烈な生命力が吹き出し、動かない現実を変えようと集中して突進し、社会の反動に淘汰される。
この段階は司法試験に落ち、母親の金銭スキャンダルなど世間からバッシングされる時期だろう。
・プラス2度。
蟹座6度、「巣を作る猟鳥」、自分を犠牲にしてでも生活拠点を作る。
射手座23度、「移民が入国する」、新しい環境や生き方で自分の美点を再生する。
獅子座23度、「裸馬乗り」、暴れる衝動をコントロール。危険に挑戦。
牡羊座23度、「重く価値があるがベールに隠された荷を運ぶパステルカラーの服を着た女」、豊かな官能や欲望によって人間的に成長。
魚座6度、「正装して行進する将校たち」、国家や大きな組織に奉仕する。
蠍座6度、「ゴールドラッシュ」、欲望に支配されると冷静さを失う。欲しい物は確実に手に入れる。
このプラス2度の最終段階で移民したアメリカで自分の生活拠点を築く。
それは危険な挑戦の結果であり、その背景には妊婦やゴールドラッシュに象徴される官能性や欲望かある。
そして小室圭さんは実際に「ゴールド」を手に入れた。
国家への奉仕も元皇女の伴侶として相応しい男性となり、眞子さんを支えるということだと読める。
有言実行ならぬ有占実行か。
占い通りの人生となっている。