23年3月12日、高尾山に散歩に行った次の日。
J隊長たちと、蛭ヶ岳に行きました
メンバーはいつも通り、
山友Hさん、J隊長、そして
パンダくんの4人。
いつものように始発でJ隊長の最寄駅に
向かったのですが、ついに恐れていたことが
起こってしまいました
パンダくんがどうしても起きず…
一本電車が遅れてしまいました…
15分遅れてのスタート
距離長いのになー頑張ろー
相模原方面にある釜立林道ゲートまで、
隊長にクネクネの山道を運転して
もらって、無事ラスト1つ空いてたスペースに
駐車して、7時54分にスタート。
しばらく杉林を進み(花粉症のHさん
大丈夫かな?)ちょっとわかりにくい分岐を
一瞬見落としましたが、すぐに引き返して
登山道へ入ります。
木五倍子(キブシ)の花がお出迎え
早春の花、いいですねー♬
キブシの漢字って、なんで4文字なんだろ〜笑
馬酔木(アセビ)も咲いてました
この山にはたくさん馬酔木の木がありましたよー
これ、なんだろー?
たまに山で見かけるんですよね。
登山道に入ってからは、ずっとそこそこの
急登です
いつもの如く、男性陣はスタコラ、
そして必死に追いかける女性陣
しばらく歩いていくと、
ん?モノレール?
林道整備用とのことです。
人が乗れる感じになってるんですね!
私たちが到着する前に、
J隊長がパンダくんの写真を
撮ってくれていたようです
これはアセビの蕾かな?
道はこんな感じで、ねちょねちょ
足を取られて歩きにくいのです。
蛭ヶ岳まではあと3.2キロかー。
平地なら1時間かからないんだけどね。
道はますます泥んこです
後ろから来ていた親子連れのお父さん、
「あ!靴脱げたー」と声をあげてました
ちなみにこの日すれ違った登山者は数名。
静かな山歩きを楽しめました
ぬかるみ地獄にハマりながらも、
見上げれば素敵な山の景色
山頂近くは雪もまだありました。
山頂の手前は、しばらくなだらかな
道。ちょっと下ったりしてもったいない
そして、いよいよ最後に…階段が待ってます!
以前隊長が来た時は階段はなくて
鎖場だったそうです。斜面の一部が
崩壊してきたから整備したのかな。
この、0.4キロって標識、3回ありました!
せめて
0.5、0.4、0.3と少しずつ減らして欲しい
山頂直下は地獄の階段
ネットでは1596段と書いてあったよー…
ここで心の支えとなったのは、
J隊長のこの言葉。山頂の
蛭ヶ岳山荘では「蛭カレー」が
食べられるとのこと
とにかく心を無にしてひたすら
1歩ずつ登ります。
幸い段差はそこまでキツくないのですが、
延々と九十九折りで続く階段に
登山者たちは心が折れるのでした
カレー、カレーと念じ、途中で
バテてしまった登山者のお兄さんをかろうじて
抜かしてなんとか登頂
ご褒美は、雲海です
そうそう!この標識、よくSNSでみて
来てみたかったんですよー
最高ですね
11:25到着ー。コースタイムは3時間半、
私たち女性陣で標準より30分くらい早かった
ので、男性陣はさらに20分以上早かった
ようです。恐るべし…
うっすら富士山を見れました
やったー
そして、お待ちかねの蛭カレー
「意外と早かったねー」とJ隊長に
労われ(もちろんとっくに着いてる)
いそいそと山小屋へ。
じゃーん
いい天気の中、カレーを無事に
食べられましたよかったー
さて、この日はパンダくんの
14歳の誕生日でした。
誕生日当日に来たかった山に来れて
大満足のようです。
プチバースデー会をやりました
身長もそろそろ抜かされそうです。
大きくなったね!
しばし山頂でくつろいでから、下山開始です。
だんだんガスってきました
さきほどの階段を、延々と降りていきます。
帰りはラクチン
下山はノンビリと。
暖かく、でも、汗ばむほどでもなく。
登山に1番良い季節です。
(まだヒルもいないしね)
相変わらずの泥んこ道、最初は
避けて横を歩いたりしてたんだけど
結局横もぬかるんでて滑ったりするし
もうヤケクソで、泥に突っ込んで
ドスドスと歩いたら、これが意外と
爽快な気分
早いしね。
意外にもHさんは泥に苦戦!
「みんな早いよー」
私の岩場状態でした
でも、岩場が得意な方がいいよねー
険しい山って大抵岩場だらけだもん。
岩場の攻略法を考えねば…
この登山道は倒木が結構あるので
ボーッとしてると頭ぶつけたりします
(往復ともにザックひっかけた場所)
こちらはサルオガセの仲間らしいですね。
フサフサと、樹木がヒゲのおじいさんみたい
先ほどのモノレールのところで
パンダくんがふざけてました
先ほどの場所にモノレールがなくて
もしかして途中で私たちを抜いていった
蛭ヶ岳山荘のお姉さんが乗っていったのかな?
でも、すごい急な斜度のレール箇所あったし
人が本当に乗れるのかな?なんて
話してました。
モノレールのレールと別れてしばらく進むと
だいぶぬかるみもおさまってきました。
後は最後まで気を抜かずに降りていくだけ。
緑の鮮やかな草が群生してました。
オオバノイノモトソウというらしいです
(多分)
丹沢なのでミツマタに会えるかな?と
期待してたのですが、こちらの方面には
残念ながら全く見当たりませんでした
近いんだけどなー
16時に無事下山完了!
J隊長が、またいちごを差し出して
「おつかれさま!」と労ってくれました
この優しい一言で、ついまた、きつ〜い山に
登ってしまうんだよね
帰り道、人家の庭先で見たかったミツマタが
満開よかったー
帰り道は早速、次どこの山に行くかで
盛り上がりました
山の話だけで何時間も尽きずに話せる。
趣味の世界って面白いですねー
さてその翌日は、所用あって
39階でお仕事
同じ高い場所でもずいぶん
風景の差がありますなー
エレベーターがあってよかった
ちなみに、蛭ヶ岳に登った日は、
Apple Watchデータ上、
386階分登ったと換算されてました
標高差1545メートルです。
今までの日帰りベスト標高差は
雲取山の1743メートル
2本の足でこんなに登れるって、人の力って
すごーい(自画自賛)