さて、ネット情報で三浦春馬さんの出生時間が分かりましたので、それで地気星占を確かめたいと思います。
1990年4月5日 23:58。
一般的な九星や四柱推命では23時で日付が変わるとされていますが、太陽の位置が一番低い北中時刻を日界の基準とするなら、こちらのサイトによると
三浦春馬さんが生まれた1990年4月5日は23:45頃です。
ネット情報では58分生まれなので過ぎており、翌日扱いですね。
ただ比較のため当日扱いでも見てみます。
・日付が変わらない場合。
年月日時。
九根。水、天、沢、水。
十干。天、天、天、空。
十二支。空、冥陽、水、水。
1室、木。
4室、火。時干陽、年支陽。
2室、土。月支陽。
3室、金。月根陽、日根陰、年干陽、月干陽、日干陽。
5室、水。年根陽、時根陽、日支陽、時支陽。
全体的には自由奔放な自我に星がなく、強化されていません。
他の要素の後回しです。
九根。
1室、木。
4室、火。
2室、土。
3室、金。月陽、日陰。
5室、水。年陽、時陽。
外的な九根では、比重の重い年根が知的な恋愛娯楽の部屋にあり、それに対して才気溢れる社交性が生の木で加速させています。
社交性から見ると恋愛娯楽は逆生の水であり、知恵を授けます。
いずれにせよ社交性と恋愛娯楽が相乗効果で力を発揮しており、外的には公私共に卒なくこなしたと思われます。
(ただし占断の本命は日付が変わった場合です。)
十干。
1室、木。
4室、火。時陽。
2室、土。
3室、金。年陽、月陽、日陽。
5室、水。
ベースの十干はキレキレの社交性に星が集まり、それに対して燃え盛る炎の環境運(言うなれば文字そのままの火宅です)が逆剋であり、土の管理重圧です。
これは母親の無心に苦しめられた家庭の事情を暗示しています。
また、4室から見れば3室は剋の金で財運アップです。
これも実家と春馬さんの経済的確執を示していますね。
十二支。
1室、木。
4室、火。年陽。
2室、土。月陽。
3室、金。
5室、水。日陽、時陽。
内的な十二支は4室が中心であり、2室の真面目な経済力を加速させています。
また知的な恋愛娯楽に対して逆剋であり、土の重圧を掛けています。
つまり火宅が春馬さんの仕事運に発破を掛け働かせ、恋愛娯楽に対しては重圧を掛け苦しめています。
2室の月支から見れば4室は水の知性であり、頭を使って対処せねばなりません。
5室の日支からは剋の金で、やはり娯楽性から家庭に金銭が流れています。
2室と5室の関係は、2室から見れば5室に財力を授け、逆方向だと重圧なので、恋愛が仕事に支障を来させています。
・日付が変わる場合。
年月日時。
九根。水、天、山、風。
十干。天、天、沢、山。
十二支。空、冥陽、冥陰、水
1室、木。時根陰。
4室、火。年支陽。
2室、土。日根陽。時干陽。月支陽、日支陰。
3室、金。月根陽、年干陽、月干陽、日干陰。
5室、水。年根陽。時支陽。
こちらは無人の部屋がありません。
九根。
1室、木。時陰。
4室、火。
2室、土。日陽。
3室、金。月陽。
5室、水。年陽。
外的な九根は知的な恋愛娯楽に対してキレキレの社交性が生で加速させ、真面目な経済力が剋の金運を与えています。
奔放な自我からは逆生の知性を授かっています。
やはり日付が変わらない場合と同じく、公私共に順調です。
十干。
1室、木。
4室、火。
2室、土。時陽。
3室、金。年陽、月陽、日陰。
5室、水。
こちらは日付が変わらない場合と比べ、火宅から真面目な経済力に時干が動いています。
2~3室の関係は生と逆生であり、真面目な仕事ぶりが才気溢れる社交性を加速させています。
十二支。
1室、木。
4室、火。年陽。
2室、土。月陽、日陰。
3室、金。
5室、水。時陽。
内的な十二支では日干が5室から2室に移っただけで大きな違いはありません。
相変わらず火宅の4室に対して月日が逆生の知性であり、時間が剋の金運で、比重の重い家庭運が他を圧していることは同じです。
と言うことで以上です。
日付が変わらない場合はベースの十干でも火宅からの悪影響があり、変わった場合は内的な十二支のみでベースは家庭からの干渉がありません。
日界の数字上は日付が変わる翌日扱いが妥当かと思いますが、細かな感触は本人しか分からないことでしょう。
ただ今回の占断の肝は家庭運が火宅であり、そこから恋愛運などが重圧を受けていたことですね。
週刊誌の報道と合致します。
東洋占術にハウスを持ち込んだこのオリジナルな手法は中々上手く機能しているようです。
まあ、道理に基づいて構築してますので当然ですが。