11日の6時に新宿に集合、そこから
師匠Tさんのカッコいい車で
八ケ岳の美濃戸口に向かいました![]()
3連休の初日、そしてお盆の時期とあって
道路が大混雑![]()
途中で高速下りたり色々したのですが、
なんと6時間もかかって
お昼近くにやっと到着・・・
3時間遅れのスタートです。
でも遅かったおかげで?帰り始める車も
いたので美濃戸口で聞いたところ、
赤岳山荘の駐車場に空きがあるとのこと!
すごい凸凹砂利道ですが、
師匠の車は4WDなんで
ずんずん進み、赤岳山荘まで乗り入れる
ことができました。
これで1時間も短縮
感謝です!
12時20分、登山スタートです。
日没前に山荘につきたい!
南沢から行者小屋までは、
そんなに急なところもなく
サクサクっと進めます。
ヤマオダマキが見頃です![]()
美濃戸山荘につきました。ここで
スイカが売ってたので、
帰りに寄ろうと心に決めました!
さて、先を急ぎましょう。
南沢の下のほうは、花はすでに
咲き終わった感じがありました。
これはチダケサシかな?
宝石のような野イチゴ。
いい天気でよかった![]()
台風が近づいていたので、
みんなで心配していたのです。
キバナノコマノツメが咲いてました。
南八ケ岳も北に負けず、苔が美しい![]()
Hさんが撮ってくれた、自然体の写真。
顔隠してますが、ポカーンと口あいてます![]()
ふぅー、一休み
見上げると、明日のぼる山たちが見えます。
毎回、ほんとにあんな上まで登れるのかな?と
不思議になるけど、登れちゃうんですよね~。
人間ってすごいな。
りっぱなカミキリムシくんが日向ぼっこ
してました![]()
空手家の2人が先頭を行くと、
たとえクマが来ても怖くない、気がします![]()
14時50分、行者小屋につきました!
もともと2時間45分のところを15分くらい
早くつきました。そんなに急いだ感じは
なかったけど、とりあえずよかった!
北岳でもありましたが、ここにも
吹き出しの看板があったんだ!
こちらにはいろんな吹き出しが
用意されてましたよ![]()
ここでしばし休憩の後に、15時7分に出発~。
ここからが本番の岩場あるきです。
ゴゼンタチバナの花は終わり、
実がつき始めてました。
ネットでくるまれている階段。
(冬に滑らないようにだろうか・・・?)
なかなか急ですよ!
赤岳っぽい赤茶色の岩を登っていきます。
地蔵尾根というルートだけあって、
お地蔵さんがいらっしゃいました。
T師匠にとても似ている
(師匠が頭に手ぬぐいを巻いているところも
余計に似ている!)ということで、
お地蔵さんと並んで写真を![]()
私のへっぴり腰が面白かったのか、
たくさんの後姿を
撮っていただきました・・・![]()
オレンジパンツで余計にお尻が目立つな~。
お尻の尻~ズです![]()
(撮られている方は、登るのに必死です)
尻~ズ!
ここにも尻~ズ!
どんだけ撮られているのやら![]()
頑張って登っていると、
分岐点が見えてきました。
ここで岩場はいったん終了かな。よかった~![]()
尾根に出ると、行く手に建物が!
あれがこの日泊まる、赤岳天望荘です。
よくこんながけっぷちに建てましたね![]()
赤岳の山頂直下に建っています。
明日はあれに登るのか~
晴れてくると、カッコイイ写真に!
絵のような風景でした。
初めての南八ヶ岳、いい天気で
ほんとに感謝です![]()
美しい山並み![]()
遠くに町も見えます。
良く登ってきたな~
天望荘ではかわいらしい山バッチが
売っていましたが、
パンダ君に聞いてみたら
「クラシックな山バッチ希望」
とのことだったので、これではないものを
翌日下の方の山荘で買いました。
荷物を置いて外を散策すると、
なんとすぐ近くにコマクサが
今日はもう、のんびりしていいんです。
山小屋ならではのご褒美タイムですね![]()
私たちは5人同室で、「つくも草」という
部屋でした。
上下に分かれていて、男性が下、女性が
上にしましたが、
結構下の階の高さがあまりなくて、
みなさん頭を何度も
ぶつけていて申し訳なかったな・・・。
部屋の写真撮り忘れたなー
明日も天気になりますように!
