死してなおその輝きは後編~マレーシア遠征3/1 | 九大昆虫班のブログ

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九州大学生物研究部昆虫班です。班員が交代して更新します。

少し車で奥まで移動。

よっしー先輩がFITをしかけるということで、私もしかけてみることに。

甲虫屋さん御用達のFIT(Flight Interception Trap)、別名衝突版トラップですが、私は初めてしかけます(なんかさっきも書いたなこんなこと)。

一応、恐縮ながらFITの説明を。

あーえーっと、



こんなんです(投げ)。

この長方形の部分に飛んできた虫が当たって下の漏斗の部分に落ち、コップに入る、というものです。

このFITについては九大博物館の丸山先生のサイトや甲虫ニュースNo.166が詳しいので、つくってみようわくわくさんという方はそちらを参照のこと。


ちなみに私が今回やったのは紫外線LEDを付けたもので、より虫を集めやすくなっております。

(これ買ったって言ったら作ってもらえばよかったのにと言われたので今度からは作ってもらいますねニッコリ)


設置後、ナイター前に神殿へ。

するとやーさん先輩が

「あ、こんなの拾っちゃった」




!?

お、お、お、オウゴンオニだーーーーー!?チヘドブッシャー

しかも結構大きい! 我々のテンションは一気にMAXボルテージへ!

昨日の夜飛んできたのでしょうか、すでに昇天しており、残念ながら脚が一本ありませんでしたが、それでもほぼ完品でした。



後輩からぶんどり譲り受け大喜びでファインダーに収まるこめちゃん先輩。

もう一体くらい落ちていないかと血眼になりながら探すも、残念ながら見つからず……。


食後、ナイターへ。

しかし見返しても写真がない
きっとオウゴンオニのテンションで写真を撮ることなんてどっかいっちゃったんだよてへぺろ。

メモを見ると、「キクロのオス(超ちいさい)」「ギデオンのメス」「コーカサスがゴミのよう」とあります。

そうだ。ナイター初のクワガタが来たんだった。某杉浦の背中にとまっているのを私が発見し「これは私のだ!ガルルル」と言ったのを思い出しました。


あとは神殿でクシヒゲなカミキリとコメツキを採ったくらいですかね。
→コメントにてご指摘いただきました。Eulichadidaeという科の甲虫で、日本にこの仲間はいないそうです。そういや確かにいつものコメツキみたいにパッチンパッチンしてなかったな。



こんなやつです。あ、言っときますけどこのテキトーに見える展足は実家に持って帰る際にずれちゃっただけで、当時はちゃんとしてましたからね! 戻そうという努力もしましたからね! 結局面倒になってこれでいーやって写真撮ったけど。あとで修正版載せます……。

あと杉浦がナンバンダイコクをもらった、と言っていました。普通の糞虫は先の記事にも載せたような大きさ(だいたい20~30mm)ですが、このナンバンダイコクはクソデカいです(糞虫だけに)。言うて手のひらくらいはあります。後で写真載せといてよろしく(笑)。

そのデカさゆえか、基本車に轢きつぶされていて完品に巡り合えない……。


というわけで本日の採集もおしまい。
思ったより大きな昆虫を見てない気がする……、虫いねえーなどと話しながら帰路に着いてい

こめちゃん「わ! ゾウだ!」ッキキキキキキイイイ!!

一同「わあああああ!」


そうですここにはゾウがいるのです! しかし今まで足跡やフン、もしくは杉浦が夜見回り中に遠くに光る二つの赤い点を目撃した程度で、実際にその姿を目にするとは思ってもみませんでした。

しかもかなりのスピードでぶっ飛ばしていくような道路の真ん中を夜中に悠々と歩いているのだからびっくりぽんやで!

再びテンションが上がり道の真ん中でUターンを決めもう一度シャッターチャンスを狙います。

まだいた! いまだ! しかしフラッシュがうまくたけな――

ゾウ「フシューーーーッ」

こめちゃん「警戒音! やばい、逃げる!」

脱兎のごとく発進。残念ながら写真を撮ることはできませんでした。


というわけで怒涛の四日目でした。

四日目、終了。

(4/1修正)