この時期になると、初盆用の供え物を送る手配が大変となる。
わが家の初盆用の供え物は、二代50年近くのおつきあいの玩具店で購入するのが慣わしである。
その店は、大分市郊外にある。
わが家から、車で1時間30分の道のりである。
もともとは大分市の中心地にあったが、大分駅裏開発計画によって郊外に移った。
とっても不便なのだが、長年のつき合いである。
あいかわらずそこで手配することにしている。
もう2週間ほど前になるか…
ちょうど大分市内での会議に出席するために、慌てて家を出た。
会議の後、その玩具店で今年初盆を迎える家のために供え物を買うつもりでいた。
知人友人の家で、今年初盆を迎える家は30軒くらいある。
そのうち、盛り籠や提灯を供えようと思っていた家は、6軒である。
送り先を控えたメモ紙を持って出た。
もちろん、慌てていた時のことである。
そして、昨日。
高校の同級生の友だちから、携帯に電話が入った。
「Qとん君、盛り籠ありがとう。
姉が、あんな立派な物もらって…
よろしく伝えてって、言ってたよ。
本当に、ありがとぉ~~~」
えっ??
彼女のご実家に、盛り籠なんぞ送った覚えなんてない。
ん?
そう言えば、彼女の旧姓と同じ苗字の友人がいる。
彼は長男だが仕事の関係で、実家を次男に譲り、ご両親の面倒もその次男がみた。
彼の家のご両親は、昨年秋と年明け後すぐに相次いで亡くなった。
友人の弟なので、昵懇という訳ではない。
名前も、覚えているわけなどない。
初盆の供えを送る住所の参考にしようと残しておいた、その友人の弟から頂いた満中陰法要の礼状を手にしていた…つもりだったのだ。
そう言えば、あの日は慌ただしく家を飛び出した日だった。
一方の高校生の同級生のお姉さまは、ご養子をもらって旧姓のままだったのか…
友人の実家の、お姉さまのご主人の名前も、知っているはずもない。
彼女のお母さまも、この春亡くなって、今年は初盆を迎える。
慌てて、控えを調べる。
ガァ~~~~~ン!
推測通り。
どうやら、慌てふためいて家を出た時、、よく確かめなかった私の完全なミスであった。
ま、いい。
高校の同級生のお姉さまが、妹の同級生の男から、思いがけない盛り籠を供えられ、
「妹と、この送り主の同級生は、どんな関係だったのだろうか…」
と、怪しく思いさえしなければ…
今日、送り損なった友人の弟宅に、あらためて供え物を送ったのは言うまでもない。
そうそう。
その高校の同級生もこのブログを時おり読んでいるはず…
Kちゃんへ
重ね重ね失礼しました。
このブログでは面白おかしく書いたものの、
阿弥陀様の指図だと心得ております…
どうかあらためて、お母さまにお供えして下さいませ。
盂蘭盆には、お参りさせていただきます。