八ヶ岳の横岳。

ここに、今の時期しか咲いてない

ツクモグサという可愛い花があるという

話を聞きました黄色い花

咲いているのは、本州では白馬岳と横岳のみ

とのこと。うーん、みてみたい!

 

調べてみたら、横岳に直登できて

そんなに岩場が険しくない

杣添尾根というルートというのがある

とのこと。

来月の長丁場に備えて、行ってみよう!

と思い立ちましたアップアップ

とはいえ相手は険しいことで知られる南八ヶ岳。

1人でアタック?するので、

危険と判断したら、すぐ撤退するつもりで…ウインク

 

パンダくんは試験勉強を頑張ってるので

代わりにぽんちゃんを連れて行きますパンダ

 

夜行バスで松本まで行き、そこから小淵沢経由で

清里に向かいます。松本まで行かなくていいんですが

茅野行だと早く駅につきすぎちゃうあせる

 

秋葉原駅を深夜12:10に出発。

駅で看板の修繕をしている方たち、すごっポーン

どこの山に登っても高度感の怖さは感じなさそう。

 

 

バスには数名登山風の格好をした人たちが乗っていました。

私の隣の席の女子も山ガールの格好。どこまで行くのかな。

 

 

談合坂と諏訪インターでトイレ休憩。

残念なことにこのバス、休憩時間の30分ぐらい、

ずーっと電気が煌々とついていて眠れない・・・ひらめき電球

アイマスク持ってくればよかったね。

今回の旅の相棒、ぽんちゃんも眠そうデレデレ

 

 

サービスエリアの軒下にツバメが巣を作ってました。

明るくて眠れないのか、夜中なのに元気に活動中ビックリマーク

夜型??

 

 

長野行きのバスです。3列シートで席自体は快適でした。

 

 

次の諏訪インターでは、ちょうど朝日が晴れ

山も見えて来て、よい気分音譜

 

 

今日は晴れそうだぽんねずみ

 

 

諏訪湖も見えます!

 

 

さて、5時半に松本駅に到着~。

バスを降りたところにコンビニがあるので

便利ですね。

 

 

駅も広くて、待合室も立派でした。

新幹線のとまる駅だもんね。

 

 

松本駅からは北アルプスが一望できるんですね音譜

夏に行く予定の山も発見!

 

 

面白い自動販売機もいくつかありました。

プリンを自動販売機で買うのって、どういうシチュエーションなんだろう・・・

この隣にはスイートポテトの自販機がウインク

 

 

松本駅で着替え(スパッツ付けたり・・・)して

朝ごはんを食べたりして、6:17の中央本線に乗りました。

車窓を眺めるぽんちゃん。これから行く山に思いをはせているのかしら・・・ウインク

 

 

小淵沢からは小海線に乗り換えます。

乗り換えなどあるため、睡眠時間の確保が難しく

これが後々響いてくることになります滝汗

結局この日は4時間程度しか眠れなかったな~

 

 

8:09に清里駅に着きました!

ここからタクシーに乗ります。

実はタクシーが駅にいないといけないので

事前に数軒タクシー会社に電話したのですが、

軒並みお断りされてしまいました笑い泣き

廃業されている会社もいくつかあり・・・

現在清里や野辺山周辺のタクシー会社さんは

事前予約を受けていないとのことなので

行かれる方ご注意ください。(当日なら配車可能のようです)

*この日清里駅にはタクシーは2台待機していました。

私は状況が読めなかったので、とりあえず清里駅の近くにある

レンタカーを予約していたのですが、

こんな遅い時間だと登山口の駐車場に止められないという噂を

きいていたので、タクシーをみて迷わずレンタカーをキャンセルして

タクシーに乗り込みました車

 

 

あとで知ったのですが、こんなバスが出ていたんですね!

東京からだと前泊しないと乗れないけど、

次回行くことがあれば利用しようと思います!(しかも無料)

 

 

8,37に登山口出発しました。

誰も歩いてないなぁ~・・・

時間遅いしなぁ・・・

クマさんに会わないいか心配だなぁ・・・

などぐるぐる考えていたらすごく遅いピッチになっていたようです。

登山口付近はゆるやかなのでここでペース上げとかないといけないのに。

 

鹿よけの柵がありました。

 

 

マイズルソウです飛び出すハート

 

 

きれいな川の流れに癒されます。

 

 

最初の方は別荘地なので、人の気配もあり

実はそんなに心配はありません。

この砂利道が意外と曲者で歩きづらい。

 

 

もう1つの駐車場との交差点に出ました。

*タクシーはここまで入ってこられないそうです。

 

 

かわいらしい池がありました。

 

 

こちらの登山口ももちろん満車です。

路肩への駐車は難しそう。

 

 

ここからが本格的な登山道です。

9:07分、出発!

