健康診断で免疫力を知る!ヒント:白血球 | アンチエイジング世代の習慣

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癌のような加齢関連疾患の発症確率を下げれるような健康情報発信して参ります!

おはようございます。

健康診断で免疫力をしる!
採血左腕.JPG
どうやって?
50歳を過ぎてくると、
何がしらの体調の不調を感じます。

なので
客観的な判断材料として、
健康診断を受けることも一つの手です。
せっかく税金を支払っているのですから、
受けるのが良い。
予約制のところもあり、
面倒くさいけれども、
検査代金もバカにならないし、
病気にかかれば
もっとお金はかかるものだ。

なので
予防線として自分の体を知る!
手立てにしている。

たとえば
わたしは花粉症です。
この季節は非常に辛いと言えます。

今年に入りコロナウイルスが猛威が広がり、
くしゃみしようものなら、
白い目で見られる。
必要以上の?
無用の外出を控えるよう
お達しまで出ている。

そんな空気の中で
同じスギ花粉症同士で
”同類相憐れみ”ながら
(同じような、
 苦しい境遇にある者同士は、
 たがいに親近感を覚えるものである)
乗り越えよう!

ガッツポーズしつつ過ごしています。

本題は自分自身の健康状態。
ここでは客観的データーから
ということですが、
知ることができます。

自治体で行われている健康診断。
40歳以上が受けることができるという、
ありがたい?!健康診断です。

自治体によっては
検査項目が異なるので、
全部ではありませんが、、、
私の自治体で行われている内容から
話を進めてみます。

本日のテーマは
白血球でわかる免疫力です。


見るべきところは、
血算
と呼ばれる項目の中にあります。


その項目は血液の成分、
献血したことがあるなら
貧血があるのか?
献血前に確認する項目です。
ーーーーーーーーーーーーーー
血小板、血漿、赤血球、白血球
ーーーーーーーーーーーーーー
一番多いのは?
赤血球。
↪︎全身に酸素を運んで、
 二酸化炭素を回収するという働き。
血小板
↪傷口で固まり出血を止める機能がある。
白血球
↪︎異物の侵入から体を守る働き、
 いわゆる「免疫機能」がある。

つまり
血液全体のなかでは、
白血球

血小板は
わずかな量であながらも、
少数派なのですが
病気から身体を守る!
という、
重要な役割を果たしています。

今回のテーマは
自分自身の免疫力について知る。

なので
免疫機能の働きがわかる、
白血球について
あなたへ話を進めます。

細かく分かれている。
・顆粒球
・単球(マクロファージ)
・リンパ球

たとえば
体調が悪い時、
喉のあたりにあるリンパが腫れている
ということはないでしょうか?

喉が痛い!
唾を飲み込む際にが痛い・・・
この腫れて痛いのが
”リンパ節”

リンパ節が腫れている現象は?

ウイルスや細菌などの外敵と
戦っているのがリンパ球です。

リンパ球
↪︎白血球の一種。
 血液検査などで
 調べることがあります。
 正常なときの健診などでみる。
 リンパ球の値
 ↪︎リンパ球が増えすぎているとき
  減っているとき
  これらの症状や考えられる病気について
  話をあなたへシェアします。

ウイルスや細菌と戦っているリンパ球
以外の他の白血球の仲間も存在する。

顆粒球:殺菌作用
単球(マクロファージ):細菌も含めて、
            血液中の不要なものを食べてくれる

つまり
お掃除屋さんの役割です。

つまり
最初の侵入
ウイルスや細菌
などの異物を記憶して、
その抗原を排除する戦をつくるのが
リンパ球です。

2回目以降の侵入
↪︎速やかに排除する免疫機能が発動する。

 たとえば
 リンパ球免疫の要は、
 メモリー機能
 と
 指示機能

つまり
はじめて身体に入る異物に対して
まだ免疫ができていない。

発見して排除するまでに時間がかかります。

最初の経験をもとに、
抗原となる異物が記憶され、
同時に抗原に対するより、
速やかで効果的な攻撃方法で、
抗体が記憶される。
なかなか素晴らしい機能です。

なので
体は抗原を記憶して自分自身の細胞

ウイルスや細菌など
有害な異物を区別。

しかしながら
私のようなアレルギー反応するのは?
↪︎この抗原がどうなったのか?
 区別がうまくいかなくなったり、
 過剰に反応してしまったりする状態と言える。

 どのような反応なのか?
 働きについて詳しく話します。
 ↓
 白血球の約25%を占めるリンパ球
 ↓
 骨髄
 胸腺でつくられて増殖
 ↓
 リンパ節
 扁桃腺
 脾臓
 腸管
 など
 免疫反応の機能を発動します。

リンパ球の活動範囲は?

