小保方晴子さんと佐村河内守さんを占う | 運命ハック

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オリジナル占術を幾つか編み出しましたので、それを用いて不定期に占っていきます。
今後も独自の占術を産み出し、完成させていきます。

さて、目ぼしいネタもないので数年前に世間を騒がせた人たちを引っ張り出して占って行きたいと思います。


まずは小保方さんから。

1983年9月25日生まれ

九星流占命術だと、社会面を表す本命卦は風山漸で、風が山裾から山頂を目指して吹き上げるようにゆっくり前進します。
精神面を表す月命卦は五黄×山で、極限の五黄パワーで変革を起こします。
深層心理を表す日命卦は土侮風で、我欲が信用・情報・商売を愚弄し、手玉に取ります。

一言で言うと、ゆっくり前進しながら変革を起こすも、信用を弄んだ挙句しっぺ返しを受ける人生です。

人生の結末を表す土侮風は、上手く行けば情報戦の覇者になりえる強力な卦ですが、実力が伴わないと破綻し大ダメージとなる事もあり、危険な卦です。
四柱推命で言う所の財星ですが、成功例としてはナルトの作者や全盛期の小沢一郎さんでしょうか。
九星の場合、四柱推命にはない五黄、太極の成れの果て、残りかすを扱いますから吉凶を内包しており、吉と出れば正財、凶と出れば偏財と単純化は出来ないようで、むしろ占星術の冥王星と太陽がコンジャクションしたような振り幅の大きい結末となります。


大運を見ますと18歳から26歳までが、社会面は山天大畜(大量所有)、精神面が風地観(観察)、深層心理が土侮雷(独自性愚弄)です。
表層では大いに蓄え肥え太り、内面では冷静に考え、深層ではパクリをしてでもオリジナリティを発揮しようとする時期です。
卒論の不正などは土侮雷の影響です。

26歳から35歳までが、社会面は山×五黄(変革性・中)、精神面が風水渙(換気)、深層心理が五黄×地(受容性・大)です。
表層では変革を起こそうとし、内面では血の入れ替えのような激変が起こり、深層では混沌の受容性で何もかも飲み込み、自らの血肉とする創造性溢れる時期です。
深層の五黄×地は具体例として宮崎駿さんが挙げられますが、彼もまたフランスのアニメ映画「王様と鳥」などからパクってますので、創造性と不正とも言えるアレコレは表裏一体の関係なのでしょう。
月命卦に続き社会面の大運にも変革の卦がありますので、小保方さんには強い技術革新の意思があったことは確かだと思います。

36歳から44歳までは、社会面は山風蠱(腐敗と浄化)、精神面が風火家人(家庭、内的世界)、深層心理が土剋水(病気、障害)です。
表層では心が腐り、浄化を必要とし、内面では家庭環境や内的世界で問題が生じ、深層では我欲が知性を剋し、病気や障害をもたらす時期です。
2019年からこのサイクルに入りますが、かなりキツイ時期となりそうです。


続いて九星流姓名判断です。

若年運は天地否(独裁)、中年運が沢地萃(人気)、晩年運も沢地萃。
対人運が天地否、社会運が水風井(インフラ整備)、全体運が巽為風(漂流、巻き込まれ)。
人生前半の内面性が沢地萃、後半が天地否、家庭運が水風井です。

ぱっと見同格が目立ち、影響力が倍増しています。
中年・晩年と人気運が高く、内面的にも人を惹き付けます。
しかし、人格のベースである若年運が独裁性による決裂であり、それが対人面でも現れ、大運の26歳から35歳の間でもそれが出ますので、惹き付けられ近づいた人々と決裂しがちです。
また、社会運も家庭運も関係性のほつれを修繕する必要に駆られますから、マイナスが前提であり、富岡八幡宮のお姉さんのように場合によっては困難を伴います。
このインフラ整備の卦は2008年から16年までの安倍首相の大運でもあり、彼の安全保障面でのインフラ整備の困難さと、それに取り組まざるを得ない状況に、小保方さんも通じます。
それから特筆すべきは全体運の巽為風ですかね。
これは主体性なく状況に流される被害者、または犯罪加担者の卦であり、この卦があると言うことは不正に手を染める外的要因があった可能性を示唆しています。
これは同じくこの卦を持つ白鵬関にも言えることですが、組織的な問題がまずあったからこその個人の不正ではないかと思います。

全体的には表層での人の良さが印象的ですが、心中は強い変革心があり、深層では不正も辞さない何でもアリの五黄卦の負の側面が気になりました。
そこまで大悪人と言う訳ではないでしょうが、騒動を引き起こすだけの要因は十分散見された鑑定結果だと思います。



続いて佐村河内守さんです。

1963年9月21日生まれ。

九星流占命術だと、社会面を表す本命卦は坎為水で、権謀術数を巡らせ、落とし穴を掘って人を嵌め、結果自分も墓穴に入る卦です。
精神面を表す月命卦と深層心理を表す日命卦は火水未済で、画竜点睛を欠く不完全・未熟な卦です。

一言で言えば、悪知恵から墓穴を掘り、不完全燃焼となる人生です。

坎為水は政治記事で再三危険視して来た卦ですが、それは佐村河内さんを見れば一目瞭然かと思います。


事件を起こした45歳から53歳は、社会面と精神面が水侮土で、悪知恵が社会基盤や常識を愚弄し手玉に取り、結果病気や障害をもたらされ、深層心理では火風鼎で人と協力して物事を行う時期です。
火風鼎は三本足の鍋の意味であり、まさにゴーストライターやNHKなどの報道局との連係プレーにより詐欺被害が拡散されていきました。

今年からの54歳から62歳までは、社会面と精神面が水風井でほつれた環境を修復し、深層心理では火雷噬嗑で闘争的に人に噛み付く時期です。
今現在、もしかしたら再起を賭け闘志むき出しのファイターと化しているかもしれません。
それが真っ当な手段であるならば良いのですが・・・。


続いて九星流姓名判断です。

若年運は沢水困(貧困)、中年運が水地比(統率)、晩年運も火雷噬嗑(噛み付き)。
対人運が天雷无妄(天意と天罰)、社会運が天風姤(突発事件・事故、女難)、全体運も天風姤。
人生前半の内面性が震為雷(諸刃の剣)、後半が風地観(観察)、家庭運が火雷噬嗑です。

事件を起こした時の大運は震為雷で、キレキレの才気がほとばしり自他共に切りつける殺傷性の高い卦です。
折角の才気を悪巧みに使ってしまい、結果色んな人を傷つけることになりました。
人格のベースが貧困なので、それが悪影響を及ぼしたようですが、人格自体は人を率いるリーダーの卦ですので、八年間も人を騙して事業を率いる事が出来たのでしょう。
社会運・全体運がともに突発事件ですし、女難の相でもあるので、障害を持った少女との交流から詐欺が露見しました。
対人が天罰ですので、自業自得です。
気になるのが晩年運と家庭運の噛み付きであり、これは現在の日命卦と同じです。
火雷噬嗑と言うと小池都知事の本命卦であり、自民党の09年から17年までの大運です。
敵が現れ、最初は劣勢でも後々完膚なきまでに叩きのめす、野蛮とも言える乱暴な卦ですので、それが晩年に差し掛かり家庭内で発揮されない事を願います。


と言うことで、鑑定は以上です。
今回は古い話題でしたが、事態が収束し全貌が判明してから振り返るというのも面白いかと思いますので、今後も続けるかもしれません。