 

 

沢が苔むしていていかにも八ヶ岳らしい飛び出すハート

 

 

まだ人には会っていません。

あんなに車はたくさんあったのになぁ。

 

 

100メートルごとにこんな看板があり、

登ってきたなぁと励まされますちゅー

だんだん傾斜が厳しくなってきました。

 

 

 セミとカエルの声が響き、

苔むす道。いいですねーカエル

 

 

 これは、イワセントウソウ?

 

 

ボキっと折れた木がとおせんぼ。

 

 

ミヤマカタバミかなぁ?

 

 

苔はいろんな種類ありすぎて

名前は判別できないけど、可愛い飛び出すハート

この辺りてちょこっと休憩してたら

向かいの倒木に、降りてきた人が座って

山頂の様子を教えてくれました。

お目当てのツクモグサの咲いている

場所も教えてもらい、テンションアップちゅー

 

 

 じわじわと登って、2500メートルまできました音譜

 

 

だんだん視界がひらけてきました。

 

 

すごい道だなー真顔

 

 

おや?この蕾は…

 

 

イワカガミです!

高山植物にあえると、登ってきたなー!

と嬉しくなりますデレデレ

 

 

こちらはミツバオーレン?

 

 

これはバイケイソウかなぁ。

あちこちに芽吹いてました!

 

 

根っこにつまづかないように、気をつけて。

 

 

 良い眺めを見てリフレッシュウインク

そろそろ森林限界かな?

 

 

 大きな木がなくなり、視界は

良くなったのですが、この日は暑かった酔っ払い

寝不足もたたり、足が重〜くなってきました。

熱中症になりそうだったので、

帽子かぶって、一枚Tシャツ脱いで、

手ぬぐいに水含ませて、

少し木陰でやすみました。

 

 

峻険な山なみが迫ってきました。

 

 

目指す山頂は、これかな?

あと200メートルくらい登るのかー

 

 

心が折れそうになると、

後ろを振り返ってここまで登って

頑張った自分を褒めるデレデレ

 

 

稜線を歩く人がいる気がします。

すごいなー

 

 

 ロープがないと登れない、

というほどの勾配ではなかったので、

きっと雨の日用なんでしょうね。

 

 

花は高山植物に切り替わってました。

こちらはツガザクラ?

 

 

これは何の花なのでしょう?

 

 

相変わらず根っこの道。

カンカン照りで、ヒーコラいいながら登りました。

 

 

ゆくてにそびえる山。

 

 

もう少し、もう少しと自分を励まして。

 

 

降りてくる人とすれ違うたびに

よほど疲れて見えたのか、

「あと少しで絶景ですよアップアップがんばって!!」と

励まされましたデレデレ

なにしろ1歩すすんでは立ち止まり、休む有様。

 

 

岩の間から、びよ~ん。

ストックつかわない派なので、こういう枝にも

すがって登ります。

 

 

これは、コケモモかな?

そういえば、コケモモのソフトクリームが

北八ヶ岳の方で売っていたような。

 

 

キバナシャクナゲです!

普通のシャクナゲより一回り小ぶりのかわいい花です。

 

 

花に励まされながら、心を無にして登りました真顔

 

 

ようやっと、分岐点。

もうすぐ山頂のはず!

 

 

こちらは

ハクサンイチゲだと思ったら

チョウノスケソウのようです。

初めて会えたかもドキドキ

 

 

そしてこちらはミヤマキンバイかな?

高山植物がたくさん!

 

 

なんか山頂っぽいのがありましたアップ

ついにやりました笑い泣き

12:39到着です。休み休み登ったので、

かなり遅いコースタイムとなりました。

 

ここで標識を持って写真撮ってもらったら

撮ってくれた人が

「う~ん、山頂ここなのかな?」と・・・

も、もしかして、と地図を見ると

山頂はこの少し先の奥の院というところのよう!?

間抜けな写真を撮ってしまったウインク

急いで山頂に向かいます。

 

 

山頂への道には、キバナシャクナゲがたくさん咲いてます。

 

 

チョウノスケソウも!

 

 

そしてこちらはオヤマノエンドウ。

紫が鮮やか!

 

 

これはなんでしょうか?

 

 

そしてこちらもちょっと違う種類。

 

 

山頂が見えてきました。

梯子があるじゃ~ん。

 

 

何とか越えて、岩の道を進むと、もう1つはしごがありました。

 

 

ラスボス感があるなぁ。

でも、見た目ほどは怖くありません。

というか、このあたりは疲れすぎて

怖い感覚が少し薄れてかもしれないウインク

 

 

ひょいと横を見ると、すごい崖ゲッソリ

 

 

このごつごつした岩を越えると・・・

 

 

本物の山頂がありました!!

