










駐車場はかなりいっぱい。
真っ暗なんですが、ひとがたくさん。
ご飯食べたり身支度をしたり。
ゆっくりとタクシーを待ちます。
七倉山荘の中で眠って待ちたい…
綺麗な黄色い花。
ヒヨドリバナ
アキノキリンソウ?
ホタルブクロ。
ヌスビトハギかなぁ?
タクシーに乗りました!
高瀬ダムはロックフィルダム という形式の
ダムだそうです。
つづら折りの道を、くねくねと登っていきます。
さあついた!
ダムから伸びている歩道の先に・・・
トンネルがあります。
この先に、登山道があるのです。
ちょっと暗いぞ。
いよいよスタートです。
ここから烏帽子小屋までが、いわゆる
北アルプス三大急登のブナ立て尾根、
どのくらいきついのだろう・・・
あ、まだでした!
つり橋をわたりま~す。
そして、砂礫地に、
廃屋となった濁沢小屋。
「黒部の山賊」という本では、かつて
ここで強奪の末殺された
登山者があったとか(多分それがここ)・・・
ひぇ~
砂地をしばらく歩きます。
こういうの、橋っていうんですかねー
こういうの苦手!
1歩ずつ、よろよろしながら渡りました。
立派な滝がありました。この左横についている
登山道を登るわけです。
6:30スタート、ここからですね!
最初が12番で、だんだん数字が減っていくそうです。
最後が1番ではなく0番・・・
イケマっていうらしいです。
ヤマアジサイがあざやか!
うど。こうしてみるときれい
センジュガンピかなぁ?
なんとかショウマ・・・
(いろいろあるのよね・・・)
お花で気を紛らわせながら、9番まで来ました。
タマガワホトトギスというようです。
よしっ7番!
こちらはサンカヨウの実かな。
マイヅルソウの実ですね。
マルバノイチヤクソウです!
オミナエシかな?
こうして写真を撮って休み休みいかないと
キツイ坂であります。
9時頃に三角点に到達しました!
ちょっと遅めだけど、当初予定は
タクシー待ち時間を考えて
7時スタートだったので、ゆとりがあります。
ゆっくり行こう。
このあたりから、烏帽子岳が
木陰より顔を出してくれました。
お隣の船窪岳も・・・
船窪岳の山小屋が、ランプのお宿で
素敵らしいのですが、滑りやすいと
聞くので、まだ今の技術では行けないなぁ。
ゴゼンタチバナもたくさん咲いてました!
イワカガミはそろそろ終わりでした。
実もたくさん見かけました。
9時半ころに、やっと稜線に出てきましたよ~
これはアカモノかな?
マイズルソウ、まだ咲き残ってました!
やっと、2番・・・もうすぐだ・・・
このあたりから、かなり辛くなってきましたが
あと一歩、と何百回も言い聞かせて
ゆっくり登ります。
ツマトリソウも美しい
リンドウさんにも励まされる!
キバナノコバノツメも・・・
まだ着かないか・・・がんばれ~
終始、急登が続く道でございました。
ベンチなどもあまりなく、噂通りの急登。
でも、道はよく整備されていて歩きにくいところは
ありませんでした。ありがたや~
そして・・・10時半、ついたわよ!!
やっほ~
赤牛岳をバックに、イワギキョウが
満開で素晴らしい烏帽子小屋前です
そして、コマクサさんも咲いてました!
(ロープがあるので近寄れない)
赤牛岳、かっこいい~
いつか行ける日が来るのだろうか・・・
あの先は、きつくて有名な「読売新道」
そしてその先に黒部の渡し船と聞いています。
烏帽子小屋で、とりあえずジュースを飲んで一息。
「越冬」ビールだとちょっとお安いらしいが
ビールはまだ飲めないのでお預け。
小屋の前で、ホッと一息
赤牛岳、いつか行ってみたくなりました!
が、続く読売新道という道が怖すぎて
まだ無理だなー
さて、烏帽子岳へ出発!
小屋の前で撮っていただきました
モフモフ、かわいい
コマクサが本当に見頃でした!
今回の山旅で、コマクサ可愛いな、と
思いました
こんなにたくさん咲いてるの
初めて見たー!
山の上の方に急にこのような白砂の地帯が
あるのって、とても不思議!
それにしても、ほんっとうに
良い天気
イワツメクサが満開!
途中でペットボトルホルダーが壊れてしまい
ここに置いて山頂を目指す!
帰りにちゃんと回収しましたよー
烏帽子岳は、前烏帽子からの
このアングルがかっこいい!
なぜ斜めに撮るのだ、息子よ
こちら、さくらんぼみたいにつながってるー!
