ただ毎日を全力で生きています

これは僕が1番好きな言葉です。

 

入学時から、プロ野球選手になるという目標を掲げ、その実現に向け ただ毎日を全力で生きる ことを信条に頑張ってきました。

身体が細かったので、栄養やトレーニングなどを勉強し、技術面も投球フォームなど動画を撮影しながら色々試行錯誤してきました。野球に限らず日常生活でも、積極的に色んな分野の方とコミュニケーションをとり、そして留学に行き、留学先のチームの監督に交渉し練習に参加させてもらうなど経験を積み、視野を広げようと努めてきました

しかし振り返ってみると思い通りにならなかったことのほうが大半で、失敗続きの4年間だったと思いますが、得れるものも多かったです。その中で特に心に残っている2つ紹介したいと思います。

 

1つ目は人との出会いです。

チームメイト、友人、体のケアやトレーニングを教えてくださった人など今まで出会なければここまで成長できませんでしたそして今も仲良くさせてもらってる人は、みんな目がギラギラしてます

 

本気は、目つきに出る」

 

上の言葉は、同じく今年度プロ志望届を出し、ドラフト指名された福岡大の仲田選手が教えてくれた言葉です。彼はとてつもない量の練習をこなしています。その姿を目の当たりにしたときは、こういう選手がNPBに行くんだろうなと、そのオーラに押されたことを覚えています。一生懸命取り組めば取り組むほど、未熟さや自分の全力なんて他人の普通であると認識するタイミングが来ると思います。でもそれもまず全力でやってみないと分からないことです。たくさんの人刺激をいただきながら、今夢中になれているものに没頭できていることは、素晴らしい時間を過ごせていると思います。感謝しかありません。

 

2つ目は、ブレない軸を確立できたことです。新型コロナウィルスにより大学3年時の春季リーグ戦が中止になり、それ以降引退まで幾度となく学校での練習が禁止になるなど、多くの制約の中で生活することが余儀なくなりました。その時も今この環境を最大限に利用してやるんだという気持ちでYoutubeに動画投稿を始めたり、身体作りなどより一層取り組んでたことを覚えています。その甲斐あってか、大学3年の秋のリーグ戦ではライバルの福岡大に白星をあげるなど、少しずつですがやってきたことが形になっていきました。それも状況がどんなに変化しても、毎日を全力で生きようとする姿勢のおかげで、向上心を保てたと思います。

 

そして何より野球に打ち込める環境を用意してくれた両親、九州大学硬式野球部の活動を支えてくださった作田監督、石橋部長、迫さん、またOB、応援団の方、特に現在も主務としてチームに携わっている吉安には本当に感謝しております。吉安は夏場の百道浜でのトレーニングに毎回参加くれましたし、ドラフト前の取材依頼など多くの手続きを助けてもらいました。あとは、どちらが先輩なのかわからないぐらい、いじってくれたり可愛がってくれます。(笑)ありがとう!! またご飯行きましょう!



最後に

僕は不器用です。でも不器用なりに今も夢に向かって頑張っています。

また必ず何事も終わりは来ます。でも終わりが来ると自覚して今生きることで人生に迫力が出ると思いますこれからも置かれてる環境の中でただ毎日を全力で生きていますと言い切れる自分でいたいです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後も九州大学硬式野球部の応援をよろしくお願いします。

 

芦谷汰貴