昨夜は、久々に二人の息子たちと飲む。


平日の木曜日。
仕事を終えた息子たちがそろったのは、午後9時に近かった。

場所は、赤坂の高級焼き肉店の地下の一室。

別府の行きつけの焼肉屋に比べると倍近い値段だが、
固定資産税などを考えると、場所柄仕方ないかもしれない。


親子、男3人で上等の肉を焼きながら、飲む。

生ビール、焼酎、赤ワイン…
二人とも顔を赤らめているが、年々強くなっている。

二人で情報交換しているのをそばで眺めて、頼もしく思ったりする…
酔った勢いで、結婚の進展を聞いたりする。


父親にとって、至福の時だ。


長男は、横浜市のはずれにある会社の寮から1時間半の時間をかけて通勤している。
前任地の札幌では、駅のそばのマンションから駅前の仕事場まで、5、6分の通勤だった。


地方の生活がやっぱりいい…
などと、通勤時間だけで、弱音を吐いている。


バカたれ!
この東京で生きていけん奴は、地方でも生きていけん。

たかだか学生時代の5年間しか東京生活の経験しかないというのに…

知ったかぶりのオヤジが説教する。

二人とも、笑って聞いてくれている…


そして、わが故郷のことを考える。


昔の田舎の良さが薄れてきている。
希薄な人間関係と、脆弱な経済環境。

基幹産業の一次産業の衰退も著しい。
昔から続いてきた文化を守る人の数も年々減っていく。


この子たちが定年を迎えた頃、田舎の良さが残っているのかなぁ…


朝、高層ホテルの窓から、ビル群を眺め見下ろしながら、
わが故郷を何とかせねばいけん…
と思っている。