皆さんこんにちは。九州大学硬式野球部3年の竹丸です。前回のブログでは、「副副キャプテンの竹丸です」とかふざけた冗談を言っていましたが、チームの代がわって本当の副キャプテンになったので、リーグ戦で優勝できるチームになれるように精一杯頑張っていきたいと思います。

 

 

いきなりですが皆さん、Niziuというグループをご存じでしょうか。Nizi project というオーディションを勝ち抜いた9人で構成されたグループです。オーディションの様子がhuluで配信されていたり日テレ系の朝の情報番組「スッキリ」でよく特集されていたりしたこともあり、知っている人も多いのではないかと思います。僕自身はhuluに契約しておらずスッキリも見ていなかったので、全然詳しく知らなかったのですが、SNSや知人を通じてNizi projectというオーディションが行われていることはなんとなく知っていました。またオンラインでの就職活動の中で、自己紹介の時に「Nizi projectにハマっています!」と言っている人が何人かいたりして、最近流行っているんだなと思っていたぐらいでした。

 

しかし先日、何気なくYouTubeを見ていると、そのNizi projectの最終話の動画が出てきたので、好奇心旺盛な僕は見てみることにしました。するとその動画で、オーディションの最後まで残った12人の中からデビューする9人が発表されていて、最初は、なんか残酷だなー、とか、選ばれなかった3人はとても悔しいだろうな、とかいうような感情が湧いてきました。でも発表が終わった後、デビューが決まったそうではない人関係なく全員泣きながら抱き合ってお互いを称えあっているようなシーンを見て、最終話しか見ていない僕でもとても感動して涙が出そうになっていました。ここまでのいきさつが知りたいという単純な好奇心に加え、最終話だけ見てもこんなに感動するのだから、オーディションの最初から見たらもっと感動できるのではないかと思い、最初から見ることを決心しました。

そこから3日ほどで最終話にたどり着き、もう一度見てみると、意外なことに一回目の時ほど涙は出そうになりませんでした。なぜそうなったか考えてみると、最初から見たことで、最後まで残ったメンバーはデビューを争うライバルでありながら、親元を離れ韓国という異国の地で半年間を共に過ごし、支えあってきた仲間でもあるということが分かり、感動もしましたが、それ以上におめでとうやお疲れ様という気持ちが勝ったのだと思います。

 

 

ここまでだとNizi projectを見ての感想を述べただけのようになっているので、ここから今回伝えたいことである、そこから感じたことや学んだことについて書いていきたいと思います。

 

ず僕は、中学生や高校生くらいの年齢の子が自分の夢を叶えるために親元を離れて韓国に飛び立ち半年間、常にいつ落とされるか分からないという緊張感の中自分のスキルを上げるためにハードな練習をこなすなど、常に全力で頑張っている姿に感銘を受けました。とても強い覚悟を持っていると感じたし、自分の夢や目標に向かってひたむきに頑張る姿というのは、見ている人に勇気や感動を与え、また見ている側は応援したくなるのだなと感じました。

 

オーディションの中には、何人かでチームになって行うミッションがいくつかありました。その中で、チーム内の誰かが苦手なことはそれが得意人がアドバイスをしてあげたり、何かが得意な人がその力を存分に発揮しやすいような構成にしたりしていて、チームとして強くなるためにはどうするべきか、というのも学べた気がしました。

 

また、緊張する舞台で実力を100%発揮するためには、自信を持つことが大事であるということ、また不安な時に無理やり自信を持とうとするのは難しいため、心から自信を持てるようにたくさんの準備をすることが大事だということが分かりました。舞台に立つと自信持てず、実力はあるのになかなかいいパフォーマンスができないメンバーがいたのですが、膨大な練習を積むことで内面から自信があふれるようにし、素晴らしいパフォーマンスを発揮できるようになっていました。

 

最後NIzi projectのプロデューサーの方が言っていた言葉を記したいと思います。隠すものがない人になれ、という言葉です。どういうことかというと、人が見ているところでできないこと人がいないところでもするべきではない、人が見ているから気を付けるのではなくいつどこでも気を付ける必要がないような人間になれ、ということです。誰かに見られている見られていない関係なく、自分が正しいと思う行動、とるべきだと思った行動とっていきたいと思いました。

 

 

長々とまとまりのない文章になってしまいましたが、ちょっとした好奇心で1つの動画をポチっと押したことがきっかけで、多くのことを学ぶことができました。全然関係ないですが、自粛期間に今までほぼやったことのないギターを買って練習してみたり、1000ピースのパズルを買って挑戦(購入後3か月経ったが未完成)してみたりしました。ギターやパズルから何を学んだかはまだわかりませんが、いろんなことへの好奇心を忘れずに、これからも色々なことに手を出して、そこから多くのことを学んでいけたらいいなと思いました。

 

また、野球においては、常に勝利に向かって全力でプレーし、個人としてもチームとしても、見ている人に勇気や感動を与えられる存在、応援したくなるような存在になれるように頑張っていきたいと思いました。

 

 秋季リーグ戦が開催されるかはまだ分かりませんが、そこで自信を持ってプレーができるようにしっかり準備をしていきたいと思います。

 

 

 梅雨も明け、暑さが厳しくなってきましたが、皆さんも熱中症などに十分気を付けて、そして憎たらしいコロナウイルスに負けず、頑張っていきましょう。

 

 拙い文章でしたが、最後まで読んでいただありがとうございました。