先週末、ずっと楽しみにしていた
甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根コースに行ってきました![]()
パンダ君が、甲斐駒ヶ岳に行くなら、黒戸から!
とず~と主張し続けて、山の師匠Tさんに
企画いただき、ついに実現したのです![]()
夏の総仕上げ、果たして
どんなコースなのかしら・・・
金曜20時のあずさにのって、小淵沢へ。
現地にお住いの山友さんのお宅へ
みんなでお泊りして翌朝からスタートするという
贅沢なプランです
夢のように素敵なログハウスのお宅にお邪魔して
山友Hさんの手作りの品でもてなしていただき
ついつい夜更けまで話し込んでしまいます!
Hさん宅でとれた、イチジクを煮たもの。
めちゃくちゃ甘くておいしい![]()
ししとうのじゃこ炒め。
水ナス!
このほかにお味噌汁もいただき、
名残惜しいけど、翌朝に備えて就寝です![]()
山友さん、なんと全員分のお布団と、
翌朝のおにぎり、そしてお味噌汁を
1人で準備してくれたのです
自分の登山の準備だけでも大変なのに
ほんとに頭が下がります。
ありがとうございました
さて、土曜日の朝、天気は晴れ!
2台に分乗し、尾白川渓谷に出発![]()
尾白川渓谷は観光地なので、
駐車場にはきれいなトイレが完備してます。
100台とまれるそうです。
準備して、登山開始です!
これこれ!この登山口の顔の標識、
会いたかった♪
耳もある!
この日は、途中の七丈小屋までで宿泊なので、
そこまできつくないのですが、なにしろ
日本三大急登というからには
大変なのだろう・・・。
皇太子殿下もこのコース登られたんだろうか!
お忙しい中を・・・すごっ![]()
竹宇駒ケ岳神社です。
杉の木の背が高~い!
石碑などがたくさん祀ってあります。
下山時には、山伏さんたちがいらっしゃいました。
登山の無事を祈願し、いざっ!
白州の尾白川。ウィスキーもこの水から
作られているのですね![]()
つり橋は5人までだそうです。
でも、しっかりしてるからもっと渡れそう![]()
(昔はこれでも怖かったかもしれないけど、
だいぶ鍛えられてきました・・・)
白州の名水です!
いよいよ、黒戸尾根です。
気温は13℃、長袖シャツ一枚くらいで
歩くとちょうどよい気温でした。
しっかり道標があるので道迷いの心配はないです。
すごい立派なキノコ!
1合目までが、既にめちゃ長い!!
全然急登ではないのですが
1時間半かけて500メートルくらい登ります。
(下山時に長すぎて心が折れました・・・)
笹の平分岐というところで、事件発生です![]()
山友Hさんが、具合が悪くなってしまい
引き返すことになったのです![]()
朝からずっと体調不良で
フラフラしていたとか・・・
前日まで元気だったのに。
でも、山では救急車とか呼べないから
早めの判断が大事![]()
一人で帰すのも心配でしたが、
幸い、まだ危険な個所はないので
ゆっくり帰ってもらうことに![]()
山は逃げないから、また来年行こう!
(それまで私も体力を維持して
おかないと・・・
)
気を取り直し、先に進みます。
この仏様?イノシシにまたがっています!
やがて、一面に苔の生える場所に出てきました。
北八ヶ岳のような雰囲気です。
木も、白っぽい。
刃渡りという場所に出てきました。
そこそこ高度感がありますが、
道幅があるので怖くないです。よかった!
(ヤセ尾根って地図には書いてあったので
ちょっとドキドキしてました・・・)
クマが来たら撃ってほしい 笑
梯子の連続・・・
こういうところを軽快に渡れる人に、
私はなりたい・・・(多分落ちるので無理)
このコースはハシゴ、鎖場のオンパレードと
聞いてましたが、ほんとにそうでした。
なんて読むかわからず、みんなで
「トリテン」と呼んでた場所に到着!