血液中とリンパ液を
行ったり来たりしながら、
異物や病原体の侵入に備えて、
警戒している。
全身を守っている!

たとえば
水ぼうそうや麻疹(はしか)は
基本的には一度かかると、
二度とかかることはない
といわれています。

しかしながら
稀にですが、つかないことがある。

たとえば
水ぼうそうについては、
1回目が軽い症状だった場合
免疫がつかないことがある。

私は2歳〜3歳の頃にかかった。

弟は
体質的なのか?たまたまなのか?
軽かったようなので、
再び水ぼうそうにな可能性もある。

水ぼうそうやはしかは子供にとって
かなりきつい病気です。

そこで
予防接種を行うのですが理由は?
↪︎免疫機能を生かした病気を避ける方法
 利用してつけておくためです。

たとえば
毎年インフルエンザで重症化する子供がいる。
(インフルエンザ脳症など)

なので
子供は
2回インフルエンザ予防接種を受けさせる。
高齢者の死亡第1位は肺炎なので、
自治体が補助して予防接種を勧めている。

さて、話は元に戻す。
このありがたい免疫機能について
もう少し掘り下げて話を進めます。

日本は何とか対策が功を奏しているか、
見極めの大切な時期。
世界を見渡すと・・・
今はイタリアもコロナウイルスで
感染者と死者が増えています。
自分自身の免疫力を知っておくことは、
対策する上でも重要です。

リンパ球
↪︎B細胞
 T細胞
 ナチュラルキラー細胞

ナチュラルキラー細胞
↪︎生まれたときから機能している免疫細胞。
 細菌やウイルスなどに
 感染してしまった細胞を攻撃。
B細胞
↪︎細菌やウイルスなどに対する抗体をつくる。
T細胞
↪︎病原体を記憶し、
 再度その病原体が入ってきた際、
 その記憶に基づいて、
 すばやく対応する。
 ↓
 同時にほかの細胞にも指令を出して、
 速やかに病原体を、
 排除する働きをもっています。
 いわば司令塔の役目です。
 免疫の親分。

このリンパ球の働きは採血でわかる。
リンパ球またはLYMという項目で
リンパ球の状態が示されています。

病院や検査施設によって
多少変動はありますが、
正常値は20~40%の範囲です。

身体を守る免疫機能の親分的な存在である
知的中枢であるリンパ球が減ると・・・

たとえば
私には物凄い体験をしました。

つまり
免疫反応を司るリンパ球の数が減少体験

細菌
ウイルス
真菌
寄生虫
感染しやすくなる。

体験ですが、
2月の頃舞浜のとあるホテルで
”イチゴフェアのビッフェ”に行きました。
その日の夜中・・・
倦怠感や発熱、腹痛、下痢などの
症状のような状態となりました。

のちに診断された病名:好酸球胃腸炎

つまり
この時の私の免疫機能に
異変が起こったのです。
リンパ球が極端に減った!
という現象が身に起こったのです。

どういう意味か?
リンパ球減少症の原因になる病気?

がん
HIV感染
遺伝性の免疫系の病気など

免疫機能そのものの異常

関節リウマチ
などの免疫反応の誤作動

そして
風邪などの感染症で
免疫機能が疲弊している場合

私に異変が起こったのは、
免疫機能が疲弊して起こった!
現象といえます。

がんやHIV感染では、
リンパ節腫大や脾腫がみられますし、
遺伝性の免疫系の病気でみられるのは、
扁桃やリンパ節の縮小です。

リンパ球は
骨髄や胸腺でつくられて増殖します

血液中に流れ込むリンパ管系

組織液と共に
全身に流れていくリンパ系がある。

リンパ系で
中継所のような役割

リンパ節

体幹を中心にたくさんあり、
そこで免疫機能を発動しています。
そのため体調が悪いときには
リンパ管が腫れたり、
痛くなったりするのです。

なので
がんやHIV感染
↪︎免疫機能が過剰に働いているため
 リンパ管が腫れる。
遺伝性の免疫機能低下
↪︎この機能がうまく働かないため
 リンパ管が縮小する。

