


鴨沢バス停に到着ー
今回はゆっくりの9時半出発です。
山麓の紅葉の色づきはこんな感じ。
前回と違ってチャックが重いので、
足取りが重い。
セイタカアワダチソウがまだ咲いてました。
黄葉がいい感じ
マムシグサもキレイな色
堂所に12時到着
前回1時間半でついたところ、
今回は2時間半かかりました
荷物の重さと、メンバーに小さい子がいるので
ゆっくりです。
お腹空きました!
今回はカップうどんの器がかさばるので
ジップロックに移して持ってきました。
パンダ君の方は見た目にこだわる男なので
カップ麺の容器はそのまま(笑)
紅葉を愛でながらの昼食。
さて、堂所を出たら、今日の目的地の七ツ石小屋までひと踏ん張り。
Aくんもがんばりました
そして、13時半についに到着
受付済ませたら、テントを張ります。
テント場が混雑していて、私たちは登山道のすぐ近くのところに
無理やり3張りたてました。
Iさんのテント(緑)は一人用。スリムだな!
たべたらのんびり宴会の開始です。
ビール、コーラで乾杯
パンダ君と私は、ちょっと七ツ石山まで散策に行きました。
途中にある石尾根、ここから鷹ノ巣山に2時間ほどで行けるのですが
今回は日没が心配だったので、またこんど。
これは、マルバフキタケの進化系だね
大きな黄色い花なのですが、最後はこんな風に
ポワポワになるんだ~ちょっとかわいい
意外と急登なのですが、
15分ほど歩いてカラマツの林を抜けていくと・・・
七ツ石神社があります。そこからすぐ。
前回なかった「武甲」というお供えが増えていました。
このお酒はおいしそうだな
今度武甲山に行ったら買ってみよう。
七ツ石山に到着~。
ここから富士山が見えるかなとおもって来てみましたが、
残念ながら臨めず。午後は雲が出てくるから難しいね。
前回、急登だったのでもう来ないかもと思っていましたが、
又来ちゃった
今回は方位磁針と地図を使って、整置を初めてしてみました。
紙の地図を使いこなせる人になりたいのですが
なかなかゆとりがなくて・・・
雲取山に合わせて地図を合わせると、ほんとうによく分かる!
GPSがないころの人たちはこうやって
位置を確認しながら歩いていたのだな~。
でも、スマホが使えなくなることもあるので
(特に寒いとすぐに電池がなくなってしまう)
しっかりマスターしたいものです。
今度地図読み講習会に参加してみようと思いました。
カラマツがきれいで癒されます。
で、パンダ君は七ツ石 なので、「7」の字に
な~にやってるんだか。
名残惜しいけど、日が沈んできたので戻ります。
何度も同じような写真を載せてすいません
遠くの方はすこし雲で覆われてきました。
明日の天気はどうだろうか。
楓かな?きれいな赤が透けています。
青空ぽっかり。
どんぐりもたくさんあったね。
これはA君撮影
さて、戻るとみんなは宴会真っただ中。
ちょっとぼけてしまいましたが、七ツ石小屋の支配人の
にゃんこです
ひとなつこくてまるまる太っててかわいい
夕飯を食べるころには真っ暗で
残念ながら撮影できず・・・
この日の夕飯は、ナポリタン(レトルト)でした。
T隊長は棒ラーメン。そしていつものウィンナーの差し入れあり。
ありがとうございます
Iさんのマーボー春雨、おいしそうでした。
ここで、事件勃発!夕飯を食べていたら、いつのまにか
人影が2つ現れました。
こんな時間にどうしたんだろう?と思っていたら
なんと、泊まる様子です。ほどなく宿のお姉さんがやってきて
「この時間に来るのは遅すぎます!何時のバスできたのですか?」と
質問すると、なんと2時に鴨沢に到着したとのこと
お姉さんが「2時は遅すぎる!山はすぐ暗くなるのだから
2時についた時点で引き返すべきでした!
テントは持っていますか?あ、このテントだとすごく寒いと思うけど
そこは何とか我慢して乗り切ってください。
で、明日は雲取山に登るつもりですか?え?
三峰に下る?それはもっと険しい道なので、
こんな靴ではいけませんよ!もっと山のことを勉強してから来てください
私は明日すぐ下山することを強くお勧めします!」と
矢継ぎ早に強い口調でお説教しました。
彼ら(韓国人2人組)はよくわからなかったのか?ヘラヘラしていましたが
するとお姉さんが
「わらいごとじゃねえよ」と一喝
我々もシーンとなってしまいました。
笑いたくなったのだけど、そしたら一緒に怒られそうなので、
必死にこらえる
とりあえず、なんとか彼らも6時半くらいにテントを立て始めました。
とにかく暗くて寒いので、宴会続行できず私たちはテントへ。
RさんとA君は山小屋へ。なんとまだ6時台でした
テントの中は少しはあったかい。私はあったかい寝袋だったので、
ダウンも着ないでちょうどよく眠れましたが、
他の人たちはとても寒かったとのことです。
テントの床が微妙に斜めになっていて
どうしてもパンダ君の方に寄って行ってしまうのでした・・・
夜中にトイレに起きたら、満天の星空でした
小さな三脚を立てて、なんとか撮影に成功!
