今日、明日は、天領日田では、川開き観光祭が開催される。

水郷日田に初夏の訪れを告げる祭りである。

今年で、第63回を数える歴史のある祭りだそうだ。


以前、「三隈川旅情」 の記事で書いたが、河畔に接岸されて静かに一冬を越した屋形船の出番である。


明日、天領日田に行く。

川船にしつらえた座敷で、料理に舌鼓を打つ。

そして、すっかり夜の帳が下り、川面に河畔のホテルの灯りが映る頃、この夏九州では最初の花火を楽しむという手順である。


でもなぁ…

川面を渡る風は、まだ冷たかろう。

第一、天気も心配である。


宴席に同行するのは、もうすでに第一線を退いた県下各地の某協会の会長たちである。

どこで、どんな拍子に、参加表明をしたのか…

確か、別府での年一度の懇親会の席上だった。


誰かが、

「この不景気を吹き飛ばすためにも、日田の川開きで久々に飲(や)りたいですなぁ~」

とか言ったような気がする。


そして、別の誰かが、

「おい、Qとん。

 キミは、三隈川での宴席を楽しんだことがあるのか?

 別府で、チャラチャラした宴会だけに喜んでないで、

 若いうちに、三隈川に浮かぶ風流な宴席の味でも覚えなくっちゃ…」

と言って、強制的参加要請に、負けてしまったような気がする。


いや、今さら言うまでのことではないのだが、私が若いのではない。

もう仕事を後継者に任せ、名誉職的に協会長をされている他地区の協会長が、私よりずっと年上であるだけのことだ。

それに、まだ世の中が浮かれていた頃、何度か日田の屋形船の宴会は楽しんだこともあるし…



そういう経緯である。

先ほどもお世話をしてくれている日田の協会長から、

市内が混むから、明日は早めに家を出るように…

と、ご丁寧なアドバイスの電話をもらったのは。


いやはや…

業界を取り巻く環境は、すっかり冷え込んでしまっているというのに…

雨混じりの三隈川で寒さに震えながら、雨の花火大会を堪能してくるとするか。


いや、どうせ行くんだ。

大先輩たちに酒を注いで、パァーッと楽しい宴会に盛り上げ、気分転換でもしてくるとするか。


わが業界にも、初夏の到来が…

あのギラギラした暑い夏のような景気回復が待ち遠しい。