今朝は、地区の氏神さまである住吉社の境内の清掃があった。


集合時間は、午前6時。


最近、朝早く目覚める。

目覚まし時計の必要などなく、午前5時すぎには目が覚めた。

ゆっくり時間はある。

顔を洗って、髪を整えて…


雨の日以外、毎日住吉社の境内を清掃をしている老人がいる。

奇特な方である。

その人のおかげで、境内にはゴミ一つ散らかっていない。

本当にそのまま寝そべってもいいくらい綺麗な境内である。


昨夜から今朝方にかけて舞散った落ち葉を、少しかき集めればいい程度だろう…

と、熊手を持って、ぼちぼちと出かけた。


着いたのは、午前5時45分頃だったろうか。

もうほとんどの人が、集まっていた。

おはようございまぁ~す!

大声での挨拶は、自慢の一つだ。


地区の班長が、冗談交じりに言う。


「よっ、Qとん、起きれんかったのかぁ~」

 もう、掃除は終ったぞ。

 後は、一人で頼むぞ!」


境内の清掃の後は、神社の幟立てが残っている。


「アンタ達の時計は、狂うっちょるんじゃねぇのかぇ?」


口では、決して言い負けない。

小さい頃から、遊んだ仲だ。

少々のきつい冗談も、大丈夫である。


早朝から、ワイワイ、ガヤガヤと・・・

かくして、住吉社の夏季祭典の準備は終わった。


ところで、地区での集合時間は、ちょっと早め…というのが慣わしである。

清掃作業や寄合い会議には、定刻より早めに集まるのが、恒例となっている。

しかも、最近それがますます顕著になっているような気がする。

定刻の30分前くらいを目途にしないと、遅れをとるような気がする。


しかし、だからと言って、30分も前から行っていると、軽蔑される時もある。

直会(なおらい)つまり宴会の時である。


集合時間の30分も前から行くと、飢えているようで行儀が悪い…となるのだ。

だから、酒肴をともなった宴席の場合は、定刻5分前くらいになると、どっと人が集まる…といった具合である。


げに難しきは、田舎の集合時間なのである。