妻が、東京の子どもたちの処に出かけた。
たったの2泊3日。
東京に嫁いだ娘と、東京で働いている二人の息子と出会うのを楽しみにしている。
娘が嫁いでからは、その回数も増えた気がする。
妻の留守中は、食事の準備は私の役目である。
一人だけなら、丸ごとのチクワと冷や奴にする豆腐程度の酒の肴さえあればそれでいいのだが…
80過ぎの父がいるので、そう言う訳にはいかない。
でも、大した料理を作るわけではない。
朝食は、味噌汁と目玉焼き。
昼は、インスタントの生ラーメンか、冷や飯と冷蔵庫の余りものの野菜で雑炊。
夕食は、近くのスーパで買ってきた刺身と惣菜を盛り付けて、あとは簡単な炒めものと生野菜のサラダくらい。
炒めものは、一昨日は佐賀牛とキャベツを炒めて焼き肉のタレをぶっかけただけのものだったし、昨夜は白ネギと砂ずりを炒めただけの簡単なものだった。
でも、夕食の後、明日のご飯は、2合にしようか、3合しようか…
次の日の研ぐ米の量を決めるのに、悩んでしまう。
二人分の分量は、米にしても料理にしても難しい。
家族が多ければ、こんなに迷ったりする必要はないのに…。
作りすぎた料理も、中途半端に残ったご飯も、すべて腹の中に無理やり詰め込んでしまう。
もったいなくて、捨てることはできない。
炊事当番を3日間も続けると、間違いなく食べ過ぎで、太ってしまう。
たったの2泊3日だか、妻が数日家を留守にした時、いつも思うことがある。
ありがたみが解かった。
間違っても、逃げられたりしないようにしなくっちゃ…
時々は、食事の片づけくらいしてやろう。
洗濯物の取り入れくらいは、手伝おう。
而して、喉もと過ぎれば何とやら…
この繰り返しである。