『コツコツが勝つコツ』


はじめまして、経済学部1年の法村優雅です。僕はソフトボールをしていた兄の影響で、小学校に入る前からソフトボールを始めました。その後、香椎第3中学校、香住丘高校の野球部で野球をしてきました。小、中、高と素晴らしい指導者の方とチームメイトに恵まれ楽しい野球人生を送り、更に高いレベルで野球をしたいと思い、大学でも野球部に入部しました。

さて、ここからは大学野球を始めて半年が経った感想を書いていこうと思います。大学野球を約半年やってきて思うことは、とてもレベルが高いということです。大学に来る前からそのことは十分分かっていたつもりでしたが、実際に試合に出て体験してみると、ピッチャーの球速や、打球の速度など想像を遥かに超えるほどのスピードに圧倒され、自分もこんなプレーが出来たらなと思いました。しかし、そう思っているだけでは成長することはできません。どうすれば理想を現実にすることができるでしょうか。

例えば、Aくんにはホームランを打ちたいという理想があるとしましょう。このときAくんは、「もしもホームランを打てるようになったら」と、ホームランを打てるようになった理想のAくんを想像します。この理想のAくんにはどれだけの筋力があるでしょうか、また、どれだけの技術が身に付いているでしょうか。そして、Aくんは現在のAくんと理想のAくんの差を埋める方法を考え練習をします。こうして計画を立てて、実行し、振り返って、もう一度計画を立てるというサイクルをコツコツと何度も繰り返した結果、Aくんは理想のAくんになっているかもしれません。日米通算4367安打の世界記録を持つイチローさんも「小さなことを多く積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道である」という言葉を言っています。コツコツが勝つコツなのです。

これまでを振り返ってみても僕は今までそうやって成長してきたように思います。そして、自主性が強い大学野球では今まで以上に、自分で考えて練習することが求められます。今は、まだ遠い目標かもしれませんが、リーグ戦でベストナインを取るという目標を達成するためにこれからもコツコツと頑張っていきます。

最後に、拙い文章でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。これからも九州大学硬式野球部の応援をよろしくお願いします。