山友さんと、地図読みツアーに行ってきました。
場所は、山梨にあるセーメーバンという山です。
いつも地図で見て気になってたものの、
あまり行ったと言う話を聞かないし…
と思ってたら、ちょうどその山で地図読みの講習会
ツアーがあると言うので、
ワクワクしながら申し込みました
心の故郷、大月駅に集合します!
(しょっちゅう来てたからね)
いい天気
小菅の湯行きの路線バスで
登山口に向かいます。
この、小菅の湯も一度行ってみたいんだよね。
奈良子入口、というバス停で下車。
今回、このルートが山と高原地図や
ヤマレコに掲載されてないルートで、
ヤマレコさんにはこのバス停もなくて
地図の予習に苦戦しました…
(YAMAPにはあったみたい)
新緑が眩しい
綺麗な沢の水にもテンション上がるー
そして、藤の花が見頃であちこちで
見事に咲いてました!
ということは、当然、ハチさんも結構
出てきてました🐝
満開
しばらくは住宅街の中を歩いていきます。
舗装されてるけど、結構坂道。
こちらは、「たくどうゆうき」と
書かれているそう。意味は…
ガイドさんに聞いたのだけど、忘れちゃったー
ここから雁ヶ腹摺山、姥子山にも行けるんですね。
(バス便少なそうだけど)
シャガもきれいに咲いてるねー
十王堂、初めて聞いたな。
中には10の神様が祀られてます。
こちらもこの辺の方達の信仰の為のもの
のようですね。
あちこちに立ってました。
いよいよ登山口から山道に入っていきます!
ルートにない道ですが、
ちゃんと踏み跡はありますね。
(藪漕ぎとかするのかと思った)
フデリンドウさんです
1つの茎から1輪咲いてるのがハルリンドウ、
この写真のように複数咲くのが
フデリンドウだそう。
陽があたってほんとに美しいなー
さて、地図読みの実践練習です!
コンパスの長辺を、進む方に合わせて、
コンパスについてる回転盤の矢印を、
磁北線に合わせます。
矢印と方位磁針の向きが合うように
自分の体の位置を調整したら、
コンパス本体の矢印が、これから向かう方向、
となります!
回転盤についている角度の度数を
みんなで言って答え合わせ。
何度かガイドさんに聞いてるうちに、
段々できるようになってきました。
次の目標地点をウェイポイント、というそうです。
このコース、最初すごい急登で、
ストックの石突を取って、地面に刺しながら
進まないとズルズルと落ちてしまいます!
等高線を見ると、300メートルの距離で
150メートルも標高上げることになってて、
えっ?ということは、45℃?ほぼ崖じゃん
という読み取りなどについても教わりました。
勉強になるなー
もふもふの枯葉地帯も時々あります
油断してると石を踏むので注意!
キノコさんたち
交代で地図読みしたウェイポイントまで
皆を誘導し、無事セーメーバンに到着ー
山頂の眺望が特にいいわけではないので
あまり人気がないのかな。
それにしても、こんなマイナールートの登山は
初めてです!
安倍晴明が、ここで亡くなったという
伝説から、名前がついたとのことです。
晴明盤って書くんだって。せっかくなので、
1枚撮影してもらいましたー
ささっと山頂でお昼ご飯です。
20分程度なので、おにぎりパパっと食べるだけ~
朝は氷点下予報だったので、ダウン着てきたくらい
寒かったのに、だいぶ暑くなりました
半袖でいいくらい
このような委員会があるのだなぁ…
標柱はなかったな。
アップダウンを繰り返しながら、
岩殿山方面に向かいます。
コンパスの使い方もだいぶ慣れてきました!
伐採されてる開けた場所。
アップダウンを繰り返し、
なかなか手強い行程です
寒いと思って水を500mlしか持ってこなかったのが
ちょっと悔やまれました。
途中で足りなくなり、最後は
お昼に持ってきたお湯を飲んでしまったー
小ピークに到着ー
この近くに、三角点がある!というので
みんなでコンパスと地図を頼りに
探しにいきました。
結構下って、発見
戻りは当然、登り…ひぃー
高ノ丸山からトヅラ峠に向かう辺り、
すごい急坂がまたありました。
注意してゆっくり降ります。
この辺の土は、扇山、百蔵山と似ていて
赤土っぽく、ズルズル滑るんですね。
ツツジも満開
おっと!足元に可愛いハルリンドウちゃんたち。
踏まないように気をつけて!
鉄塔、送電線に沿ったり離れたりしながらの
道です。目印があると迷いにくいね。
お馴染みのこの山域の標識。
いつもおせわになります!
こちらもビュースポット
富士山ちょっと霞んできましたね。
大月の街が見えてきました。
小さいけどきれいな青で
星のようにポツポツと光って咲いてます!
こんもり
稚児百合もいました!
笹が茂ってきたら、笹平に到着!
もっさもさしてます!
この後は、稚児落としへ。
岩殿山の並びにあります。
昔、織田信長に追われた小山田家の千鳥姫が
従者らと岩殿城落から、姫と子ども2人で
脱出をはかります。
一人はまだ赤ちゃんでした。
谷を見下ろす崖の淵にたどりついたときに
赤ちゃんが泣き出してしまい、
織田軍に気づかれることを恐れた従者が
そのまま赤ちゃんを谷下に投げ落とした、
という悲しい伝説がある場所です。
崖っぷちが怖すぎて近寄れません
こちらはアオダモ?
新緑に白い花がきれい!
いい眺めだー
藤もふっさふさ!
こちらはセリバヒエンソウかな。
ヒメウツギ らしいです!
いい季節になったね♪
ジュウニヒトエにも会えました
浅利という町に降りてきたのですが、
その道も結構滑りやすかったです。
後ろのオジサマが、結構距離を詰めがちで
一度滑って転んできたのですが、あやうく
スライディングされるところでした・・・
こわいよ~
町に戻ってきました!
なぞの鳥居。何のために作られたのだろう。
立派な橋梁!
20分ほど歩いて、大月駅に到着!
楽しく、学びのたくさんあるツアーでした。
ガイドさんにも色々聞けて良かった!
富士急行のラッピング電車、富士山ですね
大月駅は観光の外人さんで大賑わい
ささっとお土産、ビールを買って
中央本線に乗り込んだら
山友さんとお疲れの乾杯
そんなに距離は歩いてないけど久しぶりの
暑さの中で急登、アップダウンが多く、
かなり体力を消耗しました。
水はあと500mlあったほうがよかったな。
反省点を次の山で生かしますよ~