渋沢栄一を占う 2 | 運命ハック

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オリジナル占術を幾つか編み出しましたので、それを用いて不定期に占っていきます。

 

渋沢栄一伝 (岩波文庫)

 


さて、渋沢栄一の続きです。


生年月日: 1840年3月16日。

出生時間は24時より。


太陽 魚座 26.12

月 乙女座 7.54

水星 牡羊座 13.68

金星 水瓶座 22.65

火星 牡羊座 7.47

木星 蠍座 18.55

土星 射手座 21.56

パラス 山羊座 15.08



数量星占で見ると、


・太陽火星。

牡羊座3度、「彼の祖国の形をした男の横顔の浮き彫り」、地域の特質を表す典型的な人物。

魚座26度、「影響を分割する新月」、魂の目的に従って環境と切り離されても独立する。

魚座18度、「巨大なテント」、多くの人を興奮の渦に巻き込むエンタメ・イベント。

牡羊座11度、「国の支配者」、国家権力。


地域の代弁者として独立している。

国家権力による大イベントで人々を巻き込む。


火星は行動パターンです。

両方とも度数星占の方にもあり、凄まじいですね。

これはお札になりますね。



・太陽木星。

蠍座14度、「仕事をしている電話接続士」、人脈、人との結び付き。

獅子座15度、「山車」、興奮の頂点、お祭り。

獅子座7度、「空の星座」、永久不変の基準による安定。

蠍座22度、「鴨に向かって進み出るハンター」、強い衝動を安全な代替案で発散。


人脈を広げ、お祭り騒ぎ。

普遍の価値基準と代替案。


木星は人生の生き様です。

ググると『渋沢栄一の「エリートらしからぬ」人脈構築術』と言うサイトもあるように、人脈の広さは栄一の代名詞のようなものです。

https://www.kokugakuin.ac.jp/article/55496

それに加え、確かな価値基準があり、かつそれを柔軟に代替案に切り替える器用さもあります。



・太陽土星。

射手座17度、「復活祭の日の出の礼拝」、人の中の失われた情熱を煽る。

蟹座12度、「メッセージを持った赤ん坊をあやす中国人の女」、強気で押し切り、信念を変えない。

蟹座4度、「ネズミと議論する猫」、弱気。

射手座25度、「玩具の馬に乗っている小太りの少年」、想像力。


他人を煽り、信念を変えないと困難。

弱気で空想ばかりでも困難。


土星は困難な課題です。

これは矛盾しているようですが、強気だと世間の壁にぶつかり、弱気だと世間の荒波に飲み込まれるため、丁度良い中庸が求められるのでしょう。

ここでも若い頃の攘夷運動の扇動者時代が思い起こされます。



・太陽パラス。

山羊座11度、「キジの大きな群れ」、少数の特別な集まり、会員制クラブ。

双子座18度、「中国語を話す二人の中国人」、限られた人間関係。

双子座11度、「体験における現実主義の新たな道」、知らないことを制覇しようと熱中。

山羊座18度、「イギリスの国旗」、規律のために自己管理。


少数の限られた人間関係。

未知を制覇するための規律正しい自己管理。


パラスは敗北、または紙一重の逆転勝利です。

少数の限られた人間関係と言うと、このエピソードが有名です。

『三菱の独占状態を打破しようとした渋沢栄一』。

https://president.jp/articles/amp/45232?page=2

独占を選択した場合も成功はしたでしょうが、お札になるほど名声を得ることはなかったでしょうから、この場合はパラスをやらなくて正解でした。



と言うことで以上です。

数量星占は火星が特に凄かったですが、他のも概ね当てはまっており、良かったと思います。