(途中、動物が出てきたらどうしようとちょっとドキドキ)
30秒で設定したら、肉眼より多くの星が映っていました。
東京とは思えないきれいな星空でした。
そして夜明けを迎えました。
5時くらいからテントの撤収開始です。
パンダ君をたたき起こして、急いでご飯を食べて、
シュラフを収納してもらい
荷物をパッキングして、テントを撤収して・・・
そんなことしている間にどんどん日は昇っていきます。
7時出発なので急がないと!
朝日が昇ってきました。ちょっと木に隠れてますが
きょうも天気がよさそうです
昨日怒られた2人組の登山者たちが、
夜中とても寒かったらしく、
夜通しテントに電気がついて
話し声がしていました。
朝1番にまた小屋のお姉さんに、
「あなたたちの話し声がうるさくて
山小屋の人が眠れなかった」と
また怒られてました。
さすがに彼らは、朝一番にテントをたたみ
早々に下山していました。
そして、待望の、富士山、どーん
やっぱりこれを見ないとね。
さて、ちょっと予定より遅れましたが、
7時15分に無事出発。
T隊長は、夜中にシカを見たそうです
がさがさと音がして起きて、
T隊長は「ついに熊か」と
緊張しながらヘッドライトを付けて
外を見たらテントのすぐ近くに
角をはやした鹿がいたとのこと。
目がキラーンと光ってて
じ~っとT隊長を見ていたそうです。
そこでT隊長がなぜか「シカ」と
大きな声で叫んだら
ビビッて帰っていったそうです
なんでシカに「シカ」って言ったのか
不明ですが、
とりあえずよかったです。(笑)
私はそんなことも全く気付かず
グーグー寝てました
朝は寒く、霜が降りてました
もう、山は冬ですねー。
七ツ石山にまた登っていきます。
富士山がとっても良く見えました
そして、お隣の飛龍山かな?
隣でも結構遠いなー
七ツ石山を過ぎると、一旦降りて行き、
しばらく気持ちの良い道。
ずっとこのまま山頂に行ければいいなー
ダンシングツリーはだいぶ
葉っぱが落ちてました
うーん、絶景
虫もいないし暑くないし、
ほんとにいい季節です。
頑張って登っていくと、山頂手前の避難小屋が
見えました
避難小屋の日陰のところだけ、
先週降った雪が残ってました。
ここにマルバフキタケのポワポワ
9時25分、ついに、雲取山の山頂に到着です
Aくんも、よく頑張りました
カラ松の見事な黄葉
しばし休憩したら、元の道を戻ります。
行きは通りませんでしたが、帰りは
ヨモギの頭という小ピークを通りました。
可愛い看板
ヨモギの頭に着いたのは10時25分。
この時間になると、だいぶ雲が
多くなってきます
なんと!自転車の人を発見
山道ですよー
すごい人がいるんだなぁ
富士山もだんだん雲に隠れてしまいます
帰りは七ツ石山を通らず巻道を通りました。
ここでシカ発見
結構な傾斜でしたが、さすが鹿。
あっという間に駆け上っていきました
紅葉の山肌。
まき道は結構長く、
みんな黙々と下って行きます。
湧水の水場のところに来たら、
七ツ石小屋はもうすぐです
11時50分、七ツ石小屋に戻ってきました
ちょうどお昼の時間です。
今回初めて、リゾッタと言う
インスタントご飯を試してみたのですが、
蒸らす時間がちょっと短かったのか、
若干固かったです
でもレトルトに比べて軽くて良いね
七ツ石小屋に貼ってありました。
猫ちゃんは支配人だったのですね
さて、七ツ石小屋に預けていた荷物を
詰め直して、朝露で濡れた重いテントを担いで
下山の続きです。
軽いザックからずっしりザックに変わり、
一歩一歩重みを感じます。
紅葉を見て気を紛らわそう。
良い色づきの場所です
黄色もいいなー
村営駐車場のある小袖乗越までくると
あと少しです。
T隊長は早くお疲れの一杯を飲みたいので
この辺りからどんどん早足になり、
姿が見えなくなりました
奥多摩湖もこの辺りは紅葉がいい感じです。
というわけで、下山完了
七ツ石小屋を出たのが12時50分、
下山は15時半でした。みんな無事に戻れて
よかったよかった。
下山後はおつかれさまーとビールや
ジュースで乾杯
ひとしきり休んで16時半のバスで帰りました。
翌日はマンションの屋上でテントを干しました。
いい天気で、綺麗に乾きました
これで今年のテント泊はおしまい。
また来年まで物置で休んでもらいましょう。
テント泊はしませんが、これからは
寒い時期なので、低山中心で冬も
登ろうと思います