令和が始まって約一年くらいですが、以前占ったこれを読み返すと、既にほぼ当たっていますね。
「次の元号の時代と数量的相法」
https://ameblo.jp/kyuuseieki/entry-12418155584.html
疫病など頭になかったのですが、野口英世の名前が出ており、自分でも驚きです。
さて、今回は各元号が始まった改元の日をサビアン鏡像法で見てみます。
令和元年(2019年)5月1日
牡牛座10度、赤十字の看護婦
培ってきた豊かさを分け与え苦痛から救う
水瓶座19度、山火事が、水、化学薬品、また体力の限りをつくして鎮圧される
先入観を捨てありのままを受け取る
天秤座19度、泥棒の一味が隠れている
未知の可能性にかける
看護に追われる中、未知の可能性から事態を沈静化させる。
これはまさに今のコロナ禍のことですね。
この看護と鎮火のコンビは京アニ放火犯を象徴するサビアンですので、問答無用で類似の事象に直面せざるを得ません。
コロナはぶち撒けられたガソリンのようなものです。
必死に鎮火し、被害者を看護する時代です。
平成元年(1989年)1月8日
山羊座17度、抑圧された女性が、ヌーディズムに心理的な解放を見い出す
自分の心に忠実になる
双子座12度、黒人の女の子が、町で自分の自立のために戦う
集団に迎合せず、強い意志で主張する
水瓶座12度、広大な階段に、異なったタイプの人々が順々に立っている
独自の基準で人々を判断
解放、自立、ヒエラルキー。
これは奴隷解放でかえって黒人が資本主義に絡め取られて困窮する有り様のようですね。
無論、派遣法の解禁に象徴される各種の自由化・民営化のことでしょう。
昭和元年(1926年)12月25日
山羊座2度、ゴシック式の教会の3つの円花窓。そのうちひとつは戦争で破損している
厳しい現実にひるまず挑戦を続ける
双子座27度、キャンプしていた森から出現するジプシー
実力を発揮するために新しい環境に飛び出す
水瓶座27度、新鮮なスミレで満たされた、古代の陶器の椀
さりげない自己表現を心がける
戦災、冒険、婉曲表現。
これもまんまですね。
戦渦から始まり、奥ゆかしく内心を隠しながら新しい戦後社会へ飛び込みました。
大正元年(1912年)7月30日
獅子座6度、保守的で古風な婦人が、「ヒッピー」の女性と出会う
世間と自分のズレを修正する
蠍座23度、ウサギが自然霊に変態する
激しい衝動を創作活動で昇華
蟹座23度、文学仲間の集まり
さまざまな可能性を検討し最善策をとる
時代遅れの挽回、荒々しい衝動の昇華、教養ある批評。
これは大正デモクラシーや大正モダンのことですね。
古風な婦人が女性解放運動に出会い、文学に目覚め、ヒッピーと化す時代だったようです。
明治元年1月1日(1868年10月23日)
天秤座29度、世代から世代に伝達可能な知識に到達するための、人類の広大で忍耐強い努力
普遍的な知恵をもって物事を整理する
獅子座30度、開封された手紙
多くの人々と共感する
牡羊座30度、池のアヒルと、その子どもたち
自分にふさわしい場所に戻る
人類の共通性、開封・拡散、原点回帰。
これは鎖国前の武闘派な戦国時代に回帰し、世界基準に対して開けっ広げになる、と言う風に史実に寄せることができます。
原点回帰は天皇の親政とも解釈できるでしょう。
兎に角パンドラの箱が開かれたかのようなインパクトがあります。
と言うことで以上です。
概ね当たっていると言うか、当たりすぎていますね。
昭和のキナ臭さと比べると、大正は実に文化的で平和な時代だったようです。
勿論、第一次世界大戦があり、国内でも政治闘争が激化しましたが、まだ対岸の火事を眺めるようなお気楽な空気感でした。
格差が広がった平成、鎮火と看護の令和と比べても羨ましいくらいの活気あるサビアンで、14年間の短命に終わったのが残念ですね。