雨混じりの三隈川で寒さに震えながら、

  雨の花火大会を堪能してくるとするか…


と、昨日のブログで書いたように、今夜の悪天候はある程度覚悟をしていた。


朝7時のNHKのトップニュースで、九州各地に大雨洪水警報や注意報が発令されたと報道されている。

日田市のある大分県西部は、大雨洪水注意報の黄色い文字が…


屋形船の雨よけから降りこむ雨で、びしょ濡れになるかも知れんな…

どこか割烹の座敷に場所を移してもらった方がいいな…

道中、高速道路が霧で通行止めになるかも…

いずれにしても気がのらない。


そんな時、お世話していただいている方から電話をいただく。

残念ながら、今夜は中止にしたという。

どうやら朝早くから、ホテルや屋形船のキャンセルをしてくれたらしい。

キャンセル料は、かからないのだそうだ。


何はともあれ、ほっとする。

ヤレヤレという気持ちで思わず微笑まで浮かぶ。


昨夜来の雨で、三隈川の水かさが増し、とても屋形船など出せる様子ではないという。

今夜予定していた花火も中止して、花火の延期はないのだそうだ。


そういう話を聞いていると、祭りの実行委員会の人たちの苦悶の様子が想像される。

今夜のお客の宿泊を予定していたホテル関係者や、屋形船の船頭なども落胆しているに違いない。

もうすでに、料理の仕込みも済ませていたかもしれない。



私もかつて、菜の花を植えつけた春の田んぼを会場に、祭りを開催した経験も持つ。

あぜ道にかがり火を焚いて、菜の花畑を幻想的に照らし出し、春の夜空に花火をあげたこともある。

何より、今年の夏に開催される花火大会では、実行委員会の現役役員でもある。


季節の祭りが成功裏に終わるかどうかは、天候に大きく左右されやすい。


実は、昨年も、一昨年も、夏の花火大会では、実施するかどうかギリギリまで悩んだ。

その決定をするまで、開催するかどうかの問合せ電話が鳴り響く。

決行を決めた後も、祭り会場にできた水溜りに土入れをして補修する作業などが待受けている。

幸い天候が回復し、決行が結果的に最良の判断だったと、関係者で胸を撫で下ろしたものだった。


ただ、私の住む地域は温泉地でもなく、宿泊施設も数えるほどしかない。

つまり、宿泊客を対象にした祭りではなく、そこに住む人や、故郷に帰省した人を対象とした祭りなのだ。


それに比べると、日田の宿泊施設や屋形船関係者は、経済的な損失を伴っただろうと心が痛む。

また、この日のために準備してきた祭り関係者の気持ちも、残念至極であろう。


昨夜までは、ちょっと乗り気がしなかった今夜の川開き祭であった。

雨による中止など微塵も思っていなかったのだが、こうして中止が伝わると、何だか後ろめたい気持ちになってしまう。


罪滅ぼしだ。

今年の夏は、気心知れた飲み友達を誘って、三隈川屋形船での宴席を企ててみよう…