肉体の四大欲求は、
___性欲
睡眠欲__食欲
___排泄欲
精神体をこれに対応させると、性欲とは直で愛情の摂取であり、むしろ肉体の食欲だ。
排泄欲は憎悪の発露であり、これも実は負の食欲と言える。
ただ肉体との対応からすると肉体の排泄欲は精神体の睡眠欲であり、睡眠による腹ごなしのように胃腸の調子を整える作用が排泄や憎悪の発露にもあるのかもしれない。
精神体の胃腸が何に当たるのかは現在は不明だが、嫌な人間を嫌うというのは人に与えられた正当な権利であり、人間関係を上手く消化するには毒を吐く行為はデトックスとして必要なのだろう。
それで精神体が休まるなら負の感情を吐き出すのは積極的に行うべきだとも言える。
同様に肉体の四大欲求を一つずらすと、精神体にとって睡眠欲は性欲に対応することが分かる。
眠ることによって肉体にとっての性欲のように精神体が何かと出会い、融合するのだろう。
それは字面通り夢の中で行われると思われる。
逆に肉体にとっての食欲は精神体にとっての排泄欲になる。
何かを食べる行為は殺生を前提としており、宗教的には食欲、特に肉食は良くないとされるのは理に適っている。
動物を殺して食べることで精神体に害があるのかもしれない。
まとめると、肉体の食欲は精神体の排泄欲。
肉体の性欲は精神体の食欲。
肉体の睡眠欲は精神体の性欲。
肉体の排泄欲は精神体の睡眠欲。
精神体の四大欲求、
__食欲
性欲___排泄欲
__睡眠欲
精神体は性交で愛情を食べ、
睡眠で他の精神体と夢の中で融合し、
排泄、または憎悪の発露により精神の不純物を吐き出すことで精神体を休め、
食、特に肉食により精神体にとって良からぬ物を取り込む。
この対応を考えると肉体と精神体は相互に作用し合い、いずれかで良からぬ選択をするともう一方に波及するようである。
特に殺生を伴う肉食や負の感情の吐き出しは取り扱いに気を付けたい。
また、誰の愛情を食べるか、夢で誰と愛し合うかの選択も興味深いテーマと言える。