山荘付近には高山植物がちらほら
咲いていましたよ。
眺めも良く、たくさんの人たちが
一杯飲みながら外の景色を楽しんでいました![]()
だんだん日が暮れていきます。
太陽をつまんでみたり![]()
掴んでみたり!夕飯までの時間、
色々遊んでました。
夕日がゆっくり沈んでいくのが、
本当に美しい・・・
さてちょうどよいタイミングで夕飯です。
再度乾杯![]()
夕ご飯は、なんと鶏のロースト。
クリスマスみたい![]()
Tさんがどんどんワインを追加して
飲み切れない![]()
増築したのでしょうね。
さてご飯の後は、疲れた体をお互い
マッサージでほぐす!
しかしこの図はどう見ても痛そう![]()
Hさんが肩甲骨まわりを徹底的に
ほぐされてました!私もその後
足首のあたりのツボを
「ここが効くんだよ~」と
ぐいぐいIさんのすごい力で押されて涙目に![]()
さて、体もほぐれたしおなかもいっぱいだし
そろそろ寝ましょう。
満天の星空でした
この日はペルセウス流星群の日だったようです![]()
翌朝Wさんが教えてくれたのですが、
もっと早く知りたかったな!
翌朝。良い天気です![]()
富士山もくっきり![]()
朝日が神々しくて感動です!
遠くの方には北アルプスの穂高の山並みも。
朝ごはんは6時15分だったかな?でした。
サバの煮つけが柔らかくておいしかったです!
私は前日少々飲みすぎて
完食できませんでした![]()
7時に出発です。お世話になった山荘前で
みんなでパチリ。
朝一の登りはきついよね~と
みんなでふぅふぅ言いながら
登っていきます
なぜかあかべこちゃんがいました![]()
30分ほど急な道を登っていくと、
赤岳頂上山荘に到着しました。
そのすぐ近くが、山頂です!
7:38、登頂です。やりました![]()
山頂付近にはいろいろな花が咲いてました![]()
イワベンケイとか
こちらはチシマギキョウと似てますが、
花びらの縁に毛が生えてないので
多分イワギキョウです。
タカネナデシコとか
さて、赤岳を降りていきます。
次の阿弥陀岳に向かうため、文三郎尾根の分岐まで。
へっぴり腰![]()
Iさんが振り返ってニヤニヤ。
でも、こちらの道の方が怖くないんです。
地蔵尾根の方は開けていて高度感があったけど
こちらは少し周りの壁があるので守られている感があります。
(そういう感覚は私だけみたいです・・・)
とりあえずどんどん下る。もったいない・・・
なかなか険しい道ですよ。
ここでいったん下りは終わり。
この後中岳、そして阿弥陀岳へと登っていきます。
奥が阿弥陀岳、手前が中岳。いい眺めだな~
いい天気!かっこいい稜線にワクワク。
さぁまずは中岳へ!
中岳に登って、降りて。
コル(谷間)から見ると、山に囲まれてる~![]()
降りたところでザックをデポ(ただそのへんに置いておくだけですが・・・)して
いよいよ阿弥陀岳へ。
ヤマハハコかな?
実際には山の花たちを愛でている余裕はなく、
必死に崖にへばりついてます。
しかし、どう見ても工事業者の人が
壁の点検中、ていう図だねこりゃ![]()
よっと!いけるよ!
一歩ごとに声を出して、
自分を励ましていきます。
(やたら独り言が多い・・・
)
途中の崖の部分は写真を撮る余裕も
なかったのですが、
とにかく岩をつかんで、足を上げて、
の繰り返し。
前の人が足を置いているところを見て、
マネしていきました。
途中何度か、ちいさな石ですが、
上の方の人が歩くときに
落ちてきてしまう落石がコロコロ。
当たったら多分結構痛いだろうな。
なのでヘルメットがいるんだな。
と思ったのでした。
9:35、阿弥陀岳に登頂![]()
ヤマレコ(アプリ)のログが途中で切れてしまっているので
ちょっと分からないのですが、赤岳から約2時間だったようです。
なぜかお尻に手を当てるポーズ![]()
これはいただけないな。
阿弥陀岳は仏教由来の山とのことです。
まぁ名前からして、そうだよね~
がんばりました!
10分くらい写真などをとって、
10時35分、下山開始です。
これはどのあたりで撮ってくれたのかなぁ。
これだけ見るとすごいところ登ってる
みたいに見える
中岳のコルまで戻り、ザックをまたしょって、
下山していきます。
こちらはオトギリソウのようですね。
もじゃっとしてるけど。
コルを少し過ぎたあたりで、男の人が道の端に
座り込んでいました。
見ると足がちょっと変な風に曲がっていて・・・
骨折してしまっている様子![]()
痛いだろうなぁ・・・![]()
![]()
女の人が付き添っており、また、仲間の人が
既に救援を頼みに降りて行ったとのこと。
痛み止めも飲んだとのことで、もうこちらで
出来ることはなさそうでしたので
とりあえずお大事に、と声をかけて、
降りていきます。
早く救援隊が来るといいですね!
