神宮は男のロマン

 皆さん、初めまして。九州大学硬式野球部1年の刈谷 亘希(かりや こうき)と申します。これから1年生が自己紹介も兼ねてブログを書いていきます。楽しみにして頂けると嬉しいです。
 まずは簡単に僕の自己紹介をしたいと思います。兵庫県出身で小学校1年生の時に野球を始め、中学では神戸ドラゴンズというクラブチームで、高校は長田高校で野球を続け、1年浪人した後、九州大学法学部に入学しました。ポジションは小1から今までずっと外野手で、九大の硬式野球部にはコロナ自粛が明け、全体練習が再開した8月から入部しています。趣味というほどではないのですが、地元神戸のサッカーチームであるヴィッセル神戸の試合観戦が好きで、今はスタジアムに行けないものの、試合のある日はネットで速報を見て楽しんでおります。
 自己紹介もこの辺りにして、大学野球の話をしたいと思います。大学野球に触れてから3か月、もうすでに多くの洗礼を浴びています。リーグ戦でベンチ入りしたことをその時は嬉しく大喜びしていたのですが、実際に10試合ベンチ入りし、何かチームの勝利に貢献できたかと聞かれると、一切ないと答えるしかない不甲斐なさで、自信満々にベンチ入りを喜んでいた自分が今となっては恥ずかしいです。しかも、教えてくれる絶対的な指導者がいない大学では、自分に足りないものは何か、それを補うためにどんな練習をしたらよいのかを自分自身で考えなければなりません。今まで中学、高校と素晴らしい監督、コーチの方々に教えてもらうだけであった自分にとって、自分の欠点を見つけ、補う方法を考えることなどできるはずもなく、リーグ戦が終わるまではただがむしゃらにバットを振ることしかできませんでした。
 しかし、リーグ戦も終わり、オープン戦も終わろうかという今、自分の中で、どんなスイングをして、どんな感じで打球を飛ばしたいのか、どんな守備をすればリーグ戦でも通用するのか、ある程度わかってきたように思います。高校の時にやっていたバッティング練習をもう1度確認してみて、色々な先輩に厚かましく教えてくれと頼んで、考えに考えてやっとのことで少し進歩できてきたのかと思います。まだまだ成長しなければならないですが、地道にポジティブに頑張っていこうと思います。
さて、もう一つお話したいことがあります。僕の尊敬する2人の人物のお話です。九大の野球部には尊敬できる先輩方がたくさんおられますが、僕が小学校の時からかっこいいと思ってきた人たちのお話です。中学の時に硬式野球を始めたのもその人たちの影響でした。その2人はとある兄弟で、お兄さんの方がどちらかと言うと努力家の大学選手権にも出場し東京ドームでプレーしたことがあるようなすごい人で、弟さんの方がどちらかと言うとセンスで野球をやってきて、今は草野球チーム?で無双しているそうです。もちろん野球も上手いのですが、2人ともめちゃくちゃイケメンなのです。そんな彼らのことを四六時中考えて、目標にしていたわけではないですが、1年に1回くらいふと「自分とあの人たちが同じ年だった頃とどちらが上だったか」と考えることがあります。昔は敵うはずないと思っていたのですが、高3の夏の大会が終わったころに自分も負けていないのではないかと思えるようになってきたのです。大学に入学した今考えているのは、この大学4年間で、何としてでも神宮に行って、試合に出て活躍して、神宮でも注目されるくらい勝ち上がって、その時に地元の居酒屋で自慢げに神宮の土産話をしたいということです。こんなことを言ってしまったので、おそらく父の飲み友達界隈からプレッシャーをかけられると思いますが、本気で神宮には行く気です。
 何が言いたいねんと思う方も多いと思うので、まとめると「神宮で勝ち上がりたい」それだけです。そのためには、皆さんの応援も大事になってくると思います。ぜひ、コロナが終息したら球場に足を運んでいただいて、九州大学硬式野球部を応援してください!
 稚拙な文章で読みづらい部分もあったかと思いますが、ここまで読んでいただきありがとうございました。