昨日は、ゴルフコンペがあった。

5月に沖縄まで遠征したとある会のコンペだ。

沖縄での、ホールインワン記念も兼ねていた。


スタート前の挨拶で、

「本日はホールインワン記念コンペにふさわしく、最高の天気となりました」

と、その会の会長が誇らしげに言っていた。

梅雨明け前だというのに、爽やかな青空が広がっていた。


場所は、城島高原。

「下界より、5℃涼しい」

と言うのが、この高原の夏のキャッチコピーである。


この日も、夏のギラギラする太陽のわりには、肌に感じる気温は快適だった。

高原を吹き抜けるそよ風のせいか…


最近ゴルフの回数が少ないので、それなりのスコアである。

でも、爽快なのは、天気のせいか。

いつの間にか白い雲の塊りが、西から東に速く流れていく。

1時間半ほどたった頃、ポツリポツリと雨が降り出した。

と思う間もなく、ザァーッと大粒の雨。


「いやあ、もう夏ですね。 夕立みたいなもんかな…」

同伴者と梅雨明けを話題をしながら、ゴルフバッグに雨よけのカバーをかける。

もう、午前中の最終ホール。

このゴルフ場の名物ホール、打ち下ろしの谷越えの雄大な所である。


雨もそう気にならず、午前中のプレーを終えた。

お決まりの生ビールを注文して、プレー談義よりも世間話に花を咲かせる。

そして、ほろ酔い機嫌で午後のプレイが始まる。


1番ホールのティグランドに立つと、また大粒の雨が…

傘をさしても役立たないほどの強い風も吹く。

ゴルフバックの雨よけカバーは、強い風に煽られてめくり上がっている。

傘を置くと、たたんだ傘が風で開いて風下に飛ばされていった。


台風なみの風と、横殴りの雨である。

1番ホールを何とか終えた時には、もうズボンもシャツもずぶ濡れであった。

北西の由布岳から吹きつける風は、強いだけでなく冷たい。

濡れたシャツで、ブルブル震える。

慌てて、カッパを着た。


「いやあ… 梅雨明けどころか…

 これって台風ですね… まるで…」


会話も、湿っぽい。

雨に打たれたバンカーの砂は、あっという間に固く締まっている。

強風で、バンカーのボールが転がる。

いやはや、すごい荒天である。


コンペじゃなければ、もう止めるところなのに…

ブツクサ文句を言いながら、3ホールほど進むと、急に強い日差しが。

雨上がりの澄み切った青空が、目に眩しい。


あいかわらず強い西風に悩まされたが、その風のおかげでビショビショだったズボンもシャツも乾いた。

表彰式を終えて、クラブハウスを出ると、また朝方と同じような好天気。

真っ青な空に、高原のそよ風が気持ちいい。


女心と秋の空。

昔からすぐコロコロと変わるものの喩えとして、よく言われる言葉である。


あれは一体何だったのだろう。

あんなにたびたび激しく変わる天気…

政権と、梅雨明け間近の昨日の天気。


いずれにしても、暑い夏ももうすぐである。