ハウスの軸と対 | 運命ハック

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オリジナル占術を幾つか編み出しましたので、それを用いて不定期に占っていきます。

私のホロスコープを見ますと、12室と6室のオポジションを軸として線対称のようになっており、どうも左右のハウスがそれぞれ関連しているように感じます。

誰しもオポジションを持っており、その中で一番重要な軸を境に左右でハウスを分けると特別な意味が浮上するかもしれません。


私の場合は、
12・6、心の呪縛(病気・秘密・隔離)と肉体の呪縛(健康、雇用、労働)。
11・1、友人と自分。
10・2、社会的地位と才能。
9・3、学問と教育。
8・4、遺産と家。
7・5、パートナーと娯楽。

この区分けは元々左右で関連性があり、分かりやすいですね。
普通、自分と対になるのはパートナーですが、友人になっており、友情が人格を形成させます。
社会的地位は自己の才能によって築かれ、義務教育とアカデミズムが連動し、家庭から遺産を受け継ぎ、パートナーとは対の対立でなく娯楽に興じる関係性です。
人生のテーマは肉体と精神というこの世に自己存在を閉じ込め、繋ぎ止め、呪縛する作用をどうするか、です。
12室は魚座と海王星に関係がありますが、基本的に負の側面を強調しますので、他のハウスと対になった時もマイナスの因子を植えつけるようです。


1・7の自己と他者を軸、人生のメイン・テーマとした場合は、
12・2、心の問題と才能。
11・3、交友と学校。
10・4、社会的地位と家庭。
9・5、学問と娯楽。
8・6、遺産・継承と肉体的問題。

自己の人格はパートナーとの関わりによって磨かれます。
人格形成や自己実現がテーマです。
才能の開花に心の問題が直結し、交友は義務教育から始まり、社会的地位は家柄やコネが物を言いそうです。
趣味と学問が重なり合い、健康と遺伝が深く関連してそうです。


2・8の自己の才覚と継承された力を軸とする場合は、
1・3、自分と教育。
12・4、病気・隔離と家庭。
11・5、友人と娯楽。
10・6、社会的地位と雇用・労働。
9・7、学問とパートナー。

稼ぐ才能は他者から何を継承するかに掛かっています。
獲得競争に参戦し、結果を出すことがテーマです。
自己の人格形成は義務教育で行われ、家庭が病原となり心理的に隔離され、友人関係が楽しみの源となり、労働が地位を築き、パートナーとは高度な学びの刺激を与え合う関係のようです。


3・9の義務教育と大学以降の学問を軸とする場合は、
2・4、才能と家庭。
1・5、自己と娯楽。
12・6、心の問題と健康・労働。
11・7、友人とパートナー。
10・8、社会的地位と遺産・継承。

教育と学問といった知的発展が人生のテーマであり、主戦場です。
才能は家庭で育まれ、恋愛や趣味が人格を形成し、労働が心の問題に波及し、友人がパートナーであり、社会的地位は遺産によって継承します。


4・10の家庭と社会を軸にした場合、
3・5、教育と娯楽。
2・6、才能と健康・労働。
1・7、自己と他者。
12・8、心の問題と遺産。
11・9、友人と学問。

家庭と社会性の両立が主題です。
自分の存在そのものより、身を置く環境がテーマです。
学校教育が楽しくて仕方がなく、労働が稼ぎに直結し、パートナーの存在が自己を磨き、遺産が心の障害となり、友人と学問・思想哲学を深めます。


5・11の自分一人の娯楽と他者と共同の楽しみを軸とした場合、
4・6、家庭と健康・労働。
3・7、教育とパートナー。
2・8、才能と継承。
1・9、自己と学問。
12・10、社会的地位と心の問題。

自他共に人生を楽しむのが第一です。
家業を引き継いで働き、義務教育でパートナーと出会い、才能を遺伝的に継承し、学問により自己を磨き、社会的地位に心の問題が影を差します。


という風にこれで個々の人生タイプを6つに分けることが出来ます。

これはまた新たな占星術の技法を編み出したかもしれません。
この手法をハウス・シンメトリー法と名づけたいと思います。
まるでΦシステムや星座の支配星の対比の相似形ですね。
そもそもハウス自体が12星座の相似形ですので、この世にはフラクタルが溢れています。

どのオポジションを軸と見なすかがポイントです。