今日もやってきました、漢字のコーナーです。

今日は、アク~アン までです。


<漢字>

 アク・あつ(い)

 アク こまかい、こせこせする「齷齪(あくせく)」→こちらの書き方の方が一般的?

 アツ・きし(む) 「軋轢(あつれき)」 

 アツ・とど(める)  

 アツ・カン・ワツ・めぐ(る) 「斡旋(あっせん)」

 アツ・ア・ふさ(ぐ) 「閼伽棚(あかだな)」 仏に備える水や花を置く棚。→初めて聞きました!

 あっぱれ =天晴とも書く。 

→これは国字(日本で作った文字)なんですって。なので、訓読みしかありません!

 ホウ・アワビ =鮑・鰒とも書く。

      →昔は動物すべてを「虫」としたことから、虫へんが付いているんだそう。これも国字。


<故事成語>

遏雲の曲 あつうんのきょく 空を流れる雲を止めるほどの素晴らしい音楽や歌声。


<同訓異義>

改める 今までのものを変えて新しくする。

革める 思い切って新しく変える。 政治を革める →管さん、よろしく頼みます・・・。

更める 新しいものと入れ替える →更新、人事を更める など。

悛める 自分の間違った心をあらためる。


現れる それまで見えなかったものが姿を見せる。 才能が現れる

表れる 心の中にあるものが外に示される。 顔色に表れる

露れる 隠れていたものがむき出しになる。 悪事が露れる

顕れる 世の中の人に知られるようになる。 名が顕れる

彰れる 広く世にあらわれる。


<四字熟語>

安居楽業 あんきょらくぎょう 地位や住居など、おかれた環境に心安らかに順応し、自分の仕事を楽しんですること。

安車蒲輪 あんしゃほりん 老人をいたわり、手厚くもてなすことのたとえ。古代中国の車は立って乗るようにできていたが、「安車」は、特にロンジンや婦人用に座れるように作った車。「蒲輪」は、蒲の穂で車輪を包み、ゆれないようにしたもの。

安宅正路 あんたくせいろ 「仁」と「義」のこと。「安宅」は居心地の良い家のことで、安らかな身の置き所の意から「仁」にたとえる。「正路」は正しい道のことで、人の歩むべき道の意から「義」にたとえる。