この間スピードワゴンの小沢さんが占いや姓名判断を根拠なしと断じていましたが、確かにネット検索で「姓名判断 根拠」と出しても否定的な意見ばかりで、それだけを見たら否定派に傾いちゃいますね。
なので私なりに考えてみたところ、姓名に陰陽四象が隠れてました。
姓名判断が想定する基本形の姓名は姓が二文字、名が二文字の四文字なので、姓名で陰陽、各々の二文字で陰陽の2×2の四象が出来ています。
<姓>陰
○ 陽
○ 陰
<名>陽
○ 陽
○ 陰
名→姓、陰陽の逆行。
一文字目→二文字目、陰陽の順行。
逆行+順行で円環。
九星の九数図だと、
4,9,2
3,5,7
8,1,6
4,火,2
木,5,金
8,水,6
4,夏,2
春,5,秋
8,冬,6
姓名を季節に当てはめると、
<姓>陰
↓ A 陽 秋 ↑
↓ B 陰 夏 ↑
<名>陽
↓ C 陽 春 ↑
↓ D 陰 冬 ↑
五格四運だと、
若年運、CD、春「冬」、芽生え。
中年運、BC、夏「春」、開花。
晩年運、AB、秋「夏」、花盛り。
対人運、AD、「秋」冬、落花と果実=他人(との関係)。
全体運、ABCD、四季
人生前半の内面、BD、「夏冬(盛)」
人生後半の内面、AC、「秋春(衰)」
家庭運、BCD、夏「春冬(内)」
社会運、ABC、「秋夏(外)」春
東洋占術において冬スタートは十二支、春スタートは十干です。
若年運が冬、晩年運が夏なのは若者の元気さを思うと変な感じですが、社会のヒエラルキーにおける立場を考えればそれほどおかしくないでしょう。
若年運の産まれてから20代後半まではまだまだヒヨッコで、雪の被った若芽です。
真に活気付くのは中年運のアラサーからアラフィフまでで、ちょうど人として経験を積み、一人前になる時期です。
論語の言うところの而立(自立)、不惑、知命ですね。
晩年運は50代半ばから80代初めまでですが、社会のリーダー的立場の人達は大体この年代ですし、立場に関わらず本来人はこの時期を真夏の全盛期とすべきなのでしょう。
また、内面性では前半が勢い盛んで後半に衰退の兆しが出ますから、若者の元気さと高齢者の息切れ感はそこでカバーしています。
つまり、若者は気持ちだけ大きく、逆に老人は気が滅入ってしまってます。
晩年運の意味する真夏の熱さを失っているならば、それは心因性の不具合でしょう。
老年期は最後まで情熱を失わなかった人が勝つ仕組みです。
占術の基本三形態である数量形を姓名判断に当てはめると、
数=画数。数理。陰陽四象+α。
量=音感。音波。五つの母音=五行。
形=象形。象意。漢字の語源。
既存の姓名判断では陰陽五行を画数の意味付けや吉凶の振り分けに使っていますが、私の手法、九星名占では「**********」と言うブログタイトル通りのことをやってますので全然理論が違います。
まとめると私が考える姓名判断の根拠は五格四運が陰陽四象、画数の意味は八卦×九星であり、勿論八卦や九星はそれより若い数字である五行をも含みます。
姓名判断に限らず占いは統計学ではなく、理論先行ですのでそれが判明し、試した瞬間から当たるのが本物の占いです。
無論、微調整はその都度必要ですが、理論あっての統計学的収束です。
まず抽象的な数理を理解し、この世がシンプルなシステムで運行されている事実を素直に受け入れられるかが占術を肯定する第一歩です。
そこを初めから踏み外し、否定ばかりで理解する姿勢も持たないのであれば、それは最早反知性主義だと思います。