昨日は、有意義な時間を過ごした。
今年の3月に産まれた孫と初顔合わせ。
次男夫婦の第一子、長女である。
次男の嫁は、東京の下町生まれの下町育ち。
次男たちの家から、ほど近い嫁の実家でのお産だった。
嫁のお母さんに任せきりとなったが、九州の爺婆にとれば、まったく心配のない環境だった。
初対面の孫は、送られて来ていた写真よりずっと可愛い顔立ち。
爺馬鹿ぶりなのかもしれない。
何となく次男の赤ん坊の時の顔に似ているような気もする。
いやいや。
どれだけお乳を飲んでいたのか、どんな仕草をしていたのか…
子育ては、ほとんど妻に任せっきりで覚えていない。
時折撮って今に残る写真だけが、子育ての記憶だったと改めて反省する。
孫と別れて、そこからさほど遠くない浅草のホテルにチェックインする。
夕刻、大学の恩師を訪ねる。
恩師は今年になって体調を崩していると聞く。
好きな酒も2ヶ月以上絶っているんだと、電話で淋しそうに話していた。
酒の肴になりそうな関サバの棒鮨を手土産にしていたものの、いつものように長居をして酒を酌み交わすつもりはなかった。
ゼミの同級生と後輩も一緒に、ちょこっとご機嫌だけ伺ってすぐに帰るつもりでいた。
ところが、恩師の勧めで、ビールで乾杯する。
何でも昨日はアメリカの友人が来てパーティを開き、久々にアルコールを口にしたらしい。
ビール、ワイン、冷酒…と一通り飲んで、最初はクラッと来たけど、体調は良いと嬉しそうに話してくれる。
おかげで、盛り上がった。
もう何度繰り返したかわからない40年以上も前の思い出話から、高齢による身体のあちこちのガタの話で笑い声が響く。
恩師も楽しそうだった。
奥さんの隙をみて、かなり冷酒を飲んでたけど大丈夫だったのだろうか?
でもお元気そうで一安心。
結局2時間半も長居して、お邪魔していた3人で二次会に繰り出す。
恩師の家の近くにある居酒屋。
品書きに目をやる。
江戸前の魚の刺身、熊本の馬刺や桜肉の料理…
こりゃ、酒が進みそうだと思ったところに、でもこの「大分名物 鳥天ぷら」って、何だ?
ここでも青春時代の恋談義やら、田舎の過疎と老朽家屋の魅力など、根拠も責任もない話に花が咲いた。
3人で4本の赤ワイン。
すっかりいい気分になってホテルに戻った。
今日は長男ファミリーから、ランチに焼肉の誘いを受けている。
最終便の飛行機に、酩酊状態だからと搭乗拒否されぬ程度に、生ビールとマッコリを楽しむとするか。
ちょっと調子に乗りすぎたかなと、反省もしながら。
居酒屋で勘定の時。
「大分に『鳥天ぷら』なんてないよ。
『豊後名物 とり天』。
ちょっと妥協しても、『大分名物 とり天』の表記に変えとくべきだね!」
とか言ったご主人みたいな人には、大分の名物料理の正しいアドバイスが、誤解なく伝わっただろうか…と。