とうりてんぐ と読むらしいですね。
信仰の山、いたるところに石碑がありますね。
謎の朽ちた缶。昭和の香りがぷんぷんします。
きっとわざと残してあるんだと思う・・・
お昼をいただきます!
山友Hさんにいただいたスプーンを
持ってきたのです。
お気に入りでいつも使っています![]()
また一緒に登ろう!
きのこさんが石の下からにょきにょき。
サルオガセがたくさんありました。
「地衣類(菌類)のうち、藻類を共生させることで
自活できるようになった生物」(Wikipediaより)
なのだそうです。コケとも違うんだとか。
キノコの仲間??
立派なイワナ麓に祠がありました。
この岩が御神体なのかな。
そのわきにあった刀で遊ぶ人たち![]()
さて、お昼を食べたら、また登ります!
ダイモンジソウが咲いてました![]()
今回、あまり花が咲いてなかったな~
続くハシゴ…
向かいの山肌に、白い滝のようなものが
見えました。
花崗岩だから白いのかな?雪渓じゃあないよね?
Hさんによると、雨の後にだけ現れる
幻の滝があるんだとか。あれがそうなのかな?
とみんなで話しました。
この橋の下に、崩壊した古い橋がありました。
作り直してくれたんでしょうね。
ありがたいことです![]()
しかし、新しい橋もちょっと傾いてて怖い![]()
至る所に剣!
ハシゴを登る!と…
この日のお宿、七丈小屋に着いた!
第一、第二、各12名の小さな山小屋です。
トイレは第一小屋からは1分くらい離れてて
この橋の上を渡っていきます。
夜中に行った時、1人ヘッドランプつけて
この橋渡って、真っ暗なボットン便所で
用を足したのです。怖かったよー![]()
こわいから歌いながら渡りました。
…謎のオバチャンが暗闇を歌いながら
歩いてる図!それこそが、恐怖![]()
第二小屋、トイレが目の前!いーなー
トイレの立ち位置も、意外と怖い
酔っ払って落ちた人いるんじゃないかしら![]()
各駅からのからタクシー料金だそうです。
(まぁそこから小屋まで、結構歩くけどねー笑)
小屋に、一部キラキラした商品が
展示されてました!
今回の山行で絶対に買おうと決めてた、
モーブさんの作品![]()
真ん中の2本の剣のキーホルダー買いました![]()
少しずつ集めております!
甲斐駒ヶ岳が浮かび上がるロックグラスは
売り切れとのこと。
いつか手に入れて、ゆっくり飲んでみたい![]()
夕飯までの間は、みんなで宴会です!
山友さんが担いで来てくれた
T師匠からの世界旅行の差し入れの
ワイン飲んだり![]()
パンパンのポテチ食べたりしながら、
のんびりしたひととき。幸せー![]()
小屋の階段が、実は1番怖かった件!
足滑らせて、隙間にハマりそうだよーう![]()
忍者のように、壁にへばりつきながら
往復しました!(私だけ?)
小屋の裏手の登山口は、いきなりハシゴです。
翌日は、真っ暗な中、ここを登るわけだな。
ちょっとした広場がありました。
ここで小屋のおふとん干したりするのかな。
向かいに、鳳凰三山のオベリスクが見えるよ![]()
夕飯は5時からでした。
ハンバーグと…
カレーライスに、
そうめんもついていました!
しっかり炭水化物を取って、
翌日に備えましょう![]()
寝る前に空を見たら、満天の星空でした
夜中にトイレに行った時に、
なんと流れ星を見ることができました!
実は今まで見たことなかったんです
うれしー
翌日は、当初は6時スタートの
予定だったのですが、私が絶対下山が
遅いと思ったので、無理を言って
4時に変更してもらいました。
(遅くなると霧で景色が悪くなりそうだったし)
日の出は5時半だったので、
ブラックスタートです!
