わが家の勝手口側の裏庭には、簡易な屋根を取り付けてある。

ポリエステルでできた波板の屋根だ。

洗濯機を置いて、洗濯物を干すのにちょうどいい。


この波板の裏側には、毎年多くのアシナガ蜂の巣ができる。

壁のないこのスペースは、蜂にとって自由自在に出入りができ、しかも雨が降らない格好の場所なのである。


今年は、ここに蜂の巣が全く見つからない。

この屋根裏だけでなく、母家の軒先にも、雨戸格納の棚の下にも、蜂の巣がない。


昨年、あまり巣の数が多いので、ジェットノズルの付いた殺虫剤で駆除をした。

そのせいで、蜂の繁殖率が悪く、わが家周辺のアシナガ蜂の数が、激減したからなのだろうか…


よく、蜂の巣が、風や雨に当たらぬ低い位置に作られている年は、強い台風が上陸すると言われている。


実際、屋根裏に多くの巣ができた昨年は、大分に被害を及ぼす台風は一つも接近しなかった。

屋根裏には一つ二つ数えるほどで、1階の雨戸格納袋の下に巣ができた一昨年は、度々台風が近づいて被害を与えていった。


蜂の巣がまったく作られていない今年。

一体どんな台風がやって来るというのだろうか?


もしかしたら、蜂の巣がないのはわが家だけ?

ならば、わが家だけ強襲の、竜巻かなんかがやって来るとでもいうのだろうか。