安心は、敬虔な気持ちから | I Love キューバ!!

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時々キューバについて熱く語りたいと思います。

平穏な日常を淡々と暮らしていると、いつも思うんです。

もし災害に遭ったり、入院したり、日常生活ができなくなったとして

毎日続けている習慣が途絶えてしまったら、すごく不安だろうなと。

 

日常生活の中でも心穏やかならぬ時はありますが。

そんな時でも、すがる気持ちで動作を続け、煩悩だらけと自覚しながら

信心とは何ぞやと考えながら暮らしています。

 

阿弥陀様の絵に向かって、あるいは神棚に向かっておじぎをするとき

その向こう側にある宇宙空間、時空をまわって自分自身に頭を下げる

そんなことを考えながら。

 

毎朝、仏壇の前で古い赤本(勤行集)を手に持ち、深々と頭を下げて

「しょうにんいちりゅうのごかんけのおもむきは・・・」と読み上げます。

 

敬虔な気持ちで頭を下げる動作は、心を鎮めてくれる気がします。

 

信仰にすがるのを心の弱さと言う人もいますが、驕り高ぶる人のサガは

こういう習慣が多少なりとも抑えてくれるのではないでしょうか。

 

人は自信がないよりあるほうが、生きやすいかもしれません。

だけど自惚れが過ぎると災いの元です。

 

 

 

 

 

なにげなく昨夜、この上矢印録画を見ました。

 

「ひろしま」という壮絶な映画です。

 

原爆投下から、たったの八年で人々は立ち上がり、こんな作品を

作った事実に驚愕です。

 

平和を願う被災者が渾身の演技を見せています。

 

願いは叶ったでしょうか。

 

願いは伝わったでしょうか。

 

同じような災いが、今もなお人々を苦しめてはいないでしょうか。

 

 

 

 

話しは変わりますが、AIとの会話を体験する機会がありました。

 

クロネコヤマトの集荷依頼自動受付サービスです。

最初は会社で、昨日は家で、同じ声で同じ応対を受けました。

女性の声で、発音や話し方に違和感ありません。

二十代のハキハキした女の子という印象です。

 

「はい」か「ない」でお答えくださいと言われ、その通り答える自分のほうが

傍から見たらぶっきらぼうに思われそうで、ちょっとモヤモヤします。

 

これも世の中の流れで、仕方ない事かもしれません。

今まであったトラブルを解消できる無敵のAIなら頼もしいですよね。

クレイマーとか質の悪い依頼者に心を病む人もいたのかも。

 

 

 

AIに守ってもらうなら、これからはもっと、人が心の部分をフォローできる

時代になると、期待していいのでしょうか。

 

人は忘れる生きものです。

過酷な時代が過ぎ去ると、いいことばっかり追い求め、嫌な過去を

思い出すのを忌避します。

 

AIなら全部記憶してくれるんでしょ?

 

人間と違って、ニドトオナジアヤマチハオカシマセンよね。