イスラエルを占う | 運命ハック

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オリジナル占術を幾つか編み出しましたので、それを用いて不定期に占っていきます。

さて、イスラエルです。

1948年5月14日、イスラエル独立宣言。


社会面を表す本命卦は土生沢で、我欲が経済的な利益を生み出す成功者の卦です。
これはユダヤ系の金融財閥を想起させますね。

精神面を表す月命卦は雷沢帰妹で、正妻としてではなく第二夫人としての嫁入りを意味し、正妻に取って代わろうとすると混乱を招きます。
ボタンの賭け違いが誤解と仲違いを引き起こします。
ここもイスラエルの国土自体や聖地エルサレムの領有権問題など、正妻の地位を乗っ取ろうとする様が合致しますね。

深層心理を表す日命卦は雷剋土で、独立心が土台を犠牲とし、敗戦を招きます。
公務員のように滅私奉公の精神があれば地域と馴染み、リターンを得られます。
共存共栄の精神が大事でしょう。

一言で言えば、金は稼ぐも分不相応に欲張り、敗戦する国です。

外発で見ると、逆土生沢・沢雷随・土侮雷で、利益を出そうと空回りし、上下関係を厳しく取り締まり、独立を愚弄する国です。
沢雷随は目上には従い、目下には従わせようとするので、軍事的に優位に立つとマウンティングします。
なので軍事的に目上のロシアやアメリカには弱いのですが、諜報やロビー活動では優位に立っており、その分野ではやはりマウンティングする傾向があるようです。
日命卦が土侮雷なので対外的には独立を愚弄し、軽んじ、踏みにじり制圧します。
それが他国への軍事行動になっているようですが、本命卦は空回りですので焦れば焦るほど失敗しがちです。


大運を見ると、

1948年から56年が、社会面・兌為沢、精神面・五黄×五黄、深層心理・震為雷で、建国の歓喜と共に破壊と再生の暴風雨となり、自他共に切りつける殺気立った時期です。
•1948年 - 第1次中東戦争(~49年7月)。
•1956年 - 第二次中東戦争。

57年から65年が、社会面・沢天夬、精神面・土侮風、深層心理・雷地豫で、感極まり決断を下し、信用・情報を侮り、快楽をむさぼる時期です。
外発は、天沢履・風剋土・地雷復で、無礼を許され、商売に身を捧げ、破局から復活する時期です。
このサイクルでは特に事件は起きていません。

66年から74年が、社会面・逆土生沢、精神面・土侮雷、深層心理・雷水解で、利益を出そうと空回り、独立を愚弄し、解体される時期です。
外発は、土生沢・雷剋土・水雷屯で、利益を生み、独立のために犠牲となり、産みの苦しみを味わう時期です。
•1967年6月5日-6月10日 - 第三次中東戦争。
•1968年-1970年 - 消耗戦争。
•1973年 - 第四次中東戦争。

75年から83年が、社会面・沢風大過、精神面・五黄×地、深層心理・雷火豊で、大役を受け重圧が掛かり、多くを吸収し、豊かさを得る時期です。
外発は、風沢中孚・地×五黄・火雷噬嗑で、原理主義的になり、受身ながら敵に噛み付く時期です。
•1977年 - サダト大統領のエルサレム訪問。
•1979年 - イスラエル・エジプト平和条約締結。
•1982年 - レバノン侵攻。

84年から92年が、社会面・沢雷随、精神面・土剋水、深層心理・雷山小過で、上下関係に厳しくなり、障害が立ちはだかり、やり過ぎる時期です。
外発は、雷沢帰妹・水侮土・山雷頤で、ちぐはぐになり障害から損害が出て、旺盛な活動をする時期です。
•1985年 - 木の脚作戦(チュニジアの首都チュニスのPLO本部への空爆作戦)。
•1991年 湾岸戦争が発生。

93年から01年が、社会面・沢地萃、精神面・逆火生土、深層心理・雷沢帰妹で、人気が高まり、情熱が空回りし、ちぐはぐとなる時期です。
外発は、地沢臨・火生土・沢雷随で、臨戦態勢となり情熱が実を結び、けじめをつける時期です。
•1993年(9月13日調印) - イスラエルとPLO、パレスチナ人の暫定自治の原則宣言に調印(オスロ協定)成立。

02年から10年が、社会面・沢水困、精神面・五黄×山、深層心理・雷天大壮で、困窮し変化が起こり、暴走する時期です。
外発は、水沢節・山×五黄・天雷无妄で、節度を保ち変化し、天意に従う時期です。
•2006年 7月 第二次レバノン戦争が勃発。
•2007年 9月 5~6日に掛け、秘密裏にシリアを空襲。
•2008年 12月27日 ガザ紛争 (2008年-2009年))。
•2010年8月3日 レバノンと衝突。

