みなさん、こんにちは。今回ブログを担当させていただきます、元マネージャーの赤間優里奈です。
野球部を引退して約8か月が経ち、現在は卒論発表を3月に控え、日々研究とバイトに励んでいます。試行錯誤したり、技術を磨いたりして成果を出す楽しさを味わえる研究も良いですが、やっぱり野球場に行って選手たちのプレーを観たり、みんなで話をしたり、マネージャーの仕事をしたりしていたのも、充実した時間だったなと懐かしく思います。今回は、野球部で過ごした日々を思い出しながら、思ったことを書いていこうと思います。お付き合いいただけると嬉しいです。
私は、2年生の後期に野球部に入部しました。途中から、しかもかなり遅い時期に入部した私にも学年問わずフレンドリーに接してくれ、不安と緊張がすぐに消えていきました。それぞれのブログからも分かるように、野球部のみんなはとても個性的で自分をしっかり持っている魅力的な人ばかりです。私は、マネージャーという支える側の立場でしたが、そんなみんなに逆に元気をもらったり、助けてもらったり、学ばせてもらったりしていました。
選手のみんなは、ずっと野球のことを考えていて、練習のとき以外にもどうすればもっと強くなるのか意見交換したり議論したりしている姿をよく見かけました。また、コロナの自粛期間中、部活動が停止になった時も、自分に足りない部分は何か、今できることは何かを考えて実行し、ひたむきに努力していました。練習の時はもちろん、自主練や筋トレなど、私の知らないところでももっともっと努力を重ねていると思います。みんな本当に野球が大好きで楽しくて仕方ないという気持ちが伝わってきました。私自身はかなり飽き性で、一つのスポーツだけではなく、いろいろなスポーツをして、ある程度のレベルに達すると努力を怠ってしまうような性格だったので、惜しまずに努力するみんなのことを本当に尊敬していましたし、どこか羨ましかったです。常に自分のレベルに満足せず上を目指し続けるのは、想像以上にきつく、難しいことだと思います。それでも努力を重ねてリーグ戦で勝利を掴んで喜ぶみんなの姿を見て、感動と嬉しさでいっぱいでした。その喜びを野球部の一員として味わわせてくれた選手の皆さんに感謝していますし、野球部に入って良かったと心から思っています。
同級生スタッフの吉安くん、京香ちゃん、伊津野くんには、マネージャーの仕事やスコアなどたくさん教えてもらいました。3人はコミュ力もあるし、気が利くし、仕事ができる頼りになるスタッフでした。様々な場面で助けてもらって、みんなのおかげで最後までマネージャーとして活動することができました。本当に感謝しています。人懐っこくてかわいい後輩たちもできて、みんなと活動するのはすごく楽しい時間でした。スタッフは、自分自身はプレーせずに裏で選手たちを支える役職ですが、九大のスタッフ陣を含め、九六の幹事たちは、チームや連盟をより良くするために、選手が最大限力を発揮できるように、自分たちの仕事・チームに誇りを持って取り組んでいます。私は、高校までずっと選手側だったので、裏方として精一杯働く皆さんを見て、こんなに人のために熱くなったり自分の時間を費やしたりできるのはすごいことだなと驚いたのを覚えています。それととともに誰かを支えて力になれることの素晴らしさ・嬉しさを知りました。しかし実際は、戸惑うことやどう動いたらいいかわからないことが多かったです。今考えると、もっとこうしたら良かったと反省することが多々あり、自分が貢献できたことは少なかったと思います。それでも、今どのように動くことが選手にとって一番良いかを常に考えるという経験は自分にとって成長できる良い機会になりました。
野球部はスタッフだけではなく、石橋先生や作田監督、コーチ、OBOGなど大勢の方々に支えられて活動できています。未熟な私にご指導・ご鞭撻を賜りましてありがとうございました。
野球部に入っていなかったらどうなっていただろうかとふと考えることがありますが、何度考えてもやっぱり野球部に入って良かったなと思います。ありがたいことにベンチでのスコアラーや最後のドームの試合でのアナウンスなど、貴重な経験もさせていただき、充実した大学生活を送ることができました。なにより、たくさんの素晴らしい方々に出会えたことに一番感謝しています。これからも出会いを大切にして生きていきます。
長文になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は1人目の佐藤、佐藤駿丞くんです。お楽しみに!