12:59到着ー。

あまり広くないので、ササっと写真を撮ります。

(ぽんちゃんとは撮れなかったな~)

しかし、ここでがっかりしたことに

ヤマスタという山頂だけでゲットできる

スタンプを集めるアプリを起動したのですが

何と横岳はヤマスタのスタンプが発行されていない模様笑い泣き笑い泣き

そ、そんなぁ~

いつか作ってほしい。

 

 

稜線が美しいクローバー

 

 

いつか縦走…

しかしこの時は、とりあえず休みたい気持ちで

いっぱいニヤニヤ

 

 

 それにしても良い眺めだなー!


 

 赤岳様が見ている!


 

この先に、ツクモグサがあると聞いたので

ちょこっとのぞいてみたのだけど

奥の院のハシゴみたいなやつが

崖っぷちにかかってて、それを降りたり登ったり

しないと先に進めない様子。

これは1人では無理だなー笑い泣き

ツクモグサは諦めました。

そして、ウルップ草が咲いてるよ!

との声を聞いたので、キョロキョロしながら

戻ったんだけど、これまた見つけられずあせるあせる

まぁ、山頂に登れただけいいのさ。と

諦めて、安全な場所に戻って

ちょこっと休憩食パン

 

 

 ミヤマシオガマ?かな?も見れたしね。


 

 これじゃ、暑いわけだよねメラメラ


 

 すこーし休んだら、

やっとぽんちゃんも出てきました音譜


 

 おつかれさまー!

ではなくて、これから杣添尾根を下るんですよ。

13:20通過です。

花探ししてたら遅くなっちゃったなー。

幸いこの山域はネットが繋がるので

えきねっとの電車の予約を

2本ほど後にずらしましたグッド!

融通がきくのが少人数の良いところ。

(今回は1人だけどねウインク


 

見下ろすと、みなさんどんどん下山中!!

追いつかなければーDASH!DASH!DASH!

 

 

 しかし、無理がたたったのか?

足がつってしまってなかなか踏ん張れず、

ゆっくりとしか降りられないありさま。

前の人とはどんどん離れていきます…


結局追いつけず、終始1人で下山しました。

周りに人がいないから、

ちょっと休憩しても

ガサっと音がすると


ヽ(;゚д゚)ノ ビクッ!!


クマか!?

とビビって、また歩く。

クマが来ないように

「下山したら何食べる?

ねーぽんちゃんアップ」と

大きな独り言を言ってみたりして。

怪しい女になってましたニヒヒ


綺麗な鳥さん発見!


 

とよそ見してたからか?

いつのまにか旧道に入り込んでいたようで、

倒木がすごくて進めない…

あっ!

右上の方に人の声!

無理矢理登ってなんとか復帰デレデレ

既に人影がなくなっていましたが、

助かりましたー飛び出すハート

 

 

 沢の音が聞こえ始めて一安心。

これで下界に戻れるちゅー

やっと写真撮る余裕が出てきました。

 

 

 よーし、終点だー!

最後の最後でやっと人と遭遇。

なんと3時間もかかって、16時16分に

上の方の駐車場に到着ーデレデレ


 

頑張ったポンよーねずみ

 

 

 タクシー会社に電話すると、

「あ、朝の方ですね!

では、朝の駐車場まで降りてきてくださーい」とのこと。

上の駐車場は、タクシーが入れないんだとか笑い泣きありゃー

とこのとで、後少し、頑張りましょうか。

疲れた足に砂利道が沁みるなーあせるあせる


 

 別荘地の舗装路は通れないので

山道をてくてく。

汗だくだく滝汗


 

歩くこと25分、ようやく

杣添尾根登山口の駐車場につきました。

ふー、頑張ったーアップ

タクシーに乗り込み、急いで

野辺山駅へ車

清里より近いと思ってたら、意外と

距離がありましたビックリマーク


駅の自動販売機でジュース買って

小海線に。なんとか間に合ったー!

登山後の飲み物は、いつも世界一美味しい飛び出すハート

 

 

 小海線はワンマン電車ですが

Suicaは使えました電車

 

 

 小淵沢からはあずさに乗り換え。

よし、ビールでも買うかなービール

…あれ?しまってるじゃーん叫び

梓のホームにも売店なくて

一旦駅を出て1階のお店にダッシュで

行って、なんとか買えましたちゅー


 

今回の登山では、

合格前日の睡眠が大事!

合格水は多めに持つ!(これはできてた)

合格撤退するポイント(◯時超えたら山頂到達してなくても帰るとか)を決める!

と色々反省点あり、7月の登山に向けて

よい学びがありました。

また、簡単なルートとはいえ、1人で

南八ヶ岳の山に登れたことも

嬉しかったなーチョキ

次回は休憩して、ゆる山にしよう…ウインク