では女性に多い病気である
関節リュウマチ(免疫系の誤作動)
↪︎自分の軟骨や骨を攻撃
 ↓
 関節が腫れて痛む。
他の免疫系の病気全身性エリテマトーデス
↪︎同じ仕組みで、
 痛みのある関節腫脹や発疹などの症状がある。
呼吸器ウイルス感染
↪︎せきや鼻汁、発熱など
 リンパ球の動きが悪いと
 倦怠感が強くなる。

私に起こったのは?
マクロファージが過剰に活性化して
(スギ花粉によって)
ウイルスが感染した細胞を破壊しながら、
血球まで食べてしまうため、
リンパ球減少だけでなく、
白血球、赤血球、血小板の
すべてが減少してしまう・・・
採血結果で判明した。

このようにリンパ球を含む
白血球の異常には、
生命にかかわる病気が
隠れていることがあります。

なので
コロナウイルスの際
注意深く自宅で養生して欲しい理由が、
ここにあるのです。

つまり
倦怠感が長期間続いたり、
風邪症状がなかなか良くならなかったりする
リンパ球減少を疑わせるような
症状があったときです。

ーーーーーーーーーーー
リンパ球の数が増えた場合は
どのような症状が出るの?
ーーーーーーーーーーーー
リンパ球の数が増加しても、
通常はほとんど症状が現れません。
なぜなら、
感染症などと戦うために
リンパ球を増やすのは、
健康な身体の防御反応だからです。

つまり
リンパ球が増加する最も一般的な原因

細菌やウイルスの感染。
人間の歴史は感染症との戦いの連続。
有史以来はやり病は、
たくさんの人の命を奪ってきました。
それが細菌の仕業だということが分かったのは
ようやく19世紀になってからのことです。
そしてウイルスが発見されたのは、
20世紀に入ってからでした。

しかし
ウイルスや細菌が発見されるずっと前から、
人間の身体のなかでは、
感染症と戦いが続いていたのです。
ーーーーーーーーーーーーーーー
リンパ球は感染症との戦いの主役。
ーーーーーーーーーーーーーーー
B細胞とT細胞、ナチュラルキラー細胞

感染症に反応して増加する。

しかしながら
別の理由でも増える。
感染症以外のどんな原因で増えているのか?

精密検査をする際には、
まず血液を顕微鏡で見ます。

なぜ?
血液中のリンパ球が
活性化して増えているのか?
活性化していないのに増えているのか?

次に
そのリンパ球が未熟なままではないか?
異常がないか?

つまり
場合によっては、
特定の種類のリンパ球のみが増加
していることがある。

血液検査
T細胞やB細胞、ナチュラルキラー細胞

どれかが著しく増加していないか?

これらの検査で未熟なリンパ球が多くある。

リンパ球ががん化している場合
リンパ腫やリンパ性白血病といった
血液のがんが疑われる。
↪︎リンパ球の増加によって発熱や寝汗、
 体重減少がみられる。
 

発熱や寝汗、体重減少など
自覚症状があるときは、
早めに医療機関を受診して相談。

詳細な血液検査で
がん化していないリンパ球の異常が
認められた際

自己免疫疾患が疑われる。

外部からの侵入物を攻撃することで、
私たちの体守ってくれている免疫系の
誤作動で起こる。

つまり
外敵に対してする攻撃を、
自分の身体を異物とみなしてしまい、
攻撃してしまう病気のことです。

たとえば
この誤作動の攻撃の際
感染症に対するときと同様に
リンパ球を含む白血球が増殖。

全身性エリテマトーデス
橋本病などの甲状腺疾患
尋常性白斑
関節リウマチ
重症筋無力症など

自己免疫疾患という病気です

これらの自己免疫疾患では合併症として
円形脱毛症が起きるのは?
↪︎リンパ球のT細胞が、
 毛根を異物と間違えて攻撃してしまう
 ↓
 毛根が傷んで突然抜け落ちてしまうのでは?
 推測されている。(はっきりとはわからない)

