最近、フェイスブックにはまっている。

記事やコメントの投稿も、ある程度信用がおける。

投稿者は実名で、プロフィールも顔写真も公開していることが多い。


そんな中、あるフェイスブックの「友達」が、

今年の春オープンしたお店で会食した記事を載せた。

そのお店とは、その国の郷土料理をアットホーム的に出すという。

美味しそうな写真まで載せて、

安くて美味いと感想を書いている。


その「友達」とは実世界でも旧知の間柄だし、

特に彼の兄さんや叔父さんとは入魂の間柄だ。

彼ら兄弟の育った家庭環境からして、

料理の美味いマズイの区別はつくはず…


よしっ!

ここに、決めた!


ところで、高校時代の友人たちと、時おり飲む。

どいつも、口の肥えた連中ばかりである。

美味しいものにはお金を出し惜しまない、

というかその料理の価値を知っている連中なのだ。

海外旅行の経験も豊富な連中ばかりで、

あちこちで美味いものを食べている。


その連中の会に、新たなメンバーが加わった。


「9月生まれの彼の誕生祝を兼ねて飲もう!

 オレが、幹事をするよ。

 実は、いい店知っているんだ…」


とか言い出す輩がいる。

どんな会にもいるお調子者だ。

結構仕事に追われているくせに、

オレが幹事をするから…

と、後先の都合も考えず名乗り出たりするヤツだ。


このブログ主も、そんな一人である。


頭の中には、

安くて美味しい異国情緒あふれる郷土料理の、

あのフェイスブックに掲載された写真がイメージされていた。


ところが、である。

やっぱりと言うか、

忙殺されるがごときのスケジュールの中、

その歓迎誕生会を開催する日に、

別の大事な用事も入れていたのだ。


すっかり忘れてしまっていた。
しかも、お調子者はそちらの幹事も引受けている。


仕方なく、そのお調子者はお詫びのメールを送った。

でも、そこは友達である。

主賓として誕生を祝ってもらうはずだったヤツが、

じゃあ代わりにオレが幹事を…と快く引き受けてくれた。


そして、美味しい料理と、

そのお国のワインの飲み放題で、

宴は盛り上がったはず…。


しかし、何日か経っても、

誰も何にも感想を言ってこない。

不安がだんだん大きくなってくる。


恐る恐るメールで尋ねてみた。


「お味は、どうでした?

 今度、どこぞやのご婦人と、

 二人っきりで行ってもいいような

 そんな雰囲気のお店だった?」


すぐに、ドバッと返信メールで感想が届いた。

どれもこれも、非難轟々。


もともと気のおけない連中ばかりである。

遠慮のない言葉とはいえ、紹介した身には堪える。


フェイスブックは便利である。

情報がタイムリーに、

確かな発信者によって、

写真やコメントを伴ってより具体的に詳細にもたらされる。


が、それは必ずしも的確であるとは限らない。

ましてや、個人の主観的な価値基準による、

味とか美の評価は、

一般的評価とかけ離れることも、

多々あるのかもしれない。



☆お断り☆

この記事は、特定のお店や特定の方を、

誹謗中傷する目的ではありません(#^.^#)