去年行った燧ヶ岳、会津駒ヶ岳。
残念な天気だったのでリベンジしたいなと
思っていたところ、
去年の登山時に都合つかず行けなくなって
しまった山友さんが、燧ヶ岳に行きたい!
ということだったので、
去年と同じプラン、尾瀬行きの夜行列車を使って
リベンジ登山に行ってきました
当初は2人で行くつもりだったのですが、
パンダくんが、高校の友達で山登りをしたいと
言う人がいるとのことで、
山友さんも快諾いただき、
一緒に行くことになりました
とは言え、いくら体力がある高校生でも
いきなり宿泊して二座登頂は
厳しいので、2日目の会津駒ヶ岳から
合流してもらうことにしました
私は一足先、金曜の夜に出発
北千住駅近くのお店で山友さんと待ち合わせ。
北千住、初めて来たのでキョロキョロ
壁一面に昭和っぽい貼り紙のある
謎のお店があったり…
飲み屋さん横丁が充実してるんですね。
ちょっとお店を間違えちゃったりしましたが
無事に合流し、翌日の食事を購入して
尾瀬行きの夜行列車ホームへレッツゴ~
北千住から乗るのは、2回目です。
(前回は浅草から乗ったので、
前々回の、尾瀬沼巡り
以来ですね~なつかしいな)
その時はまだこんな大きなオレンジの掲示板は
なかったような気がする。
ぽちぽちと人がいます。
登山客がほとんどですね
調達し忘れても、
こちらの自販機で軽食を買うことができますね!
特急リバティ到着しました。
今回たまたまとった座席が
すごい広々してて楽でした!
足伸ばし放題です。
(ただ、テーブルはない)
こちらの座席番号でした。
深夜0時発、3時間ほど乗って
会津高原尾瀬口駅に到着後、
4時半くらいまで車内で仮眠が可能です。
5時発のバスに乗り換えます!
昔ながらの駅舎です。
レトロな改札がかわいい
集札箱・・・久しぶりに見ましたよ!
バス停に咲いていたのはヤナギランだそうです。
7時頃に御池バス停に到着!
私はどこでもよく眠れる体質なのですが、
山友さんは電車でほぼ一睡もできなかったそうで
辛そうでした・・・
結構電車や山小屋では眠れない、という人を
聞きます。眠れる人との差はどこにあるんだろう。
この日の予報は霧と雨であまり良くなかったのですが
駐車場にも結構車が止まっていました
さて、登り始めますよ~
出だしから、すごい華やかなキノコを発見!
調べたらマスタケ と出てきました。
そういえば、以前鳳凰三山でも見てましたね。
鳳凰三山日帰り ドンドコ沢→夜叉神峠 / きゅうパンダさんの鳳凰山・地蔵岳・観音岳・薬師岳の活動日記 | YAMAP / ヤマップ
こちらはシメジみたいなキノコ。
でも怖くて食べられないね・・・
燧ケ岳は、最初から、急登です!
相変わらず木道も腐ってた箇所が多数あり、
岩も滑りそうなので(至仏山ほどではないが・・・)
雨がそんなに降ってなくてよかった。
今回、ずっと使ってなかった木道ストッパー
というものを持ってきて、山友さんと
装着したのですが、私はなんとすぐに両方とも
外れてなくしてしまうという不始末・・・
山友さんはそれなりに効果があったようで
よかった!
Amazon | モンベル(mont‐bell) リバーシブル グリッパー 1129608 ブラック BK | Mont-bell(モンベル) | ビンディング
(今、もう売ってないみたいですね)
こちらのキノコはハナウロコタケというみたい。
小さめのかわいいキノコさんでした。
しばらく急登をあるくと、
広沢田代という尾瀬らしい平地に出てきます。
このあともう1つ、熊沢田代でもご褒美?
の平地歩きが待ってます!
ワタスゲはほぼ終わってましたが、
キンコウカの枯れかかったものは
まだ残ってました。
池塘もあって、テンション上がる!
もうすこし晴れてくれないかな
とはいえ、湿原はこのくらいの曇りの方が
歩きやすいよね(負け惜しみ)
いい感じ~
さて、しばらく木道が続いた後は、また急登。
ここでやっと5合目か・・・
ホツヅジが1輪咲き残ってました!
さて、熊沢田代に到着です。
写真では草紅葉が始まっているように見えますが
実際にはまだ青々としてました。
こんな展望スポットもありますよ~
心の目で眺望を楽しみます!
いい景色ということにしましょう
赤い実がきれい
少し前に暴風雨でもあったのか、
笹がなぎ倒されて登山道に敷き詰められて
滑りやすくなっておりました
下が良く見えないので、すれ違った人で
穴に落ちてうっかり滑落しそうになった!
という声もありました。
よく見るこちらの花、尾瀬の花で調べたら
シラネニンジン と出てきました!
