<漢字>

 アイ・ア・ク・は(く) 吐く。こびへつらう声。

 アイ・うつく(しい)  

 アイ・ほこり。

 アイ おしのける。

 アイ・ああ ああ、と嘆く声。

 アイ・ヤク・せま(い) 

 アイ・くら(い) 「曖昧(あいまい)」はっきりしないさま。

 アイ おだやかなさま。

 アイ・もや

 アイ 雲がたなびくさま。

あおさば・・・ この字はPCで出せないようです。 魚へんに、右がという字です。

 アク こだわる。こせこせする。「偓促(あくせく)」

 アク・とばり

 


<難読>

埃及 エジプト

愛蘭 アイルランド

愛迪生 エジソン


<故事成語>

挨拶は時の氏神 争いごとの仲裁をしてくれる人は救いの神だから、仲裁に従った方がよいというおしえ。ここでの挨拶は古い言葉で、仲裁の意味。

愛して其の悪を知り憎みて其の善を知る 愛情のために理性を失ってはならず、物事の善悪を冷静に見極めるべきだ。

悪縁契り深し あくえんちぎりふかし 悪い縁ほど結びつきが強く、なかなか断ち切れないものだ。

悪法も亦法なり どんなに悪い法律でも、法は法だからそれに従わなければならない。

<同訓異議>

合う 両方がぴったり合わさる。

会う 人と人が顔を合わせる。

逢う お互いに行きあう。

遭う ばったり出会う、そういう目にあう。

遇う おもいがけなくあう。

邂う めぐりあう。

遘う お互いに行きあう。=逢うに近い。


<四字熟語>

悪意悪食 あくいあくしょく 粗末な衣服や食べ物。

悪因悪果 あくいんあっか 悪い行為には必ずわるい報いや結果が生じる。

悪逆無道 あくぎゃくむどう 人の道に外れたひどい悪事。

悪酔強酒 あくすいきょうしゅ 願っていることと実行することが相反すること。酒に酔うことをやめようと思いながらもつい無理に酒を飲んでしまうことから。

悪人正機 あくにんしょうき 悪人こそ仏の救いを受ける対象である。 

悪木盗泉 あくぼくとうせん 清廉潔白な人は、わずかな悪にも決して身を近づけないこと。

悪口雑言 あっこうぞうげん 口汚くあれこれ悪口を言うこと。

握髪吐哺 あくはつとほ 優れた人材を求めるのに熱心なこと。ある古代中国の偉い人が、賢人の訪問を受けると、洗髪中なら洗っている髪を握って、食事中なら食べ物を吐き出して待たせないですぐに面会したという故事から。→こうまでして会ってもらっても、賢人としては困るような気もしますが。