私は、たまにミニシアターで上映予定を見ずに飛び込みで映画を見に行くことがあります。

数年前に、偶然この映画に出会いました。

当時、医療ソーシャルワーカーとして少し限界を感じていた時でもありました。

単なる退院調整だけでも完結する仕事。患者さんのためにという人当たりの良い雰囲気と巧みな言葉で、結局病院の思うような退院日、退院先の設定を行ってしまう仕事。そして、それで何も咎められることがない状況。ソーシャルワーカーは、本当はどの職種よりも悪性を有しているのではないかと・・・。

そんな時に、この映画に出会い、感動したのです。

こんなソーシャルワークをしたいなと、心底思いました。

もし、皆さんが、日々の業務に辟易として、ソーシャルワーカーとして何かを見失っていると感じることがあったなら、この映画の世界に入ってみませんか?

 

内容は実話です。そこで活躍しているソーシャルワーカーも実存します。

そして、戦う相手は国であり、守る対象は子供たちです。

 

 

 

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主演:エミリー・ワトソン

監督:ジム・ローチ

1986年のイギリスのノッティンガム。社会福祉士のマーガレットは、ある晩、シャーロットという女性から自分のルーツを調べてほしいと相談を受けた。オーストラリアからはるばる訪ねてきたというシャーロットは少女時代、ノッティンガムの児童養護施設にいたが、ある日、他の児童たちとともにオーストラリアに移送された。養子縁組ではないその移送に疑問を抱いたマーガレットが調査したところ、シャーロットと同じ扱いをうけた人々がオーストラリアにたくさんいることを知り、夫マーヴや上司の理解と協力の下、彼らの家族を探すことにする。しかし、彼女の活動は児童移民に深く関わっていた慈善団体や教会の立場を悪くするものであったことから、彼女は言われなき中傷や脅迫を受けることとなる。更に、被害者の悲惨な体験を聞き続け、彼らの気持ちに寄り添い過ぎたために、心的外傷後ストレス障害に陥ってしまう。それでも、マーガレットは夫に支えられ、そして彼女に救われた被害者たちの励ましを受け、粘り強く活動を続けて行く。(Wikipediaよりあらすじ抜粋)

 

 

 

通常の三倍

地域を知る

 

こんにちは、最近念願のビジネス用13インチのノートPCをGETし、テンション爆上がり、仕事へのモチベーションが上がっているDOです。さて、今回も元MSW、現包括で勤務する私のお話しにお付き合いください。

皆さんは「地域の社会資源を知る」や「地域を知る」と聞いてまず何を思いつきますか??

 

転院支援をスムーズにするための他院への訪問、在宅療養を支援するため訪問看護との顔合わせ、介護施設を見に行くなど、沢山あると思います。もちろんどれも正解ですが、私が大切と感じているのは「知ることの必要性をきちんと自分の中で理解できているか」ということです。

初任者の方は特に覚えておいてほしいのは、日頃MSWが当たり前にしている情報提供や提案というのは、その人の人生を左右するかもしれない大事な場面であるということです。そのため「なぜ本人・家族にその社会資源を紹介したのか」、「なぜその提案をしたのか」、説得力のある言葉で説明できなければなりません。それを実現するための「知る」です。そしてそれが専門職であり、MSWのアセスメントだと思っています。

 

私の座右の銘は「百聞には一見にしかず」であり、知らないもの、見たことないものを人に紹介するのに強い抵抗を感じるため、自分の中で社会資源となりえるものはすべて足を運んで見るように心掛けています。

また、包括に異動して思うこと、それはMSWには「知る対象」にフォーマルな社会資源だけでなく、インフォーマルも含めてほしい(関心を持ってほしい)。地域には本人が本人らしく過ごすための多くのサロンや自治公民館活動、交流センターや福祉センターでの自主グループ活動などがあります。自治体にもよりますが、行政職員も一緒になって、あの手この手を使って、介護保険に頼らない社会資源の開発に取り組んでいます。こういったところにMSWが直接紹介することは少なく、包括へ依頼することが多いかもしれませんが、だからこそ我々包括と一緒にインフォーマルについて考えてみませんか?そこには住民の試行錯誤の取組みや努力する姿があります。

 

そんな空間や思いを知ったMSWはまた一段と成長できると思います。

一緒に社会資源を知り、地域を知り、そこに生きる人達とその生活を輝かせていきましょう。

 

 

 

DO

皆様、こんにちは!

休日をいかがお過ごしでしょうか?コロナウイルスの感染拡大傾向のところが多く、積極的にどこかにお出掛けということが難しい日々が続きますね。


さて、今日はそんなお出掛けが出来ない日々には読書をオススメします!

休みの日に専門書読めなんて思いません。読めれば読めたでいいことは間違いないですが、そこは少々ハードルが高いです。そもそも本なんて読まない。なんて方も多いでしょう。そんな読書ビギナーや苦手さんにオススメなのは本屋大賞受賞作です。受賞作の多くが映像化されており、とっつきやすく読みやすい作品ぞろいです。ときに私たちのお仕事にふれるようなテーマなんかもあります。今回の受賞作は社会的養護や虐待といった社会福祉に関連しそうな内容がふりかけられています(このふりかけられるというところが大事です。ガッツリ書かれたらもう専門書ですから。)。それになんといっても九州が舞台ですから、読まずにはいられません!

こういった文芸作品も意外と学びになります。登場人物と問題になっている物事を俯瞰でみたり、登場人物の行動や想いの描写に共感したり。また、知らない業界の事情や知識も少しは知ることが出来ます。そして、物語を読む力があればナラティブな支援もきっと上手くいくと思います。


さぁ、みなさん書店へGo!あなたにとっていい一冊がありますように。





よねお