11年から19年が、社会面・沢火革、精神面・土生沢、深層心理・雷剋土で、変革が起こり利益を出し、独立のために犠牲となる時期です。
外発は、火沢睽・逆土生沢・土侮雷で、対立を生み、利益を出そうと空回り、独立を愚弄する時期です。
•2011年以降、「アラブの春」が発生した領土領空侵犯、越境攻撃など、シリアへの侵犯行為を頻繁に繰り返すようになった。

20年から28年が、社会面・沢山咸、精神面・土生天、深層心理・雷風恒で、相思相愛となり、成果を出し、安定する時期です。
外発は、山沢損・逆土生天・風雷益で、損な役割を演じ、成果を出そうと空回るも、利益を出す時期です。

生まれた年が北朝鮮や韓国と同じですので、運命の流れは同じであり、今現在は変革期です。
2020年からは北朝鮮らと同じく相思相愛の良好な時期で、このサイクルで戦渦に巻き込まれる可能性は低いと思われますので、ことが起こるならその前でしょう。
現サイクルは最終結果の日命卦が敗戦ですので、三命卦の日命卦とも重複しており、ちょっと危ない感じがします。
Φシステムだと火星が新たに着火点の獅子座に入るのは来年ですが、19年の年運は沢火革・逆火生土・雷火豊で、内発はむしろ良い方ですが外発だと火沢睽・火生土・火雷噬嗑となり、外敵が襲来することで戦渦に巻き込まれる可能性はあります。


シリアとの相性は、イスラエル優位だと沢水困・土生沢・雷地豫で、最初は困窮するも利益を出し、楽しめる関係です。
シリア優位だと、水沢節・逆土生沢・地雷復で、危機管理を守り、利益を出そうと空回り、破局からの復活を試みる関係です。
運勢的な力関係で見ると最終的にはイスラエルが強く、シリアから利益をむさぼり弄ぶ相性ですので、少なくともシリアには負けません。

ロシアとの相性は、イスラエル優位だと沢火革・土侮風・雷天大壮で、変革を起こそうとし、情報戦を愚弄し、ブレークが壊れて暴走する関係です。
ロシア優位だと火沢睽・風剋土・天雷无妄で、対立し、情報・商売のために犠牲となり、天意に従う限り守られる関係です。
相性としては悪く、情報戦はイスラエルが優位ですが、天の寵愛を受けるのはロシアのようです。
ただし、道を踏み外せば天罰を受けますので、結果はロシアの心掛け次第です。

アメリカとの相性は、イスラエル優位だと沢火革・土侮雷・雷沢帰妹で、変革を起こそうとし、独立を愚弄し、ボタンの賭け違いからちぐはぐする関係です。
アメリカ優位だと火沢睽・雷剋土・沢雷随で、対立し、独立のために犠牲となり、上下のけじめをつける関係です。
相性としてはロシアと同じく悪く、独立のためにアメリカを翻弄しますが、結局は誤解が仲違いを生み、アメリカにマウンティングされますので思うようにはいかないでしょう。

対シリアで見るとイスラエルは序盤は劣勢でも最後は勝ち、対米ロだと序盤は優位に両国を動かすように見えて最後は失敗する関係のようです。


感触としてはイスラエルは結局は勝てないようですが、今後の大運はさほど悪くなく、第三次世界大戦の序盤の紛争地帯に選ばれるかもしれませんが、
国土も小さく軍事力も超大国ほどではないので脅威と言えず、激戦地や爆心地にはなりえないのではないでしょうか。

ここで改めてアメリカとロシアの相性を見ると、最終段階ではアメリカ優位だと沢天夬、ロシア優位だと天沢履で、ロシアが無礼を働きアメリカの感情が決壊し決断を余儀なくされ、
国としてはロシアの最終段階は天風姤、アメリカが沢雷随で、ロシアが突発的な行動に出て、アメリカがマウントを取ろうとするようです。
これはロシアが突発的に無礼を働き、アメリカが意を決して優位に立とうとしますから、仮に第三次世界大戦があるならば先手を打つのはロシアということでしょう。

大運としても18年から26年はロシアが火天大有、アメリカが火水未済で、ロシアが全てを掴み取りに出て、受けるアメリカは未熟・未完成ですから、これはちょっと勝負にならないかもしれません。
ただアメリカは2027年からの81年間の大循環が火天大有なので、早期の復活が見込めます(現在の大循環は火沢睽で矛盾・対立です)。

第三次世界大戦が起こりそうな時期としては米ロが共に本命星が火なので今年の離為火・火達磨、19年の火山旅・さまよい、20年の火沢睽・対立が怪しく、
21年の火天大有・勝利、22年の火生土・土台形成、23年の火風鼎・調和は比較的ましです。
ただ戦争は一度起こると年運に関係なく継続しますので、今年18年から20年の3年間は要注意でしょう。


ということで以上です。