じっとこちらを見てましたよ。
これはアキノキリンソウかな?
救援の2人にすれ違いました。
けが人の様子や、場所などをお伝えし、
「結構恰幅の良い方でしたけど・・・」と言うと
「大丈夫です
救援隊なので
」と力強く
言ってどんどん前に進んでいきました。
めちゃかっこいい~![]()
Hさんと目がハートになりました![]()
![]()
しかしですよ、いくら大丈夫とはいえ
100キロを超えるような大男(に見えました)を
小柄な救援隊の2人(1人は背負子でした)で
どうやって運び下すのだろうか・・・
マムートの刻印のある階段。
沢が見えてきました。
救援隊の追加の方たちが10人くらい?
またやってきました。先発隊はおそらく
応急処置をするメンバーなのでしょう。
これだけいればなんとかなるかなぁ。
でも、この山道では
担架はきっと使えないだろうしなぁ・・・
こちらはシシウドかしら?
とりあえず私たちはみな無事に、
予定通り、12時に赤岳鉱泉まで到着。
こちらでお昼を食べました。
いつかここでステーキの夕食を
食べてみたいな~![]()
ここにもかわいい山バッチはあったのですが、
クラシックなタイプじゃないな。
あと、阿弥陀岳もない
残念。
お昼はつけ麺にしました。
具が多く、おいしかったな~![]()
なぜかTさんが「このラーメンの汁には
カレー粉が入ってる!」と主張し、
Hさんがお店の人に
「カレー粉は入ってないですよね?」と
わざわざ確認してて面白かった![]()
きれいな沢に癒されますね![]()
さあ、もう少し!
意外とダラダラ続く下り道。
飽きてくるんですが、こういう時に
ケガは起こりやすいもの。
気を引き締めておりますよー
ダイモンジソウ、八ヶ岳にも咲いてるんですね。
下の方に、救援隊の車が
停めてありました。
1人ケガすると、結構な人数が
動員されるのだな、と改めて感じ、
もちろん不可避の事態もあるかもしれないけど
自分て気をつけられることはしっかり
やっていこう、と思いました
それにしても、救援の人たちの
カッコよかったこと…
みんな早く下山したいので、だんだん早足に。
待ってー
北沢の方が色々な花が咲いてました。
ホタルブクロだ。
鉄錆のような色のキノコ?
これは食べられないぞ、多分![]()
膝が痛み出したWさん、あと少し!がんばってー
きれいな色のヤマトリカブト。
しかし、猛毒です
まさに、美人に毒あり![]()
知り合いの方が、どんな香りだろうと
嗅いでみたら、心臓が止まりそうに
なったという話を聞いて、絶対そばに
寄らないようにしています

下の美濃戸山荘に13時半に到着!
スイカ
嬉しすぎるー![]()
珍しいお花発見
ナンバンハコベかなぁ?
赤岳山荘で、天望荘で注文して
挽いておいてもらったコーヒー豆を
受け取りました![]()
Tさんの車に乗り込んで、ガタゴトの道を
しばし走って、美濃戸口へ![]()
車に乗っていけるなんてありがたいなー
延命の湯に立ち寄り、汗を流して、
サッパリ
そのあと、Tさんの知り合いの方の素敵な
お家にお邪魔して、ゆっくり
しちゃいました![]()
帰りも渋滞してましたが、
Tさんに運転いただき、無事に帰れました![]()
いつもながら、ずーっと運転で
本当に疲れると思います!ありがたいです。
家に帰って、コーヒー豆を飲むたびに
八ヶ岳を思い出します。
来年はパンタくんと登りに行って、
赤岳頂上山荘で売っている
阿弥陀岳のバッチをゲットしないとね![]()
買った山バッチはこちら。
これが一番シンプルだったかな![]()
楽しかった八ヶ岳![]()
この後は山以外の用事が入り
少し山遊びはお休みです。
次に行くときは秋の花を楽しめるかな。









































































