アキノキリンソウだと思います!
なぞに、「7.9」と読めるプレート。
すぐ後に8合目の表札があったので
誰かが7.9合目、という意味で彫ったのかな?
ここで、ちょっとざれてる開けた場所に
出てきました。
下まで滑っちゃうとアウトなので慎重に。
(とはいえ、そんなに滑りやすい土ではないです)
いよいよ9合目!もうすぐだ~
笹がすごい・・・
ついに、つきましたよ!
これで俎嵓 とは、読めないよね、普通。
山頂は爆風でした
さて、どうするか迷いましたが
団体さんが進んでいたので、
10メートルほど高い、本当の?
山頂、柴安嵓を目指します!
いったん下り、また登り返して・・・
ちょっと一息入れて・・・
これはシラタマの木ですね。
ゴゼンタチバナの実もかわいい!
リンドウ、この日は天気が悪く開いてませんでした。
よし!ついに、柴安嵓に到着!
やっとこれで燧ケ岳制覇です
いつもパンダ君に
「10メートル高い芝安嵓が本当の山頂だけど、
ママは登ってないもんね」
と馬鹿にされていたのですが、やっと解消です!
(前回は疲れちゃって端折りました…)
一瞬日が差して晴れたかなぁと思ったけど、
やっぱり眺望はなく風も強いことだし、
さっさと下山しましょう!
アザミかな、それともオヤマボクチかな。
白と紫の花の競演
また帰りも笹地獄、滑らないように慎重に!
行きに、ここが登山道と信じてこんなにしっかり
ロープ張ってあるのにも気づかず
突っ込んでしまった…
下ばかり見て視野が狭くなってると
ルートを簡単に見失うなぁ…
また湿原まで戻ってきましたよ!
ちょっと小雨になってきたので
お湯を沸かして、あったかいスープ飲んで
パンを食べてたら
また本降りになってきたよー
この日は降ったり止んだり、でした!
イワショウブがちょうど見頃ですね!
キンコウカです!
7月には一面に金色の花が咲いて
とても美しい
ハート型のミニ池塘
オゼミズギク と言う花のようです。
池塘の面に映り込んだ雲が綺麗
一部整備された木道があります!
ただ、きっとすぐ木が腐っちゃうだろうから
整備は大変だと思います…
こんな感じで朽ちてしまった木道、
端に乗るとシーソーのように
ギッコンバッタンと反対側が持ち上がったり。
また、数本のうち1本しかまともに
残ってなくて、平均台のように
細い木の上を歩かねばならないなど、
なかなかスリリングであります
ともあれ、無事下山しました!
ほぼ予定通りです。
この悪天候の中、頑張りました
(いつも自画自賛!)
さて、バスで宿に向かいましょう。
本数が少ないから心配でしたが、
無事15時台の早い方のバスに乗れました
かわいいラッピングバスです
この建物が、檜枝岐村の村役場のようです。
水芭蕉のマーク入り!
会津バスさん、ありがとう
バス停の真ん前のお宿、すぎのやさん。
前回と同じです!
お部屋は素敵な和室
畳のへりに水芭蕉の模様、懐かしいね
お部屋の窓からは、清流が見えて
気持ち良い
とりあえず、お茶を飲みましょう
落ち着くねー!
さて、一服したら、外の温泉に行きましょう。
こちらの宿に泊まると、なんと無料で
外湯に入れるのです
マンホールも水芭蕉のデザイン
5分ほど歩くと、温泉に到着ー。
コイン精米所の隣にあるヌカハウスが
気になるー
この日の温泉はこちら!
駒の湯さんです
村には3つの温泉があるとのこと。
露天のある燧の湯に行ってみたかったのですが、
Googleマップで歩いて22分とのことで
(宿の人は15分と言ってたが、
郊外の人あるあるですね!)
行くとご飯に間に合わないので
近い方の駒の湯にしました!
内湯だけでも十分!
ほどよくしっとりしたいいお湯でしたー
外にはホオズキが実ってました。
秋だなぁ。
さて、夕飯は、山の幸がいっぱい!
そして、キクラゲと、舞茸ご飯。
キノコいっぱい
小鍋も舞茸、そして鴨でした
無事の登頂を祝ってかんぱーい
山ウドだそうシャキシャキで
えぐみもなく食べやすい!
イワナの串焼き、前回同様美味しかったー♫
そして最後にこの辺りの郷土料理、
裁ちそば、そして、はっとう という
蕎麦粉のお餅。
やもーど料理というのが、この辺りの
伝統的な料理だそう。
http://www.oze-hinoemata.net/azi/hattou/hattou.htm
お腹に詰め込んで、ぱんぱんだー
さて、高校生たちは無事に合流出来るかな?
ちょっとドキドキしながらも
翌日に備えて早めに就寝です。
続く!