3時15分に起きて支度をしました。
いつものごとくパンダ君はギリギリまで寝て、
10分で全部支度を終えてやってきました![]()
母はいつも焦っていろいろ
言いたくなっちゃうんだけど、
もうちゃんと自分でできる歳だよね![]()
我慢我慢!
小屋のお弁当はお稲荷さん♫
じわっと甘くて、起き抜けの
ぼーっとした体に染みます!
(お稲荷さんの写真撮れなかった)
しばらく登っていくと、徐々に夜が
あけてきました。
この世で1番美しい時間帯です![]()
富士山クッキリ
そして隣にキューピーちゃんみたいな
オベリスク![]()
雲海すごい![]()
まだちょっと暗いので、ヘッデン付けてます!
しっかり足の置き場がある岩場。
おぉー、目指すラスボス(山頂)は
あそこだね
かっこよーい!
そして、2本の剣
(避雷針ではないよ
)
誰が刺したのだろう。
パンダくんは登ってみようとしてましたが、
登り跡がないそうで…
せっかくなので、勇者の剣?を
掴んでみたよ
すごい景色だなー
雲海も大サービス
もうすぐ夜明け。
9合目くらいで見れました
君は何をしてるんだね、パンダくん…![]()
山頂付近、紅葉が始まってました
♫朝日が水平線からー
光の矢を放ちー(瑠璃色の地球)
日の出を見るといつもこの曲が出てきちゃう
美しいなー![]()

感動の日の出です!何度も同じ写真を
撮ってしまう。
ふじさーん
こちらは北岳、間ノ岳の白峰三山かな。
モルゲンロート!
全てが赤く染まります
ご来光を見たら、山頂に向かいます!
がんばろー
立派な剣、そして祠。
こちらが駒ヶ岳神社の本社、なのか。
駒ヶ嶽、と書くのですね。
こちらのお方が大国主命さまなのでしょうか。
隙間風が入りそうですが、寒くないかしら?
雲が金色!
山頂到着ー
やりましたっ
鳥になったみたいに遠くまでよく見えるね!
いつかあちらの尾根も歩いてみたい。
(多分、仙塩尾根だと思う…)
北側には、槍さま、穂高の
レギュラーメンバーも見えました!
最高の天気に恵まれたこと、感謝です
わらじがぶら下がってる?山頂の祠。
交通がない時代に、旅の安全祈願として
くくりつけたのだそうです。
さぁ、では下山です!
アスレチックのようなハシゴ、鎖場を
ひたすら降りていきます![]()
(山友さんの撮影の写真お借りしました)
ほとんど写真も撮らず、七丈小屋のテント場まで。
更に下るよ。どんどん下るよ。
長い道のりだね!!

つまづかないように黙々と歩いて…
ついたよー、登山口の吊り橋!
わんこがたくさん来てました!
水につかって気持ちよさそうです
私たちも入りたい!
というわけで、下山した後は、尾白の湯に入り
サッパリ!露天風呂が広くて気持ち良い
お風呂でしたよー
電車の時間が迫っていたので急ぎ足でしたが
もっとのんびり入りたかったなー。
駅まで山友さんに送っていただき、
(ありがとうございました
)
パッケージに惹かれて買ってしまった
昭和百年弁当を食べて、
パンダくんと暇つぶしに映画を見ながら
あずさでのんびり、帰りました。
(ダウンロードしておいてよかったね!)
パンダくんは、「黒戸尾根」と入った
山バッジをゲットしてニヤニヤ。
また1つコレクションが増えたね![]()
山友さんのをみて、カッコよいので
いつか登ったら買おうと決めてた、
こちらの手ぬぐいも買いました!
大満足の週末でしたが、
代償は大きい…
久しぶりの超!筋肉痛でございます。
会社で椅子から立ち上がるのがツライ…
明日の卓球できるかしら?![]()







































































































