綱紀粛正 | きゅーたんの愛犬教育ママ日記

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黒パグ♂「くま」の子育て系戦いの話です。
くまの弟ぎんがプラスされました(^_^;)
更に我が家史上最大のヘタレ犬
BCの「ホッシー」がプラスされました(^_^;)

このところ。
実は星とはなんか変で。

星は器用で頭良く、まだ1歳ちょっとだというのに、
とにかく出来すぎるほどよく出来る。
なんでも出来る子だと言える。
星にものを教えるのは本当に難しくなく、
解りやすく説明さえしてあげればなんでもすぐに覚える。
そして、内容を間違わない。
彼は剛胆で繊細。意欲満載で時としてダダ漏れ(笑)

これが、、世界で最も賢いと言われる犬種、
そして、フィールドタイプの犬としてブリードされてる星の特性なんだと思う。

星は、小さい頃、犬舎で本当にちゃんとした幼少教育を受け、
ものすごくちゃんとした状態でうちに来た。
人に対しての馴れ、犬に対しての馴れも教育されてた。
要するにしつけ教室とかでやるパピークラスの授業をちゃんと受けてたのだ。

おかげで私は一切苦労する事無く星を迎え入れる事が出来た。

星のTOGO犬舎。
この犬舎は本当に心から信用出来るちゃんとしたブリーダーなのだ。
ブリーディングポリシーとブリーダーとしてのプライドを持つ。
やっぱり、訓練所だからな(^^;)

ぎんの時にもつくづく思ったけど、
ちゃんとしたブリーダーさんから迎え入れる場合は
あまり、小さすぎる段階で連れてこない方がいいなと思う。
うちのパグのサンボーイズ犬舎もとてもちゃんとしたブリーダーさんで、
ぎんは震災で迎えに行けなかった為、3ヶ月半でうちに来た。
小型犬は特に可愛い頃に親元を離れていくから、
2ヶ月くらいで来る場合が多いけど、
3ヶ月半で来たぎんはすっかりしっかりしてた。

のびのび大人の群れに交じり、来る人々にものすごく可愛がられて。
これが、ぎんの素敵な伸びやかで可愛い資質を育てたのだと思う。
サンボーイズ犬舎の力だ。

さて、星の話に戻る。

うちの訓練所の大先生は「6ヶ月くらいまでは遊んでればいいです。」
そうとだけ言った。
そう言われるのも解ってた。
うちもぎんの時からその方針。
くまは小さい頃に制御しすぎたと思っていて、
それを解除するのに逆にすごく苦労したから。
チビズが訓練所に行くときには一緒に連れて行って、
状態を見てもらったりしたけど、特に何かをやらせる事無く。
引っ張りっこをしたり、ボール遊びをしたり。

6ヶ月位から低いハードルを軽く跳ばせたりトンネル体験させたり
タイヤ経験させたり。

そんな程度。

けれど、恐ろしくなるほどめきめき星はものを覚える。

そして、気がつくと本当になんでも出来る。

ただね。
多分、彼はそれが自分は楽しいからやるだけなのよ(^^;)
理解力が低い内は「どうやったらいいんですか?」
そう、常に私に聞いてきてたから破綻する事は無かった。
けど、すごく星が自信を付けてきた今、なんか変だと私が思う様になった。

「出来ちゃうけど、微妙に私が思った通りでない。」とか
「出来ちゃうけど、必要な意識を私に向けてない。」とか。

出来ちゃうから、逆に厄介。

誰にも、この私の違和感、とっても嫌な感じを理解してもらえないOrz

星に馴れない私のハンドリングも良い訳じゃあないから余計に厄介。
ハンドリングミスだと思われる。

けどね。
絶対に違うんだよ。

星は私のすごい適当なハンドリングでも、
実は、私が思った事をやってくれられちゃう。

そういう時は、私に集中してる。

ここ最近の気持ち悪い成功は、自分勝手に走ってる延長の上。

そして、決定打。
友達と練習してて。
私と星とはなんだか解らないところで失敗しまくる。
それを友達が見てて、手を貸してくれた。

ハンドリングのやり方をこうやってみたら?と教えてもらって、
やってみるけどそれでも上手く行かない。

そこで、友達にちょっと星とやってみてもらった。
出来る
( ̄□ ̄;)

その時何が違うかというと、ハンドリングの細かい点では無いと思ったのだ。
速度もハードルを跳ぶ距離も何よりアテンションも違ってた。

私はアテンションを失ってる。
本当に衝撃な事態だった。

星は状況把握が巧みな犬なので、
私と引っ張りっこしてたりすると、流血の事態になるほど夢中にやるけど、
他の人だとそうやらない。
すごく遠慮する。
いったいなんですか?と言いたくなるほど借りてきた子になる。
そう。星は私じゃなければちゃんとやれるOrz
友達にひいてもらって、ちゃんとできたとき、本当にハッとした。

要するに、出来る出来ない、私が上手い下手でなく、
この問題の根源は私と星との関係性だと。

そして、猛烈に落ち込んだ。

あり得ない。

アイツにいつの間にか舐められてる。
舐めた態度をすこしずつ折り込んできてるのを許してこのざまなんだと。

そして、綱紀粛正を計る事にした。

特に日常生活の中でね。
それは絶対に必要で、逆に競技に影響しないから。

でも、これが、星と私の今だ。

綱紀粛正。それは。

どこでもいつでもなんでも言った事を絶対に守らせる
ただ、それだけ。

なんて、星とは低次元なんだろ(爆)

まあ、そこに気がついて良かったと思う。

マテも呼びも全て同じところから発生する問題だと思った。
要するに、舐められてる。日常で。

大先生と、昨日呼べなきゃ走れないコースをやってた。
で。
呼べた。
気持ち悪さが払拭されてた。
ちゃんと呼べてた。

間違ってないって事だと思う。

明日は、大好きな友達と星の大好きな友達犬とやってみる。
これで、変にならなければある意味私の立ち位置は本物だよ。
後は維持するだけ。
維持するのが難しいんだけどね。

犬をただ、甘やかすのと、可愛がるは絶対に違うと思う。
旧部活の体育会系論理な考えかた論も通じないと思ってる。
犬とは自分の考え方でものが変わると思わない。
結果ありき。行動の到達点こそが答え。

私、馬術競技やってた人間ですから。

そう。結果ありき。
長く日常を淡々と積み重ねるその上に真の関係がある。
そして、どんな犬と何をどうやりたいか?
そのビジョンはやっぱりぶれちゃダメだな。

私は、私の指示に聞く耳を持つ。そして動くそういう心通じる犬が欲しい。
心通じる犬が欲しい。

もう、迷わないでおこう。

多分、私は間違ってない。

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