わが家の結婚式、業界の飲み会、商工会の観光サービス業部会、業界の総会、結婚式…

連日連夜、飲み会が続いている。

あらかじめ分っていることなのだから、

さっさと一次会だけで帰ればよいものを…


昨日は、イケメン青年の結婚式。

午後1時前に西の関の酒樽が、

新郎新婦の手によって鏡開きされると、

酒宴の始まりとなる。


イケメン青年は美人の母親似で、

母親に似た美人を妻に娶るのだなぁ~

と観察なんぞをしながら、飲み、食べ、そしてまた飲む。


右隣の上座の方とは初対面である。

知人がいないからと退屈にさせては申し訳ない。

グラスを空にせぬようにと、ビールを注ぐと、

グイッと半分くらい飲んでコップを置く。

盃に熱燗の酒を注ぐと、キュッと飲み干す。

めっぽうお酒が強いようだ。


左隣は味噌屋の四代目だ。

酒飲み二人にはさまれて、グビグビと煽るように飲み続ける。

鏡開きされた樽酒がテーブルに配置される。

瑞々しい木の香りのする枡に、なみなみと樽酒を注いで、

香りと共に酒を口に含む。


「美味いですなぁ~

 日本酒は、樽酒で、冷でこう…

 この飲み方が一番風味が出ますね。」


もう右隣の方とも旧知の間柄のような雰囲気である。


コンパニオンも気を利かせて、

空になった四合瓶にすぐさま新しい樽酒を補充してくれる。

何しろ、一斗樽は我々の席のすぐ斜め前にあるのだ。


新郎の職場の仲間が気色の悪い女装で現われたりして、

宴もたけなわとなる。

ふと、左の方の2、3席離れた席に目をやる。

一人でビールを注いでいるお方がいる。

彼とも初対面である。

彼は回りに知人がいなかったのか。

急に申し訳ない気がする。


「まあまあ、一人で注いだりせんで、

 こっちで一緒にやりませんか?」


と気さくに声をかけたばっかりに…


彼は、我々と同じ送迎バスに乗り込んできた。

彼の家とは逆方向に向かうバスである。


そして、途中で下車する。

海の見える隠れ家のような所で二次会が始まる。

そこには予想もしてなかった客人がいて、

彼女を引き連れて、さらに我が家の近くの居酒屋で三次会。

初対面の彼と、二次会から紛れ込んだ女性と別れ、

味噌屋の四代目と二人して、さらに四次会へ。

ここで、四代目自慢の娘を呼び出す。

上海で仕事をしている四代目の娘は、

旧正月の長期休暇で里帰りをしているのだ。


すっかりグデングデンになったお父さんとオイちゃんを、

適当にあしらいながら会話に応じるあたりは、

さすが酒飲みの娘である。


そして、午後9時40分帰宅。

およそ9時間のロングラン酒宴となってしまった。


反省の朝を迎えた。


今夜は、かつてPTA役員をやった連中との飲み会。


一次会だけで…

まあ…

二次会に付き合っても、10時までには帰ろう。