リンネソウというようです
さて、烏帽子岳の山頂近くの核心部。
鎖が2箇所ほどと、狭い岩棚の上を
壁伝いにある鎖所が1箇所。
行けるかしら…
パンダくんはヒョイっと登っていきました。
私も大丈夫!
山頂に到着ー
絶景ですよー!
次の日に登る水晶岳かな?
針ノ木、蓮華、後立山連峰までよく見えました!
山頂が狭いので、ささっと撮っていただきました!
烏帽子岳は、二百名山です。
ちょい狭い、岩棚の上をカニのように
横に進む。
ミヤマコゴメグサ!
小さなうちわみたい
ミヤマダイコンソウ、だそうです!
(なんとかキンバイだと思った)
烏帽子小屋に戻る途中に、
虹のように光る場所がありました
ハロかな?
烏帽子小屋に戻りました!
お昼時で暑くて、ひと足先に戻ったパンダくんは
チョコっとお昼寝。
ご飯も食べてから、出発します!
そう、この小屋に泊まりたかったのですが
予約できず、次の小屋までいくのです…
天使の羽のように見える彩雲も
見れました
きっといいことあるね!
ウサギギク、満開!
ジョウビタキちゃんにもこの景色を
堪能いただき、レッツゴー
ヤマハハコですね。
うーん、シラネセンキュウかなぁ?
線のような雲。
烏帽子小屋のテント場を通り抜けて
進みます。
日差しがすごくて、テントの中には
日中は、いられないかも…
カラマツソウだ!
歩いて来た高瀬ダムが遥か下の方に
見えました。
時々現れる、岩場…
苦手なのよねー
ハクサンシャクナゲもまだいました
気持ち良い稜線歩き
(これ、天気悪かったら大変だぞー)
カッコいい構図!
後ろは立山剱…かな?
こういう砂礫の地から水を吸い上げるのは
すごい力だね!
今まで見た中で1番、
コマクサが群生してました!
で、のどかな稜線歩きだと聞いてたんですが、
三ッ岳というピークがあるんでした!
きいてないよー(下調べ不足)
後ろの方で、
「おーい!」という大きな声がして
振り向くと、なんと、
遠くにクマが走り去っていくのが見えました
男の人が、大きな声で
威嚇して逃げた模様。
丸っこい体でしたが、
弾丸のようにすごい速さでした!
気を取り直して、槍ヶ岳さんを見つけて
頑張って進む。
ヨツバシオガマの咲きかけかな。
やっと、標識が見えて来ました。
野口五郎岳の手前にある小屋に
泊めていただくのです。がんばろー!
どこまでも続く稜線と、お花たち。
雪渓は登山道にはなかったけど、
まだあちこちに残ってました。
野口五郎小屋の手前、数百メートルのところで、
旧道に迷い込んでしまい、
ごーろごろの大岩だらけの場所に
来てしまいました
滑ったら隙間に挟まりそうで急がないし
日が暮れたら大変だし。
半泣きで渡っていると、電話が
かかって来ました!
17時になったので、小屋の人が
心配してかけて来てくれたのです
やっとの思いで岩場を抜けて、
急いで折り返し電話をすると
「急がないで大丈夫ですよ!」と優しい言葉。
申し訳ない…
17時半頃になんとか到着ー
小屋のみなさん優しくて、
口々に「よかったねー!」
「旧道は大変だったでしょう」と
声をかけてくれました。
なんで間違えたんだろう…
ちなみにJ隊長も1回目に来た時は
間違えたそうです!
ヤマレコの警告もすぐには鳴らないので
気をつけてください…
すぐにご飯を出していただきました!
カレーに乗った、目玉焼きが
ハート型でかわいい
すごい歩いた1日だったなぁ…
ぐっすり、よく眠れました!
翌朝は、ちよっとゆっくり目の出発で
大丈夫。朝焼けを楽しめました
富士山も見えた!
この日もいい天気になりそう
元気に過ごせる1日に感謝!
ほんとうにおせわになりました!
またぜひ来たい小屋です、が、
少々遠いので、頑張って体力作りせねばー。
お水が不足していて、汲むのは
1人1リットルまでの制限がありました。
雨水に頼る小屋とのことで、大変だー。
古き良き山小屋です。
とても落ち着きました。
トイレはボットンなので、苦手な人には
ちと辛いかな
救助隊員の方が、小屋にいらしてました。
熱中症で行動不能の人をこれから
救助するのだとか。お疲れ様です!
かっこいいお兄ちゃんと写真一緒に
撮っていただきました!
さぁこの日は水晶岳へ!
続きます!