なので
この場合は、
リンパ球が増えていることよりも
その原因となっている病気を治療する。

さて、少々難しい話でした。
身近に行われている健康診断。
リンパ球について
検査項目がある場合があります。

今まであなたへ話したように、
白血球はくつかの種類に分かれていて、
それぞれ役割が違います。

もしも詳しく調べているのであれば、
その種類別の比率を調べることで
病気の診断の役に立つ?
あれ〜と気がつくことができます。
これが大事なことです。
お金を支払って、
時間と痛みを伴う採血です。
もとは取っておくのはいい。
ーーーーーーー
5つの成分
白血球仲間とは?
ーーーーーーー
・好中球
・リンパ球単球(マクロファージ)
・好酸球
・好塩基球
割合を調べると?
↪︎感染症
 アレルギー
 自己免疫疾患など
原因疾患を推定することができる。
つまり
私の身に起きた急性好酸球胃腸炎は
この採血検査で判明しました。

つまり
・LYMはリンパ球(Lymph
 リンパ球の割合を%で表している。
(検査をする施設や
 病院によって数値は多少異なる)
 ↪︎リンパ球は20~40%の範囲が正常値。
  ↓
  リンパ球の割合が高い
  ↪︎ウイルス性感染症が疑われる。
  低くなる
  ↪︎急性感染症の初期
   全身性エリテマトーデス
   悪性リンパ腫などが疑われる。
・単球はマクロファージ
 1~10%の範囲が正常値
 マクロファージは異物を捕食して
 消化する清掃屋の働き以外にも、
 リンパ球に抗原となる異物の情報を
 伝達するという大切な働き。

 マクロファージの割合が高い
 ↪︎発疹性感染症
  慢性肝炎などが疑われる。

・NEUTは好中球(Neutrophils)
 47~70%の範囲が正常値。
 ↪︎好中球には殺菌作用があり、
  細菌などの異物を消化して処理。
  ↪︎好中球の割合が高い場合
   ↪︎急性細菌感染症が疑われる。
   低い
   ↪︎ウイルス性疾患
    休憩白血病などが疑われる。

・EOS好酸球(Eosinophils)の略
 1~5%
 この数値がめちゃくちゃ高かったんです!
急性好酸球胃腸炎の比較データー.JPG
BASは好塩基球(Basophil)の略
0~1%が正常値

ここでわかることは?
ーーーーーーーー
好酸球と好塩基球
ーーーーーーーー
ひと昔までは、
寄生虫を撃退するために、
重要な役割を果たしていた

最近では公衆衛生が進み、
寄生虫と出会うことがほとんどなくなった。

なので
アレルギー反応に関連するようになった?
と推察されている。

つまり
私に起こったことは

好酸球が高値
↪︎アレルギー性疾患が疑われる。
好塩基球が高値
↪︎アレルギー性疾患が疑われます。

詳しく言うと・・・

好塩基球の場合
↪︎甲状腺機能低下
 慢性骨髄性白血病などが疑われる。
TLC(mm3総リンパ球数(Total Lymphocyte Count)の略
↪︎(検査料金が比較的安く済む)
 低栄養による免疫低下か?
 どうかを見るため
 指標として用いられている。


つまり
高齢者の低栄養状態は、
免疫力低下のみならず、
認知症症状の増悪を招く

研究報告がある。

このように、
血液検査からだけで、
さまざまなことが分かります。
健診の結果を改めて見直する。

未病であること。
50歳代の健康であること

なので
受診を勧めるマークがついていたら
放置せずに医療機関に相談がよい。

つまり
健康診断は健康である状態なのか?
目安になるので受けた方が良い。

リンパ球
↪︎免疫機能の記録媒体であり、
 免疫機能を発動する際の司令塔。

なので
ウイルスや細菌という外敵、
ほかの白血球の成分に対して
効果的な排除の仕方の指令を出す。

感染症に罹った際
↪︎細菌やウイルスと戦うために活性化する。
 それ以外
 ↪︎アレルギー
  がん
  自己免疫疾患など
  反応して増加する。

このことを覚えていてください。
白血球の成分の割合を調べることで、
どのような病気の可能性があるのか?
調べることができます。

なので
健診の項目にも入っている。

いかがでしょうか?
健康診断の見方を知ることで、
未病を維持でき、
対応ができるのです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

私の健康情報元
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